第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

   当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界自動車市場は、引続き南米及び日本が軟調に推移したものの、北米が堅調に、また、欧州、中国、及びインドが好調に推移したことにより、販売台数は6,867万台(前年同期比4.6%増加)となりました。

このような事業環境のもと、情報プラットフォーム事業については、前年同期を上回るペースでの新規契約獲得が続き、当第3四半期連結累計期間における「情報プラットフォーム」契約企業数は、前連結会計年度末から230社増加し2,170社となりました。また、5月に立ち上げたプロモーション広告事業 (サービス名“LINES”)は、PRメールサービスを中心に契約獲得が進み、幸先のよい立ち上げとなりつつあります。
 コンサルティング事業は、完成車、部品・素材メーカーや金融系調査会社といった幅広い業界からの受注があり、好調な受注ペースを維持いたしました。第2四半期連結累計期間末時点において、売上高が前期実績をやや下回っていた人材紹介事業は、第3四半期連結会計期間で成約件数を積み上げたことにより、前年同期を上回る売上高実績となりました。LMC Automotive Ltd. 製品(市場予測情報)販売事業についても、販売が好調に推移し、売上高は前年同期を上回る実績となりました。

以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、連結売上高が1,050百万円(前年同期比15.5%増加)、連結営業利益が381百万円(前年同期比26.6%増加)、連結経常利益は営業外費用で為替差損37百万円を計上したことを受け、350百万円(前年同期比14.5%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益については、237百万円(前年同期比17.8%増加)となりました。

 

セグメントの状況を示すと、次のとおりであります。

① 情報プラットフォーム事業:売上高902百万円(前年同期比10.4%増加)、セグメント利益(営業利益)380百万円(前年同期比15.4%増加)

7月、8月は企業の夏季休暇等により稼働日が少なかったものの、第3四半期連結累計期間では前年同期を上回る新規契約獲得となり、契約企業純増数は230社(前年同期175社)となりました。地域別契約企業純増状況では、展示会におけるマーケティング活動や無料登録会員からの契約獲得が好調に推移した日本、スタッフを増員した欧州ではドイツ・フランス、自動車販売台数が堅調に推移した中国、今年1月に新たにインドに拠点を設立したアジアではタイ・インド・台湾等で契約企業の純増数が2桁の伸びとなった一方で、北米では微増にとどまりました。

売上高については、全体では10.4%の増加となりましたが、6月以降の円高の影響をうけました。特に中国の売上高は、現地通貨建てで前年同期比12.4%増加となったものの、円貨換算後では、同比8.3%減少となる等、前年同期比較における売上高全体の増加幅が抑制された要因となりました

○「情報プラットフォーム」契約企業数地域別内訳                         (単位:社)

地域

前連結会計年度末
(平成27年12月31日)

当第3四半期連結会計期間(平成28年9月30日)

増減数

日本

1,145

1,284

+139

中国

240

265

+25

アジア

207

249

+42

北米

196

203

+7

欧州

141

155

+14

その他

11

14

+3

合計

1,940

2,170

+230

 

 

 

○「情報プラットフォーム事業」地域別売上高

地域

前第3四半期連結累計期間

(自 平成27年1月1日      至 平成27年9月30日)

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(自 平成28年1月1日      至 平成28年9月30日)

(百万円)

増減率(%)

日本

490

545

+11.3

中国

97

89

△8.3

アジア

72

96

+33.5

北米

89

97

+9.0

欧州

64

69

+8.2

その他

+12.3

合計

817

902

+10.4

 

 

② その他の事業: 売上高147百万円(前年同期比59.9%増加)、セグメント利益(営業利益)53百万円(前年同期比90.0%増加)

コンサルティング事業については、幅広い業界からの受注により、国内外の企業動向及び市場・技術動向調査を主軸に売上を伸ばし、当第3四半期連結累計期間売上高は、前年同期比48.7%増加の68百万円となりました。人材紹介事業については、第3四半期連結会計期間に成約件数を積み上げたことにより、第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比66.8%増加の34百万円となりました。また、LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業は、販売が好調に推移し前年同期比54.4%増加の33百万円となり、プロモーション広告事業についてはPRメールサービスを中心に契約を獲得し、前年同期比196.8%増加の10百万円となりました。

 

事業名称

前第3四半期連結累計期間(自 平成27年1月1日      至 平成27年9月30日)

(百万円)

当第3四半期連結累計期間(自 平成28年1月1日      至 平成28年9月30日)

(百万円)

増減率(%)

コンサルティング事業

46

68

+48.7

人材紹介事業

20

34

+66.8

LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業

21

33

+54.4

プロモーション広告事業

10

+196.8

合計

92

147

+59.9

 

 

 (2) 財政状態の分析

① 資  産

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較し、153百万円増加1,928百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が99百万円増加したことや、コンサルティング・人材紹介事業等の売上増加に伴い売掛金が8百万円増加したことのほか、投資有価証券が15百万円、システムリノベーションに係るソフトウエア投資等により、無形固定資産が32百万円増加したこと等によります。

 

② 負 債

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し、16百万円増加612百万円となりました。この主な要因は法人税の支払いにより未払法人税等が29百万円、消費税等の支払いにより未払消費税等が10百万円、及び設備関係未払金が5百万円減少した一方で、賞与引当金20百万円及び前受金45百万円の増加があったこと等によります。    

 

 

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較し、136百万円増加1,315百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益が237百万円、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ15百万円増加した一方で、為替換算調整勘定が15百万円の減少、その他有価証券評価差額金が四半期末評価により4百万円の減少したこと及び配当金111百万円の支払いがあったこと等によります。