文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、各種経済対策や金融政策の効果もあり、緩やかな回復が続くことが期待されております。しかしながら、地政学的リスクの高まりや海外経済の不確実性等により、先行きが不透明な状況にもあります。
当社グループが属する不動産業界におきましても、依然として低水準にある資金調達コストを背景に、平成30年3月の不動産向け貸出残高が76.5兆円で過去最高を更新し、J-REITを中心に活況な状況が続いております。
このような状況下のもと、当社は不動産投資開発事業では仕入活動が順調に進み、一方、不動産コンサルティング事業では着実に成約を積み重ねましたが、売上及び利益は前年同期比減となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,999,254千円(前年同期比5.1%減)、営業利益は573,776千円(前年同期比7.4%減)、経常利益は354,020千円(前年同期比19.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は221,494千円(前年同期比27.1%減)となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりであります。
(不動産投資開発事業)
不動産投資開発事業におきましては、売却件数は10件(前年同期11件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産4件(前年同期6件)、事務所・店舗ビル3件(前年同期2件)、土地2件(前年同期2件)、ホテルコンドミニアム1件(前年同期1区画)になりました。また、前述の他、本年より新たに取り組み始めました新築分譲マンションの販売も、株式会社ライフステージとのシナジー効果を活かしながら、完売に向け順調に進行しております。
一方、取得した物件数は16物件(前年同期8件)となり、物件種類別では住宅系不動産7件(前年同期3件)、事務所・店舗ビル3件(前年同期1件)、土地(開発用地含む)4件(前年同期4件)、その他2件(前年同期-件)になり、地域別では関東圏7件(前年同期4件)、北海道圏2件(前年同期1件)、九州圏4件(前年同期3件)、関西圏3件(前年同期-件)となりました。取得した物件のその他のうち、当社グループとしては初めての物流施設の再生案件が1件含まれており、取り扱う物件種別を広げております。
また、当第2四半期連結会計期間末における在庫数は33件(前年同期23件)となり、大幅に前年同期を上回り、下期及び来期以降の販売物件の準備を着実に進めております。
なお、上記物件数には株式会社ライフステージ及び株式会社ヴィエント・クリエーションの販売用不動産は含めておりませんが、区分マンション3件及びカプセルホテル2件を在庫として保有しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,957,746千円(前年同期比5.2%減)、セグメント利益は542,663千円(前年同期比11.6%減)となりました。
(不動産コンサルティング事業)
不動産コンサルティング事業におきましては、関東圏を中心に案件を重ね、成約件数は16件(前年同期12件)となりました。成約16件の内訳は関東圏10件(前年同期8件)、北海道圏2件(前年同期2件)、九州圏2件(前年同期1件)、関西圏2件(前年同期1件)となります。
第1四半期連結会計期間から引き続き投資用不動産の売買仲介は好調に推移し、案件を積み重ねている一方、販管費の増加などから利益額は前年同期比を下回っております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は683,609千円(前年同期比2.3%増)、セグメント利益は194,135千円(前年同期比12.7%減)となりました。
なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。
(不動産マネジメント事業)
不動産マネジメント事業におきまして、クライアントの所有不動産の管理運営受託件数が63件(前年同期54件)に増加しました。管理運営受託の地域別の内訳は、関東圏28件(前年同期22件)、北海道圏24件(前年同期22件)、九州圏9件(前年同期9件)、関西圏2件(前年同期1件)となります。
賃貸用不動産の減少により売上は前年同期比減少したものの、今春オープンいたしましたホテル(「ホテル・トリフィート小樽運河」「ティサージホテル那覇」「ドシー五反田」)の稼動が順調に伸びてきており、利益額は徐々に増加し、業績に寄与しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は407,967千円(前年同期比10.3%減)、セグメント利益は274,462千円(前年同期比25.9%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の状況)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は26,696,524千円となり、前連結会計年度末に比べ7,586,838千円増加しました。これは主として、不動産投資開発事業において仕入が順調に推移したことによる販売用不動産及び仕掛販売用不動産の増加7,518,435千円であります。
(負債の状況)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は22,436,880千円となり、前連結会計年度末に比べ7,336,354千円増加しました。これは主として、借入金及び社債の増加7,218,456千円であります。
(純資産の状況)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は4,259,644千円となり、前連結会計年度末に比べ250,483千円増加しました。これは主として、利益剰余金の増加71,339千円であります。これらの結果、自己資本比率は15.8%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間によるキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが△7,673,381千円、投資活動によるキャッシュ・フローが△164,647千円、財務活動によるキャッシュ・フローが7,170,571千円となっております。これにより当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、4,183,849千円となり、前連結会計年度に比べ669,757千円減少となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、不動産投資開発事業における仕入が順調に進んだことで、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が7,518,435千円増加したことにより、△7,673,381千円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に敷金及び保証金の差入による支出により△164,647千円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に不動産投資開発事業における借入金の増加により7,170,571千円となりました。