文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間(平成29年1月1日~平成29年3月31日)におけるわが国の経済は、景況全般に関し緩やかな回復基調が見られる一方、米国新政権の政策変更や英国のEU離脱問題、特定地域における地政学的リスクの高まりにより、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
当社の事業領域であるインターネット分野におきましては、主にスマートフォンの普及によりインターネットの利用シーンは増加し、平成28年3月末のスマートフォン普及率は67.4%と過半数を超えるまでに拡大しています(内閣府経済社会総合研究所調査)。さらにインターネット広告市場、O2O(Online to Offline/インターネット上から実店舗での購買行動を促す施策)市場などの周辺領域も堅調に拡大しております。
このような事業環境のもと、当社は創業事業であるアドテク事業において事業基盤の再強化を図るとともに、O2O事業を第二の収益基盤とすべく積極的に経営資源を集中してまいりました。
以上により、当第1四半期累計期間における業績は、売上高673,427千円(前年同期比21.3%減)、営業利益1,199千円(前年同期は4,195千円の営業損失)、経常利益857千円(前年同期は4,855千円の経常損失)、四半期純損失は805千円(前年同期は10,214千円の四半期純損失)となりました。
セグメント別の営業概況は次のとおりです。
アドテク事業は組織再編を優先課題とし、従来の商材構成の抜本的な見直しと再強化・広告運用等組織の配置転換に注力した結果、売上・利益ともに前年を下回り推移いたしました。
この結果、アドテク事業の経営成績につきましては、売上高は609,266千円(前年同期比26.1%減)、営業利益は20,954千円(前年同期比16.0%減)となりました。
O2O事業は、アプリ集客プラットフォームの業界標準を目指して機能強化を図る一方、大規模チェーン店様を中心として顧客基盤が順調に拡大し、導入店舗数が2,500店を突破するなど市場シェアを大きく伸ばしました。
この結果、O2O事業の経営成績につきましては、売上高は64,161千円(前年同期比103.9%増)、営業損失は19,754千円(前年同期は29,144千円の営業損失)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。