(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における自動車市場は、北米がやや軟調に推移したものの、南米が持ち直しを見せ、また欧州、日本、中国等が好調に推移したことにより、販売台数は2,374万台(前年同期比5.2%増加)となりました。
このような環境の中、当社グループは、日本国内においては「オートモーティブワールド2017」への出展を通じた各事業の営業・マーケティング活動を展開、LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)の海外顧客向け紹介を開始したほか、顧客基盤の拡大を加速させるため、「情報プラットフォーム」事業において既存ご契約企業から新規顧客をご紹介いただくための「ご利用企業紹介制度」を新設いたしました。
コンテンツにおいては、米国の通商政策で注目の集まるメキシコ生産車の輸出台数情報のほか、新たにイラン、モロッコ生産車の台数情報や人気車種の分解調査等の掲載、50,000社検索におけるGoogle map機能の向上等の施策を実施いたしました。
当第1四半期連結累計期間における「情報プラットフォーム」契約企業数は、前連結会計年度末から92社増加し2,340社となりました。その他の事業については、売上高で前年同期比65.5%増加と好調に推移いたしました。コンサルティング事業は、受注・検収が前期よりも好調に推移したものの、当期首の受注残高(前年同期比94.1%減少)が少なかったことが影響し、売上高は前年同期実績を下回りました。一方で、LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業及び人材紹介事業については、前年同期実績を大きく上回って推移いたしました。また、プロモーション広告事業についても、前期実績を上回る売上高となりました。
この結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における業績は、売上高404百万円(前年同期比18.0%増加)、営業利益は、136百万円(前年同期比21.2%増加)、経常利益については、140百万円(前年同期比37.2%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、98百万円(前年同期比41.3%増加)となりました。
① 「情報プラットフォーム」事業:売上高328百万円(前年同期比10.6%増加)、セグメント利益(営業利益)130百万円(前年同期比10.5%増加)
当第1四半期連結累計期間における国・地域別「情報プラットフォーム」契約獲得の状況は、日本、中国及び欧州が好調に、またアジアが堅調に推移した一方で、北米はメキシコでの契約獲得が比較的好調に推移したものの、アメリカ・カナダでは解約が契約獲得を下回って推移いたしました。当事業の当第1四半期連結売上高は、前連結会計年度途中からの円高局面で締結した契約の影響が残り、前年同期比10.6%増加にとどまりました。セグメント利益(営業利益)については、前年同期比で10.5%増加の130百万円となりました。
○「情報プラットフォーム」契約企業数地域別内訳 (単位:社)
|
地域 |
前連結会計年度末 |
当第1四半期 (平成29年3月31日) |
増減数 |
|
日本 |
1,319 |
1,373 |
+54 |
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中国 |
283 |
296 |
+13 |
|
アジア |
267 |
280 |
+13 |
|
北米 |
202 |
199 |
△3 |
|
欧州 |
162 |
175 |
+13 |
|
その他 |
15 |
17 |
+2 |
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合計 |
2,248 |
2,340 |
+92 |
○「情報プラットフォーム」事業地域別売上高
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地域 |
前第1四半期連結累計期間 (自 平成28年1月1日 至 平成28年3月31日) (百万円) |
当第1四半期連結累計期間 (自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日) (百万円) |
増減率(%) |
|
日本 |
※ 175 |
199 |
+13.5 |
|
中国 |
32 |
39 |
+19.2 |
|
アジア |
30 |
33 |
+9.4 |
|
北米 |
33 |
30 |
△9.4 |
|
欧州 |
22 |
24 |
+10.9 |
|
その他 |
2 |
1 |
△27.1 |
|
合計 |
296 |
328 |
+10.6 |
※ 前第1四半期連結累計期間において「情報プラットフォーム」事業売上高に含めておりましたプロモーション広告事業売上高3百万円については、前第2四半期連結累計期間より独立事業としたことにより、前第1四半期連結累計期間に係る「情報プラットフォーム」事業売上高は、プロモーション広告事業売上高3百万円を控除して記載しております。
② その他の事業:売上高76百万円(前年同期比65.5%増加)、セグメント利益(営業利益)27百万円(前年同期比89.0%増加)
当第1四半期連結累計期間におけるその他の事業の売上高の状況は、コンサルティング事業については技術動向・サプライヤー調査等の個別調査の受注・検収は前期よりも好調に推移した一方で、当期首の受注残高が、前期首の受注残高17百万円に対し、1百万円と少なかったことが影響し、前年同期比17.7%減少の26百万円となりました。人材紹介事業及びLMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業については、成約と販売がそれぞれ好調に推移したことにより、人材紹介事業については前年同期比492.8%増加の21百万円、LMC Automotive Ltd.製品販売事業については、前年同期比282.3%増加の22百万円と前年同期実績を大きく上回りました。プロモーション広告事業については、受注ベースでは前年同期比134.3%増加の9百万円と大きく増加いたしましたが、そのうち4百万円についてはPRメール配信及びバナー掲載時期が第1四半期末日以後となるため、売上高計上については繰延べております。この結果、その他の事業の売上高は、前年同期比65.5%増加の76百万円、セグメント利益(営業利益)については、前年同期比で89.0%増加の27百万円となりました。
○ その他の事業の事業別売上高
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事業名称 |
前第1四半期連結累計期間 (百万円) |
当第1四半期連結累計期間(自 平成29年1月1日 至 平成29年3月31日) (百万円) |
増減率(%) |
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コンサルティング事業 |
32 |
26 |
△17.7 |
|
人材紹介事業 |
3 |
21 |
+492.8 |
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LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業 |
5 |
22 |
+282.3 |
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プロモーション広告事業 |
3 |
5 |
+32.1 |
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合計 |
46 |
76 |
+65.5 |
※ 前第1四半期連結累計期間において「情報プラットフォーム」事業売上高に含めておりましたプロモーション広告事業売上高3百万円は、前第2四半期連結累計期間より独立事業といたしました。これにより、前第1四半期連結累計期間にかかる同売上高は、変更後のセグメントにより記載しております。
(2) 財政状態の分析
① 資 産
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較し、46百万円減少の2,071百万円となりました。この主な要因は、配当金及び税金の支払い等により、現金及び預金が268百万円減少した一方で、投資有価証券の購入により投資その他の資産が190百万円増加したこと等であります。
② 負 債
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し、ほぼ変わらずの647百万円となりました。この主な要因は法人税の支払いにより未払法人税等が33百万円減少した一方で、買掛金が6百万円、未払金が7百万円及び賞与引当金が19百万円がそれぞれ増加したこと等によります。
③ 純資産
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較し、45百万円減少の1,424百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益98百万円があった一方で、その他有価証券評価差額金8百万円の減少、為替換算調整勘定3百万円の減少及び配当金136百万円の支払いがあったこと等であります。