当第2四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更があった事項は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において、当社が判断したものであります。
株式の希薄化に関するリスクについて
当社は2020年8月13日開催の臨時取締役会において、第10回新株予約権の発行決議をおこなっており、その新株予約権の目的となる株式数は10,442,984株、その行使期限は2023年10月6日となっております。2021年9月末時点で未行使の新株予約権が1,947,984個となっており、行使期限までに新株予約権の行使により発行株式数1,947,984株が発行されることとなります。また、2021年9月14日開催の臨時株主総会にて、A種種類株式の普通株式を対価とした取得請求権が付与されたことで、今後取得請求権が行使されることで、普通株式が26,244,140株発行される事となります。
本新株予約権の行使及びA種種類株式の普通株式を対価とした取得請求権の権利行使により、当社普通株式の1株当たりの株式価値及び持分割合が希薄化し、当社株価に悪影響を及ぼす可能性があります。
(継続企業の前提に関する重要事象等)
当社は、前事業年度末において、継続して営業損失、経常損失、当期純損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しております。
当第2四半期累計期間においても営業損失153,718千円、経常損失155,038千円及び四半期純損失155,718千円を計上しております。
これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当該事象又は状況を改善、解消するための対応策として下記の項目について取り組んでおります。
①リテール事業
フルッタアサイーカートカンの再販により販売拡大に取組んでまいります。
②AFM事業
食品メーカーや外食産業等へのアサイーの原材料及び商品の販売強化に取組んでまいります。
③DM事業
サプリメント等の機能性商材の開発及び定期顧客獲得による売上拡大に取組んでまいります。
④プロモーションイベント開催
プロモーション活動による、アサイーの再認知及び動機付けによる販促活動に取組んでまいります。
⑤海外事業展開への取組み
アジア地域でのアサイー及びアマゾンフルーツ等の原材料販売に取組んでまいります。
⑥機能性分析への取組み
機能性分析による消費者への訴求及び動機付けに起因した売上拡大に取組んでまいります。
⑦財務基盤の安定化について
アサイー原材料の資金化と新規取組みで利益改善を図るとともに、新株予約権の行使等も含めた資本政策により財務基盤安定に取組んでまいります。
当社は、これら事象を解消するため、各施策に取組むものの、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められると判断致しております。
当社の対応策の詳細は、「第4 経理の状況 継続企業の前提に関する事項」に記載しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、引き続き世界規模で拡大する新型コロナウイルス感染症による個人消費の落ち込みが企業活動へ大きく影響しております。緊急事態宣言後の、経済活動の再開や各種政策の効果などにより、景気の持ち直しが期待されていますが、今後も金融資本市場の変動などの影響の懸念もあり、引続き不透明な情勢が続くものと予想されております。
このような状況の下、当社は、引き続き業績回復に努め、弊社主力商品であるアサイーエナジー、ベーシック等のカートカンシリーズとあわせ、アサイーフリーズドライパウダー(アサイーFD)等の販売も進めてまいりました。さらに、アサイーの機能性研究の結果などを基に造血機能性や抗炎症機能性を、購入動機に繋がる販売促進活動として積極的に取り組むことでアサイー等の商材や原料の販売を積極的に進め、売上のみならず利益率の向上にも努めてまいりました。一方、販売費及び一般管理費においては、積極的な人材採用や資本政策の取り組み等により増加しました。
結果として、当第2四半期累計期間の売上高は381,070千円(前年同期比103.5%)、売上総利益額は131,545千円(前年同期比93.6%)、営業損失153,718千円(前年同期は営業損失98,635千円)、経常損失は155,038千円(前年同期は経常損失120,204千円)、四半期純損失は155,718千円(前年同期は四半期純損失120,884千円)となりました。
また、2020年8月13日に開示いたしました「第三者割当による第10回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行及び新株予約権の買取契約の締結に関するお知らせ」のとおり、当該新株予約権行使で調達した資金により、金融債務の全額返済に充て、財務状況の改善をはかっておりますが、今後も予定しております成長投資を進めながら業績改善に努めてまいります。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しております。また、当該会計基準等の適用については、新たな会計方針を過去の期間のすべてに遡求適用しているため、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前年同四半期会計期間及び前事業年度との比較・分析を行っております。
