第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」から重要な変更があった事項は次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。(見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクの項目番号に対応しております。)

 

(17) 訴訟に関わるリスク

当社グループは、2018年10月4日に9社より訴訟を提起され、合計811,499千円及びこれに対する2018年10月31日から各支払い済みまで年6分の割合による金員の支払いを求められております。2019年4月3日にMiライフケア株式会社より訴訟を提起され、111,028千円及びこれに対する2019年4月16日から支払い済みまで年6分の割合による金員の支払いを求められております。2019年10月3日に株式会社リブラボより訴訟を提起され、148,507千円及びこれに対する2019年11月9日から支払い済みまで年6分の割合による金員の支払いを求められております。また、当社グループがアトラス株式会社に2017年6月9日に提起した賃料請求訴訟(2020年3月27日に当社勝訴の判決)に対して2020年4月11日に控訴され、控訴の中で53,655千円の損害賠償請求権を有すると主張しております。

当社グループは、各訴訟において、当社グループに賠償義務はないと認識しており、かかる主張の正当性を各訴訟において主張してまいりますが、万が一当社グループの主張の一部または全部が認められなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
 また、その他想定外のリスクが顕在化し、当社グループに対して訴訟が提起された場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当社グループが属する鍼灸接骨院業界におきましては、柔道整復の療養費が減少傾向にあります。また、2018年4月に柔道整復療養費の受領委任を取り扱う施術管理者の要件が改正されたことにより、接骨院開設の要件が以前に比べ厳格化されております。

このような状況の下、当社グループは、ほねつぎチェーンの加盟院の増加、アトラアカデミーの会員の増加、自費施術に使用する機材の販売、アトラ請求サービスの会員の増加、HONEY-STYLEの利用院の増加、アトラストアにおける消耗品の販売に注力しました。

この結果、ほねつぎチェーンの加盟院及びアトラアカデミーの会員は増加したものの、機材販売が減収となり、HONEY-STYLEの有料プラン利用院が純減となりました。

以上により、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高が1,186,718千円(前年同期比19.2%減)、営業損失が111,886千円(前年同期は営業利益が27,711千円)、経常損失が107,287千円(前年同期は経常利益が30,430千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失が97,916千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失が1,453千円)となりました。

 

当社グループは鍼灸接骨院支援事業の単一セグメントであるためセグメント別の記載はしておりませんが、支援内容別の経営成績は以下のとおりであります。

 

・ほねつぎチェーン

既存の鍼灸接骨院の加盟促進に注力したことにより、当第2四半期連結会計期間末におけるほねつぎチェーンの加盟院は、前連結会計年度末から4院増加し、131院となりました。一方で、前年同期に比べ、直営院が1院減少となりました。

この結果、売上高は267,157千円(前年同期比3.2%減)となりました。

 

 

・機材、消耗品販売

療養費が減少傾向となる中、自費施術に使用する機材の需要は拡大しております。当社グループは、アトラアカデミーにおいて動画の充実を図ることで新規会員の増加を促し、セミナーの開催をとおし、自費施術に使用する機材の拡販に取り組んでおります。しかしながら、新規顧客の開発に取り組んだものの、接骨院の開設要件が厳格化された影響が大きく、減収となりました。

また、鍼灸接骨院専門ECサイトであるアトラストアでは、あしたの私をつくるケアカタログ「トトリエ」を創刊し、取扱商品の拡充を行いました。

この結果、売上高は463,416千円(前年同期比36.4%減)となりました。

 

・アトラ請求サービス

新規開設院の入会等に注力しましたが、当第2四半期連結会計期間末における会員は前連結会計年度末から14会員減少し、2,924会員となりました。しかしながら、サーバー利用料の料金改定の影響等で増収となりました。A-COMSファイナンスサービス(療養費早期現金化サービス)利用会員への貸付残高は前連結会計年度末から163,016千円減少し、512,906千円となりました。

この結果、売上高は245,530千円(前年同期比2.7%増)となりました。

 

・HONEY-STYLE

鍼灸接骨院の口コミ/予約システムであるHONEY-STYLEは、当第2四半期連結会計期間より、一部機能を無料で開放しました。これにより、当第2四半期連結会計期間末における有料プラン利用院は前連結会計年度末から75院減少し、492院となったものの、無料プラン利用院が157院となり、両者の合計利用院数は、前連結会計年度末から82院の増加となりました。

今後、無料プラン利用院を有料プラン利用院に変更するべく、サービスの強化に取り組んでまいります。なお、鍼灸接骨院の患者である会員は前連結会計年度末から10,593名増加し、413,737名となっております。

アトラアカデミーの会員は、前連結会計年度末から1,503会員増加し、14,248会員となりました。

この結果、売上高は87,271千円(前年同期比39.7%減)となりました。

 

・介護支援、その他

ほねつぎデイサービスの加盟店開発に注力した結果、当第2四半期連結会計期間末における加盟店は前連結会計年度末から2店増加し、17店となりました。また、既存加盟店のロイヤリティ収入の拡大及び直営店の売上高拡大等に努めました。

この結果、売上高は123,341千円(前年同期比54.6%増)となりました。

 

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ176,612千円増加し、4,499,992千円となりました。これは主に、ソフトウエア仮勘定が199,736千円及び営業貸付金が163,016千円減少したものの、現金及び預金が126,052千円、商品が154,720千円及びソフトウエアが310,833千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ298,338千円増加し、2,784,060千円となりました。これは主に、買掛金が33,031千円及び収納代行預り金が78,635千円減少したものの、未払金が199,799千円及び長期借入金が244,581千円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ121,725千円減少し、1,715,932千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失を97,916千円計上し、剰余金の配当が30,764千円あったことによるものであります。

 

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,489,027千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な内訳は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、79,885千円の支出(前年同期比78.4%減)となりました。主な内訳は、資金の増加要因として、減価償却費の計上80,905千円、売上債権の減少48,150千円、営業貸付金の減少149,405千円、法人税等の還付額14,096千円、資金の減少要因として、税金等調整前四半期純損失の計上90,375千円、たな卸資産の増加160,016千円、仕入債務の減少33,031千円、収納代行預り金の減少78,635千円、法人税等の支払額27,824千円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、22,073千円の収入(前年同期は252,975千円の支出)となりました。主な内訳は、資金の増加要因として、投資有価証券の売却による収入12,376千円、投資事業組合からの分配による収入14,994千円、資金の減少要因として、有形固定資産の取得による支出9,948千円、無形固定資産の取得による支出2,366千円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、183,863千円の収入(前年同期比46.1%減)となりました。主な内訳は、資金の増加要因として、長期借入れによる収入300,000千円、資金の減少要因として、長期借入金の返済による支出87,086千円、配当金の支払額30,663千円であります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。