当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度においては、営業損失79,073千円、経常損失75,040千円、親会社株主に帰属する当期純損失は187,923千円となり、営業活動によるキャッシュ・フロー△117,496千円を計上いたしました。また、当第2四半期連結累計期間においては、営業損失38,774千円、経常損失36,322千円、親会社株主に帰属する四半期純損失41,046千円となり、営業活動によるキャッシュ・フロー△13,959千円を計上しております。
これらの状況により、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しておりますが、「第2事業の状況3財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(6)継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策」に記載のとおり、当該重要事象等を解消するための具体的な対応策を実施し当該状況の解消と改善に向けて努めており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断し、「継続企業の前提に関する注記」の記載はしておりません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、景気が緩やかに持ち直すものの、先行きの不透明感から企業は依然として設備投資、人件費の増加に慎重であり、また社会保障費の増加による将来の不安が消費を鈍化させる要因になっております。また米新政権の減税策やインフラ投資はわが国の経済にプラスに作用することが期待されますが、保守的な政策を推し進めることで為替が円高に作用し、輸出や企業の収益のリスクになることが懸念されます。
情報通信分野においては、対話や学習機能を搭載したAI連動型家電に注目が集まっています。情報通信機器の普及が一巡したことから販売は減少傾向で推移しますが、IoT関連の様々な分野における製品開発が期待されており、企業には収益性の高い商品による販売増やサービスの差別化による収益の増加が求められております。
このような状況のもとで、当社グループは企業理念である「1人ひとりのお客様に最適なスマートライフを!」に基づき、「家まるごとサポート」のグループ戦略に取り組み、IoT関連機器のサポート分野においてサービス領域の拡充を進めてまいりました。当第2四半期連結累計期間におきましては、駆けつけサポートサービスの充実と会員数の増加に注力し、「デジタル遺品サービス」の開始など、社会のニーズにこたえたサービスの展開をおこなってまいりましたが、一方で子会社とのシナジー発現に時間がかかっております。広告宣伝費は集客効率化を諮りながら削減をおこなっておりますが、管理コスト等が増加したため、以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,751,090千円(前年同期比16.7%減)、営業損失は38,774千円(前年同期22,669千円)、経常損失は36,322千円(前年同期19,386千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は41,046千円(前年同期139,594千円)となりました。
当社グループの事業は、パソコンやタブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定設置やトラブルに対し、訪問または電話で対応、解決するサービスの提供を行っており、事業セグメントはスマートライフサポート事業による単一セグメントであります。同事業はフィールドサポート事業と会員サポートセンター事業及びアフターセールス事業に区分され、売上高の状況は次のとおりであります。
① フィールドサポート事業
駆けつけサポートにおいて、単価向上のため、お客様に最適なサービスのご提案や、デジタル遺品サービスの開始など、ニーズに合わせた商品開発をおこない、ラインナップの強化をおこなってまいりました。また2月には総務省電気通信業法に基づく端末機器の技術基準適合認定を取得し、スマートフォン等の登録修理業者に登録されました。これによりスマートフォンの修理を開始いたしました。これらの結果、フィールドサポート事業の売上高は1,464,469千円(前年同期比18.5%増)となりました。
② 会員サポートセンター事業
会員サービスのパッケージ商品は引き続き好調で、当社会員サービスである「アフターサービス保証」の会員獲得強化により、会員数の増加に努めてまいりました。これらの結果、会員サポートセンター事業の売上高は249,108千円(前年同期比30.8%増)となりました。
③ アフターセールス事業
前連結会計年度に太陽光発電システム及び蓄電池の販売事業を撤退いたしました。これにともない当社顧客にネット回線などスマートハウス商材の販促に努めてまいりました。これらの結果、アフターセールス事業の売上高は37,969千円(前年同期比94.3%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産は932,173千円となり、前連結会計年度末に比べ101,592千円減少しました。
流動資産については697,703千円となり、前連結会計年度末に比べ129,846千円減少しました。これは主に、現金及び預金及びその他の流動資産が減少した一方、商品が増加したことによるものであります。
固定資産については234,469千円となり、前連結会計年度末に比べ28,253千円増加しました。これは主に、投資有価証券が増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は787,863千円となり、前連結会計年度末に比べ67,281千円減少しました。
流動負債については424,355千円となり、前連結会計年度末に比べ14,334千円減少しました。これは主に、未払金などその他の流動負債が減少したことによるものであります。
固定負債については363,507千円となり、前連結会計年度末に比べ52,946千円減少しました。これは主に、長期借入金が減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は144,310千円となり、前連結会計年度末に比べ34,311千円減少しました。これは主に、利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、314,887千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により使用した資金は13,959千円(前年同四半期は74,009千円の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失38,302千円、売上債権の増加3,449千円、たな卸資産の増加20,156千円、減価償却費10,762千円、未収入金の減少17,005千円、仕入債務の増加15,205千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は11,739千円(前年同四半期は87,867千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出11,413千円、無形固定資産の取得による支出3,065千円、投資有価証券の売却による収入4,528千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は61,486千円(前年同四半期は279,608千円の獲得)となりました。これは、長期借入れによる収入25,000千円、長期借入金の返済による支出86,486千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)継続企業の前提に関する重要事象等を解消するための対応策
「第2事業の状況1事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループには継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しておりますが、当第2四半期連結会計期間末日における現金及び預金の残高は334,400千円であり、当面の資金は確保しております。
また、当該事象または状況を早期に解消または改善するため、以下の対応策を実施し、営業利益の確保に取り組んでまいります。
①フィールドサポート事業につきましては、前連結会計年度は雇用情勢の変化に伴う人員体制の整備の遅れにより、当社直営店での対応件数が飽和状態となり機会損失がありましたが、人員の補充及び研修が完了したため機会損失については概ね解消しております。引き続き顧客単価の上昇のためにサービス向上と営業の強化により売上高の向上を目指します。
②集客コストにつきましては、Webによるリスティング広告を行っておりますが、顧客利用状況により地域別に管理及び費用のコントロールを実施することでコスト削減に取り組み、収益力に見合ったコスト水準に適正化し、最大効率化を目指します。