第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2020年1月1日~2020年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的蔓延の長期化により、先行きが不透明な状況にありますが、政府による各種政策の後押しもあり、足もとでは緩やかな回復を示しております。

一方当社グループが属する不動産業界におきましては、金融緩和策による資金供給によって、依然投資家の投資意欲は衰えていないものの、コロナ禍による物件の選別が明確になっております。住宅系不動産については、新型コロナウイルス感染症の影響はほぼ見られず、事務所・店舗ビルについても、テレワークの拡大による懸念があるものの、現状では稼働率、賃料水準ともに影響は軽微といえる状況です。一方ホテルにおいては、世界的な人の移動の制限によって需要が非常に悪化しており、GoToキャンペーン等の国内需要喚起策や今後の世界的な需要回復が待たれるところです。

このような状況のもと、当社グループは当第3四半期連結累計期間において、引き続き賃料収入が発生する物件の仕入れを厳選しつつ、売却は中小型物件を中心に進めてまいりました。また、2020年5月にM&Aいたしましたビーロットリート投資法人(旧商号:メディカルアセット投資法人)による私募REITの組成に向けた準備を進めてまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は8,926,364千円(前年同期比7.7%減)、営業利益は751,144千円(前年同期比45.5%減)、経常利益は188,681千円(前年同期比81.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は79,142千円(前年同期比89.1%減)となりました。

報告セグメントの業績は次のとおりであります。

 

(不動産投資開発事業)

不動産投資開発事業におきましては、売却件数は19件(前年同期件)となり、その内訳は、物件種類別では住宅系不動産15件(前年同期件)、事務所・店舗ビル件(前年同期件)、土地件(前年同期件)、ホテル件(前年同期件)になりました。中小型物件の売却は順調に進んでおり、売却件数は前年同期を大きく超えております。

一方、取得した物件数は25物件(前年同期21件)となり、物件種類別では住宅系不動産16件(前年同期件)、事務所・店舗ビル件(前年同期件)、土地(開発用地含む)件(前年同期件)、ホテル件(前年同期件)となり、地域別では関東圏12件(前年同期13件)、北海道圏件(前年同期件)、九州圏件(前年同期件)、関西圏件(前年同期件)、中部圏件(前年同期件)となりました。住宅系不動産等で賃料収入が生じる物件を中心に全国各地で厳選した仕入を進めてまいりました。

また、当第3四半期連結会計期間末における在庫数は34件(前年同期37件)となります。

なお、上記物件数には連結子会社が保有する販売用不動産を含めておりませんが、事務所・店舗ビル1件、区分マンション2件、カプセルホテル1件、開発用地1件を在庫として保有しております。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は6,308,318千円(前年同期比4.5%減)、セグメント利益は739,049千円(前年同期比31.9%減)となりました。

 

(不動産コンサルティング事業)

不動産コンサルティング事業におきましては、関東圏を中心に案件を重ね、成約件数は17件(前年同期14件)となりました。成約17件の内訳は関東圏件(前年同期10件)、北海道圏件(前年同期件)、九州圏件(前年同期件)、関西圏件(前年同期件)となります。

 

新型コロナウイルス感染症の影響により、B-lot Singapore Pte. Ltd.による海外富裕層向けコンサルティング業務が減少したことにより、売上・利益ともに前年同期を下回りました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は877,135千円(前年同期比28.9%減)、セグメント利益は266,114千円(前年同期比54.1%減)となりました。

なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。

 

(不動産マネジメント事業)

不動産マネジメント事業におきまして、クライアントの所有不動産の管理運営受託件数が99件(前年同期80件)に増加しました。管理運営受託の地域別の内訳は、関東圏43件(前年同期37件)、北海道圏31件(前年同期23件)、九州圏20件(前年同期15件)、関西圏件(前年同期件)となります。

新型コロナウイルス感染症による影響によって、宿泊施設の賃料収入減や株式会社ティアンドケイが受託するゴルフ場の休業などがあったものの、管理運営受託の伸長及び賃料収入のある販売用不動産の増加によって、売上は前年同期を下回りましたが、利益は前年同期を上回りました。

これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,779,796千円(前年同期比12.4%減)、セグメント利益は564,284千円(前年同期比7.0%増)となりました。

なお、売上高及びセグメント利益はセグメント間取引の相殺消去前の金額です。

 

(2) 財政状態に関する説明

(資産の状況)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は52,628,235千円となり、前連結会計年度末に比べ19,072,327千円増加しました。これは主として、販売用不動産の増加12,726,572千円及び仕掛販売用不動産の増加5,028,621千円であります。

 

(負債の状況)

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は44,884,548千円となり、前連結会計年度末に比べ19,483,069千円増加しました。これは主として、長期借入金の増加14,038,218千円であります。

 

(純資産の状況)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は7,743,687千円となり、前連結会計年度末に比べ410,742千円減少しました。これは主として、利益剰余金の減少399,412千円であります。これらの結果、自己資本比率は14.7%となりました。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。