文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、雇用・所得環境の改善傾向が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、中国経済をはじめとした海外景気の下振れ懸念等から先行きは依然不透明な状況となっております。
このような環境下、当社を取り巻くエンターテインメント系ソフトウェア業界におきましては、スマートフォンの普及が本格化し、拡大傾向が続いております。また、スマートフォンにおけるゲーム市場は、平成28年度には8,000億円規模(出所:CyberZ/シード・プランニング共同調べ)まで成長すると予想されており、今後も同環境は大きく成長していくことが予想されます。
このような状況下、当社はゲームを中心としたエンターテインメント系企業へ向けた人材ソリューション事業及び、パソコン・モバイル・家庭用ゲーム機器向けゲームコンテンツの企画・開発・運営を行うコンテンツプロパティ事業を引き続き積極的に展開し、取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は1,760,784千円(前年同四半期比46.6%増)、営業利益は94,540千円(前年同四半期比31.0%減)、経常利益は96,035千円(前年同四半期比26.2%減)、四半期純利益は63,045千円(前年同四半期比23.4%減)となりました。
次に事業別状況について説明いたします。
<ソリューション事業>
ソリューション事業は、人材ソリューションサービス及び受託開発サービスの2種で構成されますが、両事業とも主にスマートフォンアプリ、家庭用ゲーム、遊戯機器などのエンターテインメント系企業及び金融、WEBサービス業などの企業に対し、プログラミング・グラフィック制作などのスキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が直接顧客企業に常駐し、開発業務を行っております。中でも、スマートフォンを中心とした開発案件は昨今需要が旺盛であり、これに対応するため、前四半期において営業体制の強化を図り、当第3四半期においては更なる収益機会の獲得に努めました。
また、クリエイター&エンジニアの安定的な確保を図るために、自社養成に積極的に取り組み、クリエイター&エンジニアの自社養成プログラム『プロジェクトNSCA(ナスカ)』を継続し、経験者採用に留まらない技術社員の確保に引き続き努めました。
この結果、当第3四半期累計期間における稼働プロジェクト数は2,435となり、前第3四半期累計期間における1,849プロジェクトから586プロジェクト増加し、当第3四半期累計期間における売上高は1,438,709千円(前年同四半期比38.8%増)、セグメント利益は332,211千円(前年同四半期比32.5%増)となりました。
<コンテンツプロパティ事業>
コンテンツプロパティ事業は、ゲームサービス、ライセンスサービス、協業開発サービスの3種で構成されますが、当第3四半期累計期間においては、前四半期同様、主にゲームサービスに力を入れてまいりました。
ゲームサービスにおいては、既存タイトルである「桃色大戦ぱいろん・ぷらす」(PCオンラインゲーム)、「桃色大戦ぱいろん・生」(PCブラウザゲーム)、「つみにん~うみにん大サーカス」(スマートフォンアプリ)を運営してまいりました。
「桃色大戦ぱいろん・ぷらす」については、平成27年12月21日をもってサービス終了とし、マシンスペックに左右されず、ゲームシステムの機能強化を継続的に行っている「桃色大戦ぱいろん・生」へのサービス移管を行い、「桃色大戦ぱいろん・ぷらす」ユーザーの登録情報及び保有データの引き継ぎサービスを行いました。
ライセンスサービスについては、任天堂3DS向け家庭用ゲーム「ラングリッサー リインカーネーション-転生-」において、米国Aksys Games Localization,Incとライセンス許諾契約を締結し、全世界での販売権をAksys Games Localization,Incへ許諾するとともに、海外バージョンのローカライズ(翻訳)開発業務を当社が受注し、当第3四半期において納品いたしました。また、当社保有IPである「ラングリッサー」シリーズをスマートフォンアプリ向けに中国天津紫龍奇点互動娯楽有限公司(許諾地域は、中国本土、香港・台湾・マカオ・韓国・タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシア・シンガポール・アメリカ・カナダ)へライセンス許諾いたしました。
協業開発サービスについては、新規プロジェクトを2タイトル受注し、売上形成に貢献いたしました。
この結果、当第3四半期累計期間における売上高は322,074千円(前年同四半期比96.1%増)、セグメント損失は35,077千円(前年同四半期はセグメント利益16,782千円)となりました。ライセンスサービスについては利益を確保いたしましたが、ゲームサービスにおいて「桃色大戦ぱいろん」シリーズ統合による一時的な売上高の減少、協業開発サービスにおいて大手ゲームパブリッシャーより継続受注中であったブラウザゲーム開発案件が急遽中止となったことから、セグメント損失が発生いたしました。
総資産・負債・純資産の状況
(総資産)
当第3四半期会計期間末における総資産は、売上高増加に伴う売掛金の増加102,005千円、投資有価証券の増加125,915千円があったものの、現金及び預金の減少216,113千円などにより、1,161,407千円となり、前事業年度比1,583千円の減少(前事業年度比0.1%減)となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における負債は、未払金の増加22,058千円、未払法人税等の減少75,919千円などにより、394,560千円となり、前事業年度比28,545千円の減少(前事業年度比6.7%減)となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産は、利益剰余金における配当金の支払に伴う減少34,995千円、四半期純利益の計上に伴う増加63,045千円などにより、766,846千円となり、前事業年度比26,962千円の増加(前事業年度比3.6%増)となりました。
当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。