第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません.

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。

 

3 【財政状態及び経営成績の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第3四半期累計期間(平成29年1月1日~平成29年9月30日)における我が国経済は、政府の経済政策を背景に、設備投資の増加や雇用・所得環境は改善しており、北朝鮮情勢をめぐる地政学リスク等はあるものの、企業収益は緩やかに回復基調が続いております。
 当社の事業領域であるインターネット分野におきましては、主にスマートフォンの普及によりインターネットの利用シーンは増加し、平成29年3月末のスマートフォン普及率は69.7%(※1)へ拡大、また、平成29年のスマートフォン広告市場は、前年比124%と堅調な成長を遂げ、8,010億円(※2)になることが見込まれております。
※1 内閣府経済社会総合研究所調査
※2 D2C/サイバー・コミュニケーションズ調査
 このような事業環境のもと、当社は創業事業であるアドテク事業において事業基盤の再強化を図るとともに、O2O (Online to Offline/インターネット上から実店舗での購買行動を促す施策)事業を第二の収益基盤とし、事業シナジーの創出を目指し、積極的に経営資源を集中してまいりました。
  以上により、当第3四半期累計期間における業績は、売上高2,086,789千円(前年同期比6.2%減)、営業利益63,416千円(前年同期は6,169千円の営業損失)、経常利益64,264千円(前年同期は8,098千円の経常損失)、四半期純利益は39,308千円(前年同期は27,335千円の四半期純損失)となりました。
 セグメント別の営業概況は次のとおりであります。
 アドテク事業は組織再編を行い、従来の商材構成の抜本的な見直しと再強化および広告運用等組織の配置転換に注力した結果、売上高は前期をやや下回りましたが、営業利益は前期を上回り推移いたしました。
 この結果、アドテク事業の経営成績につきましては、売上高は1,863,886千円(前年同期比11.5%減)、営業利益 は100,482千円(前年同期比54.4%増)となりました。
 O2O事業は、アプリ集客プラットフォームの業界標準を目指して機能強化を図る一方、大規模飲食チェーン店様を中心として顧客基盤が拡大し、累計導入店舗数は3,700店に増え市場シェアを伸ばした一方で、開発案件の時期のずれや中途採用の遅延がありました。
 この結果、O2O事業の経営成績につきましては、売上高は222,902千円(前年同期比86.2%増)、営業損失は 37,065千円(前年同期は71,233千円の営業損失)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第3四半期累計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ197,034千円増加し、1,428,593千円となりました。主な変動要因は、売掛金が187,483千円増加(前事業年度末比53.3%増)したことによるものであります。
(負債)
 当第3四半期累計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ158,396千円増加し、543,739千円となりました。主な変動要因は、買掛金が102,483千円増加(前事業年度末比45.7%増)したことによるものであります。
(純資産)
 当第3四半期累計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ38,637千円増加し、884,854千円となりました。主な変動要因は四半期純利益39,308千円の計上があったことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題に重要な変更はありません。