当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクは次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
新規事業について
当社グループのコミュニケーションネットワーク事業における光インターネット回線「U-NEXT光」については、平成27年2月より開始した新たな事業領域であることから、当社グループの今後の業績を予測するにあたり、過去の実績や、通信業界一般の統計に必ずしも依拠することができません。また、今後の業績に影響を与える可能性のある同サービスの契約者数の推移、市場の動向、反応等を正確に予測することは極めて困難であります。従って、現時点において当社グループが想定する収益の見通しに重大な相違が生じる可能性があるほか、今後予想し得ない費用が発生する可能性もあり、かかる事態が発生した場合には、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
コンテンツプラットフォーム事業においては、映像配信サービス(ビデオ・オン・デマンド(VOD))の市場規模は平成26年には約1,255億円(一般財団法人デジタルコンテンツ協会調べ)と推定されております。今後も新規事業者の参入によるプロモーション増大やテレビ視聴向けサービス強化などで市場は活性化し、平成31年には2,020億円(同)まで成長すると推定されております。
コミュニケーションネットワーク事業においては、固定ブロードバンドサービス市場は、平成27年3月末時点での加入者数が3,628万件(光回線・ADSL・CATVインターネットの合計、株式会社ICT総研調べ)となりました。そのうち光回線は2,665万件で74%を占めており、平成29年3月末には3,071万件(同)に成長すると推定されております。
また、MVNOサービス市場では、当社グループが提供する「低価格SIM」を含む独自サービス型SIMの回線契約数は、平成27年3月末で326万回線(株式会社MM総研調べ)となり、前年の173万回線(同)に比べて88.4%増加しております。なお、全キャリアの回線契約数を合計したモバイル市場全体では、平成27年3月末で1億7,670万(同)となっております。
このような環境のもと、当社グループでは一層の事業規模の拡大を図るために、既存のサービスの拡充、新規サービスの導入を積極的に行いました。
この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間における売上高は24,928百万円(前年同期比48.7%増)、営業利益は919百万円(前年同期比0.2%減)、経常利益は918百万円(前年同期比0.8%増)、四半期純利益は552百万円(前年同期比5.0%減)となりました。
当社グループの各セグメント別の売上高及び営業利益は以下のとおりであります。
<コンテンツプラットフォーム事業>
コンテンツプラットフォーム事業では、映像配信サービス「U-NEXT」の顧客維持・拡大・顧客満足度向上に向けて電子書籍、音楽等の新たなマルチメディアサービスの提供、更なるコンテンツラインナップの充実に向けた積極的なコンテンツ投資を行いました。また昨年から引き続きWEBプロモーションにおける施策、シネマコンプレックス等へのサービスのOEM(相手先ブランド)提供等のアライアンスの強化を積極的に推し進めたことが、契約者数の獲得増及び契約者数の堅調な推移につながり、事業規模を拡大することができました。
それらに加えて、平成27年2月より、ソフトバンク株式会社が提供する「アニメ放題」の運営を開始しており、売上・利益に貢献いたしました。
この結果、コンテンツプラットフォーム事業における売上高は8,841百万円(前年同期比46.2%増)、営業利益は699百万円(前年同期比53.0%増)となりました。
<コミュニケーションネットワーク事業>
コミュニケーションネットワーク事業におけるブロードバンドインターネット回線の販売代理店サービスでは、不動産業者を含めた代理店網による獲得が引き続き堅調で、フレッツ光回線の契約を計画以上に獲得することができました。
MVNOサービス「U-mobile」においては、低価格SIMサービスの認知度の高まりや訪日外国人旅行者の増加が、業界の市場規模の拡大を後押ししております。当社グループでは、平成27年9月より成田国際空港にプリペイドSIMカードの自動販売機を設置するなど、訪日外国人旅行者向けのプリペイド販売数が堅調に推移しており、契約回線数を大きく伸ばすことができました。
また、平成27年2月より開始をしております光インターネットサービス「U-NEXT光」については、サービス運用に係るシステム等の準備に時間を要し、当初計画より顧客獲得のトレンドが後ろ倒しとなっております。
この結果、コミュニケーションネットワーク事業における売上高は16,086百万円(前年同期比50.2%増)、営業利益は640百万円(前年同期比19.7%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,062百万円増加し、10,289百万円となりました。
流動資産は、現金及び預金が1,865百万円減少したものの、売掛金が1,548百万円及び前払費用が661百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて188百万円増加し、8,458百万円となりました。
固定資産は、有形固定資産が229百万円及び無形固定資産が591百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて873百万円増加し、1,830百万円となりました。
(負債)
流動負債は、買掛金が483百万円、短期借入金が207百万円、未払金が138百万円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて829百万円増加し、5,229百万円となりました。
固定負債は、長期借入金が125百万円、繰延税金負債が108百万円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて287百万円減少し、224百万円となりました。
(純資産)
純資産は、配当金の支払いにより65百万円減少したものの、四半期純利益を552百万円計上したこと等により前連結会計年度末に比べて520百万円増加し4,835百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。