文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善を背景として緩やかな回復基調が続いたものの、米中通商問題の影響による中国景気の鈍化、欧州における政治・経済の不安定化などを受けて世界経済の減退が懸念されるほか、日韓関係や香港の治安情勢の悪化もあって、先行きは不透明な状況が続いております。
外食業界におきましては、10月に発生した大型台風の影響で、同月すべての業態で売上が前年を下回ったものの、その他の期間については前年を上回り概ね堅調に推移しております。当社グループが主として展開する居酒屋業態につきましては、労働力不足を受けた人件費の上昇、軽減税率の対象となる持帰り商品をめぐる他業態との顧客獲得競争の激化等により依然として厳しい状況にあり、当第3四半期連結累計期間は各月ともに売上が前年を下回って推移いたしました。
このような状況の中で当社グループは、ビジョンである「日本を豊かにする『食』の専門店集団を目指す」に基づき、専門性へのこだわりとお客様満足度のさらなる向上を追求しつつ、新しい戦略である「SFPフードアライアンス構想」の展開を積極的に進めてまいりました。
鳥良事業部門においては、「鳥良商店」を「いち五郎」からの業態転換により1店舗出店いたしました。一方で、「鳥良」を1店舗、「鳥良商店」を2店舗退店し、当第3四半期連結会計期間末現在の店舗数は73店舗となりました。その結果、鳥良事業部門における当第3四半期連結累計期間の売上高は7,689百万円(前年同期比2.7%減)となりました。
磯丸事業部門においては、「磯丸水産」の既存店11店舗の改装を進めるとともに、「磯丸水産」を5店舗出店したほか、福岡県にフランチャイズ店を1店舗出店いたしました。一方で、「磯丸水産」を3店舗退店いたしました。その結果、当第3四半期連結会計期間末現在の店舗数は直営123店舗、フランチャイズ11店舗となり、磯丸事業部門における当第3四半期連結累計期間の売上高は17,114百万円(前年同期比2.6%増)となりました。
その他部門においては、「いち五郎食堂」から「五の五」へ1店舗、「いち五郎」から「鳥良商店」へ1店舗を業態転換したほか、「いち五郎」を1店舗退店し、当第3四半期連結会計期間末現在の店舗数は31店舗となりました。その結果、その他部門における当第3四半期連結累計期間の売上高は3,529百万円(前年同期比8.2%増)となりました。
フードアライアンスメンバー(連結子会社)においては、株式会社ジョー・スマイルが「前川水軍」等の19店舗の運営に継続して取り組むとともに、「山賊前川」から「前川水軍」へ1店舗、「前川開拓団」と「前川水軍」各1店舗を「鳥の海とん」へ業態転換いたしました。また、株式会社クルークダイニングが「からあげセンター」等の21店舗(うち、フランチャイズ店が2店舗)の運営に継続して取り組むとともに、「長野といえば、バニクカイカン」を1店舗出店いたしました。一方で、「いいやま食事処あたご亭」と「豚のさんぽ」を各1店舗退店いたしました。その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,345百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、店舗の減損損失245百万円を計上しております。
以上の結果、当第3四半期連結会計期間末の総店舗数は直営265店舗、フランチャイズ13店舗となり、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は29,679百万円(前年同期比6.5%増)となりました。この間、出店及び業態転換にかかる費用が減少したものの、10月の大型台風による影響や事業拡大に伴う新規オフィスの開設もあって、営業利益は1,821百万円(前年同期比4.7%減)、経常利益は2,102百万円(前年同期比2.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,188百万円(前年同期比8.1%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、22,406百万円となりました。主な増減要因は以下のとおりです。
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,298百万円減少し、8,002百万円となりました。これは主に、売掛金が470百万円増加した一方で、現金及び預金が1,831百万円減少したことによるものです。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,119百万円増加し、14,404百万円となりました。これは主に、無形固定資産が1,034百万円、投資その他の資産が183百万円増加したことによるものです。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ1,298百万円減少し、4,732百万円となりました。これは主に、買掛金が240百万円増加した一方で、短期借入金が990百万円、未払法人税等が474百万円減少したことによるものです。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ580百万円増加し、1,568百万円となりました。これは主に、長期借入金が204百万円、資産除去債務が135百万円、その他固定負債が148百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ539百万円増加し、16,105百万円となりました。これは主に、利益剰余金が518百万円増加したことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。