第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、全体として概ね緩やかな回復基調で推移したものの、米国の保護主義的な通商政策や、中東及び東アジアをはじめとする地域における地政学リスクの高まり等により、先行きは不透明な状況にあります。

 このような状況下、当社グループはゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などへ当社社員が顧客先に常駐し、技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、当社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行う「コンテンツプロパティ事業」を積極的に展開し、取り組んでまいりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,675,623千円(前年同四半期比43.9%増)、営業利益は347,431千円(前年同四半期比577.5%増)、経常利益は292,262千円(前年同四半期比474.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は198,045千円(前年同四半期比571.3%増)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

<ソリューション事業>

 ソリューション事業は、ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供しております。

 当第1四半期連結累計期間においては、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移し、人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は1,391となりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は846,746千円(前年同四半期比14.6%増)セグメント利益は228,316千円(前年同四半期比13.9%増)となりました。

 

<受託開発事業>

 受託開発事業は、主にソリューション事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM(Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式にて受託し、納品するサービスを提供しております。案件種別としては、新規と既存(保守開発)に大別されます。

 当第1四半期連結累計期間においては、大型案件に係る納品はありませんでしたが、既存(保守開発)が安定的に推移したこと、子会社である株式会社EPARKテクノロジーズの収益が加わったことにより、業績に一定の貢献をいたしました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は503,943千円(前年同四半期比18.6%増)セグメント利益は2,167千円(前年同四半期比19.2%増)となりました。

 

<コンテンツプロパティ事業>

 コンテンツプロパティ事業は、当社が保有するゲーム・キャラクター等の知的財産を活用し、様々な事業展開を行うセグメントであり、具体的には、ゲーム運営のほかに、当社が保有するゲームタイトルまたはキャラクターなどを様々な商材へ使用許諾を行うライセンス事業が含まれております。

 当第1四半期連結累計期間においては、2018年8月から中国にて配信開始されたスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』における許諾地域の拡大が進みました。具体的には、2019年4月2日より日本、2019年6月4日より韓国、2019年6月14日よりロシアにて配信が開始され、日本・韓国においてはセールランキングにおいて上位を記録し、順調な滑り出しとなりました。

 なお、スマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上につきましては、各許諾地域における売上集計作業およびライセンス許諾先である天津紫龍奇点互動娯楽有限公司(中国・北京市)からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから当第1四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2019年2月~4月の3ヶ月分となっております。

 この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は327,933千円(前年同四半期は売上高896千円)セグメント利益は307,988千円(前年同四半期はセグメント利益873千円)となりました。

 

② 財政状態

総資産・負債・純資産の状況

(総資産)

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は、3,558,263千円となり、前連結会計年度比119,588千円の減少(前連結会計年度比3.3%減)となりました。これは主に、投資有価証券が126,842千円増加した一方、現金及び預金が68,015千円、受取手形及び売掛金が187,377千円それぞれ減少したことによるものです。

 

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、1,221,131千円となり、前連結会計年度比202,469千円の減少(前連結会計年度比14.2%減)となりました。これは主に、未払法人税等が204,129千円減少したことによるものです。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、2,337,132千円となり、前連結会計年度比82,880千円の増加(前連結会計年度比3.7%増)となりました。これは主に、利益剰余金における配当金の支払に伴い114,026千円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い198,045千円増加したことによるものです。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 (合弁会社の設立)

 当社は、2019年4月22日開催の取締役会において、株式会社オルトプラスと合弁契約を締結すること及び当社と株式会社オルトプラスの合弁会社を設立することを決議いたしました。

 なお、詳細につきましては、第4「経理の状況」の「1 四半期連結財務諸表」における注記事項(企業結合等関係)をご参照ください。