第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

① 経営成績の分析

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策を背景に、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、海外経済においてはアメリカの金融政策の正常化による影響や、中国をはじめとしたアジア新興国等の景気下振れリスク等により、引き続き先行き不透明な状況が続いております。

食品業界におきましては、輸入原材料価格が高止まりするなか、相次ぐ商品値上げの動きの影響等により、消費者の節約志向が一層強まる等、厳しい状況となりました。

このような環境の下、当社は、『自然と共に生きる』という企業理念のもと、『アサイーカンパニーからスーパーフードカンパニーへ』を掲げ、商品の企画開発に積極的に取組み、話題のスーパーフードの1つである「チアシード」やスーパーフルーツの「ピタヤ」、アマゾンフルーツを代表する「クプアス」、また、くるみ・カシュー・アーモンドの3種のナッツで作った「デイリーフリーミルクシリーズ」(植物性ミルク)、「デイリーフリー・クッキーサンドアイスシリーズ」(植物性ミルクアイス)、スーパーフードをチョコでコーティングした「スーパーフードスナックシリーズ」等、新製品を次々と発売し、新製品発表会を開催したことで、各メディアや雑誌でも取上げられ注目頂いております。当社としては、このように他社に先駆けて新製品を市場投入することで、成長が期待されるスーパーフード市場において確固たる位置づけを確保し、業績の回復に努めてまいりました。また、アグロフォレストリー・マーケティングの強化にも努め、新商材のピタヤをはじめとしたスーパーフルーツの提案等、国内での販路拡大とアサイー及びアマゾンフルーツの認知度向上に取組んでまいりました。

当第3四半期累計期間においては、昨今の為替円安による輸入原材料価格高騰の影響を抑えるべく、販売価格の見直しや利益改善を図った製品として「フルッタアサイーシリーズ」のリニューアルやアサイー以外の商材を使用した秋冬新製品を発売し、これら新製品の販売構成比率を上げることで売上と利益確保に努めてまいりました。しかしながら既存製品の売上が大幅に落ち込み、第3四半期累計期間に投入した新製品については、市場浸透には多少時間を要するものと想定していたものの、製品のアピールポイントや特徴を消費者に訴求するためのプロモーションが不充分であったこと等で、売上は当初想定を大きく下回ることとなりました。結果として、当第3四半期累計期間の売上高は2,067,842千円(前年同期比21.9%減)となりました。

利益面につきましては、高付加価値製品である秋冬新製品の販売を促進し、新製品の販売比率を上げることで利益率改善を図りましたが、売上が想定を大きく下回ったことで利益確保が厳しい状況となりました。また、比較的利益率の低いアグロフォレストリー産カカオ豆の販売は順調に推移したことで、全体の利益率を押し下げることにもなりました。結果として、売上総利益は565,329千円(前年同期比43.8%減)となりました。

販売費及び一般管理費においては、前期と比べ製品と原材料在庫が増加したことで倉庫料が増加したものの、主に販売促進費等の抑制や消耗品等の経費削減に努めたことで販売費及び一般管理費は減少いたしました。結果として、販売費及び一般管理費は減少したものの売上が想定以上に減少したことで、営業損失277,526千円(前年同期は営業利益58,971千円)、経常損失271,212千円(前年同期は経常利益237,153千円)、四半期純損失308,445千円(前年同期は四半期純利益148,940千円)となりました。

当社のおかれている状況は非常に厳しいものとなっておりますが、下期新製品は各メディアで取上げられ、取引先からの評価は高まってきております。また、製品の売上総利益率自体も改善傾向にあることから、引き続き高付加価値製品の企画開発に取り組むとともに、製品のコンセプトや特性に合った適切な売り場での製品配置や効果的なプロモーションの実施等により売上の拡大と売上総利益率の改善を図り、経費削減を推進してさらに業績の改善に努めてまいります。

当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業部門別の業績は次のとおりであります。

 

ナショナル・ブランド事業部門(NB事業部門)に関しては、主力製品「フルッタアサイーシリーズ」のリニューアルやスーパーフードを使った新製品等18アイテムを投入し売上獲得を図りました。しかしながら、既存商品の売上が大幅に減少し、秋冬新製品については、大手CVSで採用される等、一部製品については初動売上は好調だったものの、想定した売上には届かず厳しい状況となりました。この結果、NB事業部門全体の売上高は1,150,100千円(前年同期比26.7%減)となりました。

 

アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)に関しては、大手菓子メーカーへのアグロフォレストリー産カカオ豆の売上は大幅に増加いたしました。一方外食店向けや食品メーカーにおいては、アサイー原料採用が一巡したことで売上は減少いたしました。その結果、AFM事業部門全体の売上高は729,825千円(前年同期比10.7%減)となりました。

 

ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)のうち、直営店舗に関しては、アマゾンフルーツのメニュー拡大や新製品の試飲会を実施する等取組みました。一方で、平成27年9月末に情報発信地としての役割及び採算性も鑑み、幕張新都心店を閉店しております。WEB通販に関しては、定期お届けコースのメニュー追加やフルッタファン限定の『秋冬新商品の試食会』を開催する等、販売促進に取組んでまいりました。しかしながら、アサイー人気が落ち着いた影響もあり売上は低調に推移いたしました。結果として、DM事業部門全体の売上高は187,916千円(前年同期比27.7%減)となりました。

 

② 財政状態の分析

(資産)

 当第3四半期会計期間末における総資産の残高は、前事業年度末より762,955千円増加したことで、3,253,242千円となりました。流動資産の残高は、748,817千円増加して、2,991,688千円となりました。この主な要因は、商品及び製品が17,459千円減少した一方で、原材料及び貯蔵品が628,294千円増加、現金及び預金が117,992千円増加したこと等によるものであります。固定資産の残高は、14,138千円増加して、261,553千円となりました。この主な要因は、投資その他の資産が11,661千円減少した一方で、無形固定資産が28,412千円増加したこと等によるものであります。

 

(負債)

 当第3四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末より1,076,817千円増加したことで、2,371,978千円となりました。流動負債の残高は、963,894千円増加して、2,082,448千円となりました。この主な要因は、買掛金が123,524千円減少した一方で、資金調達により短期借入金が1,065,400千円増加、1年内返済予定の長期借入金が138,080千円増加したこと等によるものであります。固定負債の残高は、112,922千円増加して、289,530千円となりました。この主な要因は、社債の償還により社債が25,000千円減少した一方で、資金調達により長期借入金が108,140千円増加したこと等によるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期会計期間末における純資産の残高は、前事業年度末より313,861千円減少して、881,263千円となりました。この主な要因は、四半期純損失の計上に伴い利益剰余金が308,445千円減少したこと等によるものであります。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、32,786千円であります。

 なお、当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。