第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間における自動車市場は、南米、日本及び東欧市場に減速感があったものの、北米、欧州並びにインドが好調に、また中国が堅調に推移したことにより、販売台数は2,201万台(前年同期比2.5%増加)となりました。

このような環境の中、当社グループは、グローバル展開の一環として1月に、インド・ハリヤーナー州グルガオンに海外5拠点目となる子会社を設立し、営業活動を開始いたしました。このほか、1月開催の「オートモーティブワールド2016」への出展を通じたマーケティング活動、海外における当社サイトを検索上位にするための検索エンジン最適化(SEO)等を主軸に顧客獲得活動を積極的に展開いたしました。

情報収集コンテンツにおいては、顧客基盤の拡大に伴って増加する会員ユーザの関心が得られるよう、「オートモーティブワールド2016」、「Delhi Auto Expo 2016」の取材を通じて、企業の新技術・新製品の紹介動画を配信いたしました。このほか「FC Expo and Battery Japan 2016」の取材情報、注目車種の分解調査レポート等の掲載を行いました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における「自動車情報プラットフォーム」契約企業数は、前連結会計年度末から94社増加し2,034社となりました。

その他の事業については、コンサルティング事業は受注が好調に推移したことから、当事業の売上高は前年同期実績を大きく上回りました。また、LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業及び人材紹介事業についても、前年同期実績を上回って推移しました。

この結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高342百万円(前年同期比16.9%増加)、営業利益は、増収が経費増加を吸収し112百万円(前年同期比27.9%増加)、経常利益については、主に外貨建預金の第1四半期連結累計期間末の評価替えに伴う為替差損12百万円を計上したことにより、102百万円(前年同期比13.1%増加)親会社株主に帰属する四半期純利益は、69百万円(前年同期比16.5%増加)となりました。
 報告セグメントの状況は次のとおりです。なお、各セグメントのセグメント利益(営業利益)は、各セグメントに配分していない全社費用(各報告セグメントに帰属しない一般管理費)19百万円(前年同期比1.3%減少)調整前の金額となります。

 

 

  ① 「自動車情報プラットフォーム」事業:売上高300百万円(前年同期比14.1%増加)、 セグメント利益(営業利益)122百万円(前年同期比26.4%増加)

当第1四半期連結累計期間における国・地域別「自動車情報プラットフォーム」契約獲得の状況は、日本が好調に、また中国及びアジアが堅調に推移した一方で、北米・欧州・その他の地域は契約獲得と解約がほぼ均衡して推移いたしました。セグメント利益(営業利益)については、前年同期比で26.4%増加の122百万円となりました。

 

○「自動車情報プラットフォーム」契約企業数地域別内訳                  (単位:社)

地域

前連結会計年度末
(平成27年12月31日)

当第1四半期
連結累計期間末

(平成28年3月31日)

増減数

日本

1,145

1,209

+64

中国

240

253

+13

アジア

207

221

+14

北米

196

197

+1

欧州

141

143

+2

その他

11

11

合計

1,940

2,034

+94

 

 

○「自動車情報プラットフォーム」事業地域別売上高

地域

前第1四半期連結累計期間

(自 平成27年1月1日      至 平成27年3月31日)

(百万円)

当第1四半期連結累計期間

(自 平成28年1月1日      至 平成28年12月31日)

(百万円)

増減率(%)

日本

160

179

+11.9

中国

32

32

+2.4

アジア

20

30

+49.0

北米

28

33

+18.2

欧州

20

22

+6.7

その他

+54.4

合計

263

300

+14.1

 

 

  ② その他の事業:売上高42百万円(前年同期比41.2%増加)、セグメント利益(営業利益)10百万円(前年同期比9.4%減少)

当第1四半期連結累計期間におけるその他の事業の売上高の状況は、コンサルティング事業については技術動向・サプライヤー調査等の個別調査の引合が前期に引続いて好調に推移したこともあり、前年同期比39.0%増加の32百万円となりました。人材紹介事業及び市場予測情報販売についても、それぞれ前年同期実績を上回りました。
 しかしながら、その他の事業のセグメント利益(営業利益)については、人材紹介事業に係る人材の先行投資による人件費の増加等により、前年同期比で9.4%減少の10百万円となりました。

 

○ その他の事業の事業別売上高

事業名称

前第1四半期連結累計期間
(自 平成27年1月1日      至 平成27年3月31日)

(百万円)

当第1四半期連結累計期間(自 平成28年1月1日      至 平成28年3月31日)

(百万円)

増減率(%)

コンサルティング事業

23

32

+39.0

人材紹介事業

+20.7

LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業

+73.7

合計

30

42

+41.2

 

 

 

  (2) 財政状態の分析

  ① 資 産

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較し、102百万円減少1,672百万円となりました。この主な要因は、配当金及び税金の支払い等により、現金及び預金が141百万円減少したこと、システムリノベーションに係るソフトウエア投資に伴い無形固定資産が30百万円増加したこと等であります。       

 

   ② 負 債

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し、49百万円減少547百万円となりました。この主な要因は法人税の支払いにより未払法人税等が42百万円、消費税の支払いにより未払消費税等が10百万円それぞれ減少した一方で、賞与引当金17百万円が増加したこと等であります。    

 

  ③ 純資産

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較し、53百万円減少1,125百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益69百万円があった一方で、その他有価証券評価差額金5百万円の減少、為替換算調整勘定5百万円の減少及び配当金111百万円の支払いがあったこと等であります。