第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

   当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 (1) 業績の状況

当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、成長戦略に挙げたテーマに取り組んでまいりました。

情報プラットフォーム事業については、1月に東京並びに9月に名古屋で開催された自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に会するオートモーティブワールドに出展し、営業・マーケティング・取材活動を展開いたしました。小規模製造業向け「ものづくり企業支援パッケージ」の販売を2月より開始し、地方で開催されている産業フェア・展示会への出展、講演等を通じて、2次・3次メーカーへの普及・認知度向上に取り組んでおります。また、6月にはサービス充実に向けた取り組みとして、「ものづくり」レポートの掲載や「部品メーカー50,000社検索」コンテンツにおいて、ご契約いただいている2次・3次メーカーの中から、自社の製品・技術情報等をご提供いただいた企業を検索上位に表示する「プライオリティ表示サービス」を開始いたしました。このほか、CASE(Connected, Autonomous, Sharing、Electric)に関連するコンテンツ提供の一環として米国ラスベガスで行われた次世代のイノベーションが集うCES2018、同じく上海で行われたCES Asia 2018や北京モーターショー2018等の展示会を取材し関連情報の掲載を行いました。さらに、7月には自動車産業を支える多くの中小製造業と取引のある株式会社名古屋銀行と業務提携を行いました。当第3四半期連結累計期間末の「情報プラットフォーム」契約企業数は前連結会計年度末から211社増加2,803社となりました。

その他の事業については、コンサルティング事業は、大口案件獲得を含め受注活動が好調であったことから前年同期の実績を大きく上回りました。人材紹介事業については、OEM・部品メーカー等からの設計・開発、技術職を中心とした人材需要は引続き旺盛で、前年同期を上回る実績となりました。LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業は、新規販売及び更新販売ともに好調に推移したほか、10月に開催予定の有料セミナーの集客も順調に進み盛況となっております。ベンチマーキング関連事業については、分解調査データ販売及び車輌・部品調達代行サービスがともに好調に推移しました。

以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における業績は、コンサルティング事業やLMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業等の牽引もあり、連結売上高は1,500百万円(前年同期比23.3%増加)、連結営業利益が528百万円(前年同期比24.2%増加)、連結経常利益は、投資有価証券の受取配当金や売却益等により、上場関連費用を吸収して537百万円(前年同期比22.7%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益については、366百万円(前年同期比24.2%増加)となりました。

 

セグメントの状況を示すと、次のとおりであります。

① 情報プラットフォーム事業:売上高1,167百万円(前年同期比13.9%増加)、セグメント利益(営業利益)511百万円(前年同期比18.7%増加)

当第3四半期連結累計期間においては、日本は契約獲得が低調に推移したことにより、売上高は前年同期比で8.9%増加と1桁台の伸びにとどまりました。アジアの売上高は前年同期比で39.2%増加と引続き拡大傾向にあり、タイでの契約は伸び悩んだものの、韓国や他のアセアン地域では引続き順調な契約獲得となりました。欧州ではドイツを中心に契約獲得が進み前年同期比で26.5%増加と高い伸びとなりました。全体では大きな比重を占める日本における契約純増高の伸びが低調であったことが起因し、13.9%増加と前年同期と同水準(前年同期は13.6%の増加)の増加にとどまりました。なお、当第3四半期連結累計期間の海外売上高は、前年同期と比較して21.4%増加し、海外売上高比率は前年同期の40.0%から、42.6%に増加いたしました。

 

 

○「情報プラットフォーム事業」地域別売上高

地域

前第3四半期連結累計期間

(自 2017年1月1日

  至 2017年9月30日)

(百万円)

当第3四半期連結累計期間

(自 2018年1月1日

 至 2018年9月30日)

(百万円)

増減率(%)

日本

615

669

+8.9

中国

126

140

+11.3

アジア

111

154

+39.2

北米

91

101

+10.6

欧州

77

98

+26.5

その他

3

3

△7.0

合計

1,025

1,167

+13.9

 

 

② その他の事業: 売上高332百万円(前年同期比74.0%増加)、セグメント利益(営業利益)102百万円(前年同期比70.5%増加)

当第3四半期連結累計期間においては、コンサルティング事業は、第2四半期より開始したコスト比較分析サービスの効果や大口案件を獲得したことに加えて、前第3四半期連結累計期間の当該事業の成績が低調だったことも重なり、売上高は前年同期比84.3%増加104百万円と前年同期の実績を大きく上回ることとなりました。人材紹介事業については、OEM・部品メーカー等からの設計・開発、技術職を中心とした旺盛な人材需要に対し、強みである技術・開発経験者の転職・再就職支援に注力し、売上高は、前年同期比22.8%増加72百万円となりました。LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業は、エンジン・トランスミッション予測及び 電動車販売予測を中心に販売が好調に推移し、前年同期比66.2%増加78百万円と高い伸びとなりました。ベンチマーキング関連事業は、分解調査データ及び部品調達代行サービスがともに好調であったことから、59百万円の売上高となりました。 

 

事業名称

前第3四半期連結累計期間(自 2017年1月1日

 至 2017年9月30日)

(百万円)

当第3四半期連結累計期間(自 2018年1月1日

 至 2018年9月30日)

(百万円)

増減率(%)

コンサルティング事業

56

104

+84.3

人材紹介事業

58

72

+22.8

LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業

46

78

+66.2

プロモーション広告事業

19

18

△3.5

ベンチマーキング関連事業

9

59

+534.2

合計

191

332

+74.0

 

 

 

 (2) 財政状態の分析

① 資  産

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較し、260百万円増加2,840百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金が88百万円増加、投資有価証券が90百万円増加、ソフトウエア及びソフトウエア仮勘定の合計が34百万円増加、コンサルティング及び人材紹介事業の売上高増加に伴い売掛金が21百万円増加したこと等によります。

 

② 負 債

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し、71百万円増加853百万円となりました。この主な要因は、未払法人税等が5百万円、未払消費税等が13百万円減少した一方で、賞与引当金27百万円及び前受金63百万円の増加があったこと等によります。    

 

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較し、189百万円増加1,987百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益が366百万円の一方で、為替換算調整勘定が3百万円減少、その他有価証券評価差額金が四半期末評価により10百万円減少したこと及び配当金164百万円の支払いがあったこと等によります。