ⅰ.財政状態
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べて176,262千円減少したことで、1,892,905千円となりました。この主な要因は現金及び預金が89,616千円増えた一方、投資有価証券が299,940千円減少したこと等によるものであります。
当第2四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べて542,360千円減少したことで、327,496千円となりました。この主な要因は金融機関からの借入金を返済したこと等によるものであります。
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べて366,097千円増加したことで、1,565,409千円となりました。この主な要因は四半期純損失155,718千円を計上したものの、第10回新株予約権の行使により資本金及び資本準備金が増えたことによるものであります。
ⅱ.経営成績
当社は輸入食品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。事業部門別の売上高は次のとおりであります。
リテール事業部門に関しては、アサイーの機能性の販売促進活動を進めるなかで、主力商品であるカートカンシリーズのアサイーエナジー、アサイーベーシックの他、お家でアサイーシリーズなどのパルプの販売が好調に推移しました。アサイープロテイン等の商品が大型量販店で導入されなかった影響があったものの、売上高は前年同期より微増となりました。
この結果、リテール事業部門全体の売上高は180,432千円(前年同期比101.2%)となりました。
アグロフォレストリー・マーケティング事業部門(AFM事業部門)に関しては、新型コロナウイルス時代を見据え、アサイーの持つ造血機能性などのエビデンスを積極的に訴求し、外食チェーン産業を中心に、業務用原料の導入提案をするとともに、個店舗での取組みも積極的に進めました。その結果、外食チェーン産業へのアサイー原材料の販売を伸ばすことができました。また、大手食品・飲料メーカーにおいてもコロナ禍収束後の需要が増えることの期待からの注文増で、大きく販売を伸ばすことが出来ました。
この結果、AFM事業部門全体の売上高は156,886千円(前年同期比111.3%)となりました。
ダイレクト・マーケティング事業部門(DM事業部門)に関し、通販事業においては、巣ごもり需要と機能性の訴求の販促活動が功を奏し、アサイーエナジー大容量、アサイーエナジーカートカン、アサイーパルプを中心に需要が伸びたことで売上を大きく伸ばす結果となりました。
店舗事業としては、国内店舗である渋谷ヒカリエShinQs東横のれん街(東京都渋谷区)に免疫力サポート訴求のアサイーボウル、スムージーメニューをテイクアウト及びデリバリーするキオスク型(テイクアウト専門小型店)「フルッタフルッタ アサイーエナジーバー」を開店致しておりまが、今四半期は時間短縮での営業となりました。
この結果、DM事業部門全体の売上高は43,221千円(前年同期比127.7%)となりました。
海外事業部門に関しては、大手菓子メーカー採用されているアグロフォレストリーのカカオ豆が引き続き多くの受注を受けておりますが、世界的なコロナ禍の中で起こっている輸出入の船便の遅延の影響から当第2四半期での売上が立ちませんでした。引き続き現地と共に船便の確保とカカオ豆の増産に取り組んでまいります。
この結果、海外事業部門の売上高は529千円(前年同期比3.5%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動において82,930千円資金を使用、投資活動において372千円資金を使用、財務活動において172,792千円資金を獲得したことで、前事業年度末に比べ89,616千円増加し、当第2四半期会計期間末は803,243千円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動に使用した資金は、82,930千円(前年同期は96,628千円の使用)となりました。これは主に、仕入債務の増加103,656千円があった一方で、税引前四半期純損失155,038千円の計上及び棚卸資産の増加55,968千円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で使用した資金は、372千円(前年同期は10,950千円の使用)となりました。これは主に、保険積立金の積立による支出372千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で獲得した資金は、172,792千円(前年同期は173,406千円の獲得)となりました。これは主に、長期借入金及び短期借入金の返済による支出562,114千円があったものの、新株予約権行使による株式の発行による収入738,860千円があったこと等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、8,098千円であります。
なお、当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。