文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、引き続き企業収益や雇用・所得環境の改善が進む等、緩やかな回復基調で推移しました。
一方、米国の通商・外交政策動向による世界経済への影響や地政学リスク、原油価格や金利の上昇及び為替相場の変動など世界的な不確実性が続いております。更に、日本国内の異常気象や自然災害が相次ぎ、企業収益への影響等も懸念されております。
当社が属する不動産業界におきましては、平成30年8月に公表された国土交通省の調査「主要都市の高度利用地地価動向報告」によると、主要都市の平成30年第2四半期(平成30年4月1日~平成30年7月1日)の地価動向は、全体として緩やかな上昇基調が継続しており、日銀によるマイナス金利政策による市場活性化等の影響も受け、事業用地取得競争の激化した状況は続いております。
このような状況下のもと、当社は不動産投資開発事業及び不動産コンサルティング事業を中心に案件数を着実に重ねました。
この結果、売上高は6,814,244千円(前年同期比8.8%増)、営業利益は827,895千円(前年同期比27.5%増)、経常利益は473,813千円(前年同期比27.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は303,165千円(前年同期比15.3%増)となりました。
報告セグメントの業績は次のとおりであります。
(不動産投資開発事業)
不動産投資開発事業におきましては、売却件数は13件(前年同期13件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産5件(前年同期8件)、事務所・店舗ビル4件(前年同期2件)、土地3件(前年同期2件)、ホテルコンドミニアム1件(前年同期1区画)になりました。一方、取得した物件数は19件(前年同期13件)となり、物件種類別では住宅系不動産9件(前年同期6件)、事務所・店舗ビル4件(前年同期2件)、土地(開発用地含む)4件(前年同期5件)、その他2件(前年同期-件)になり、地域別では関東圏9件(前年同期6件)、北海道圏2件(前年同期2件)、関西圏4件(前年同期1件)、九州圏4件(前年同期4件)となりました。
また、当第3四半期連結会計期間末における在庫数は33件(前年同期26件)となり、商品化は着々と進んでおります。今夏、京都府で初めてとなるビジネスホテル開発が竣工を向かえ、8月に「ネストホテル京都四条烏丸」としてオープンいたしました。その他、都心でもオフィスビルが竣工し、売却活動に向けた準備は整ってきております。
なお、上記物件数には株式会社ライフステージ及び株式会社ヴィエント・クリエーションの販売用不動産は含めておりませんが、住宅系不動産1件の他、区分マンション6件、カプセルホテル2件を在庫として保有しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は4,727,952千円(前年同期比1.6%増)、セグメント利益は632,196千円(前年同期比4.9%増)となりました。
(不動産コンサルティング事業)
不動産コンサルティング事業におきましては、日本全国の主要都市を中心に受託件数を積み重ね、成約件数は23件(前年同期21件)となりました。成約23件の内訳は関東圏11件(前年同期13件)、北海道圏5件(前年同期4件)、関西圏5件(前年同期3件)、九州圏2件(前年同期1件)となります。
関東近郊の投資用不動産を中心に売買仲介成約件数を伸ばしておりますが、引き続き販管費の増加などから利益額は前年同期比を下回る結果となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は935,120千円(前年同期比5.1%減)、セグメント利益は229,074千円(前年同期比28.4%減)となりました。
(不動産マネジメント事業)
不動産マネジメント事業におきましては、クライアントの所有不動産の管理運営受託件数が66件(前年同期58件)に増加しました。管理運営受託の地域の内訳は、関東圏27件(前年同期25件)、北海道圏24件(前年同期23件)、九州圏13件(前年同期9件)、関西圏2件(前年同期1件)となります。今春から今夏にかけてオープンしたホテルが高稼働で推移した影響により、売上高及び利益額が大幅に増加しております。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,205,405千円(前年同期比84.8%増)、セグメント利益は734,215千円(前年同期比118.1%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は29,973,210千円となり、前連結会計年度末に比べ10,863,523千円増加しました。これは主として、販売用不動産及び仕掛販売用不動産の増加8,662,387千円であります。
(負債の状況)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は25,636,106千円となり、前連結会計年度末に比べ10,535,581千円増加しました。これは主として、借入金及び社債の増加10,401,673千円であります。
(純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は4,337,103千円となり、前連結会計年度末に比べ327,942千円増加しました。これは主として、利益剰余金の増加153,011千円であります。これらの結果、自己資本比率は14.4%となりました。