第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において新たに発生した事業等のリスクは次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 M&Aに関するリスク

 当社は、企業買収等により株式を取得しており、のれんを計上しておりますが、今後、事業環境の変化や競合状況等により関係会社の業績が買収時の想定を下回り、当初想定していた超過収益力が低下した場合、当該のれんについて減損損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、全体として概ね緩やかな回復基調で推移したものの、米国の保護主義的な通商政策や、中東及び東アジアをはじめとする地域における地政学リスクの高まり等により、先行きは不透明な状況にあります。

 このような状況下、当社グループはゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などの顧客先に当社社員が常駐し、技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、当社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行う「コンテンツプロパティ事業」を積極的に展開し、取り組んでまいりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,521,206千円(前年同四半期比33.4%増)、営業利益は775,067千円(前第2四半期連結累計期間は116,345千円)、減損損失による持分法による投資損失を計上したことにより経常利益は648,106千円(前第2四半期連結累計期間は77,028千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は424,687千円(前第2四半期連結累計期間は25,972千円)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

<ソリューション事業>

 ソリューション事業は、ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供しております。

 当第2四半期連結累計期間においては、スマートフォンを中心とした開発案件における旺盛な需要に支えられ、受注が安定的に推移し、人材ソリューションサービスにおける稼働プロジェクト数は2,842となりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,714,590千円(前年同四半期比13.3%増)セグメント利益は452,839千円(前年同四半期比19.7%増)となりました。

 

<受託開発事業>

 受託開発事業は、主にソリューション事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM(Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式にて受託し、納品するサービスを提供しております。案件種別としては、新規と既存(保守開発)に大別されます。また、子会社である株式会社EPARKテクノロジーズ及び株式会社エクスラボにおける事業についても受託開発事業に含まれます。

 当第2四半期連結累計期間においては、大型案件に係る納品はありませんでしたが、既存(保守開発)が安定的に推移したこと、子会社である株式会社EPARKテクノロジーズの収益が加わったことにより、業績に一定の貢献をいたしました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,083,813千円(前年同四半期比2.8%減)セグメント損失は15,135千円(前年同四半期はセグメント利益16,374千円)となりました。

 

<コンテンツプロパティ事業>

 コンテンツプロパティ事業は、当社が保有するゲーム・キャラクター等の知的財産を活用し、様々な事業展開を行うセグメントであり、具体的には、ゲーム運営のほかに、当社が保有するゲームタイトルまたはキャラクターなどを様々な商材へ使用許諾を行うライセンス事業が含まれております。

 当第2四半期連結累計期間においては、2018年8月から中国にて配信開始されたスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』におけるロイヤルティ収益が引き続き堅調に発生いたしました。配信地域は、東アジア(日本・中国・韓国・香港・台湾・マカオ)、東南アジア(タイ・シンガポール・インドネシア・マレーシア)、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)、欧米諸国(アメリカ・カナダ・EU加盟国)、トルコ、ロシアなどグローバルな配信網に成長しております。

 なお、スマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上につきましては、各許諾地域における売上集計作業およびライセンス許諾先である天津紫龍奇点互動娯楽有限公司(中国・北京市)からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから当第2四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2019年2月~7月の6ヶ月分となっております。

 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は737,970千円(前年同四半期は売上高24,622千円)セグメント利益は706,097千円(前年同四半期はセグメント利益20,967千円)となりました。

 

② 財政状態

総資産・負債・純資産の状況

(総資産)

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は、4,135,971千円となり、前連結会計年度比458,119千円の増加(前連結会計年度比12.5%増)となりました。これは主に、現金及び預金が172,981千円、投資有価証券が195,406千円それぞれ増加したことによるものです。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末における負債は、1,574,199千円となり、前連結会計年度比150,599千円の増加(前連結会計年度比10.6%増)となりました。これは主に、未払法人税等が87,388千円、長期借入金が26,280千円及び社債が22,500千円それぞれ減少した一方で、短期借入金が319,781千円増加したことによるものです。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は、2,561,771千円となり、前連結会計年度比307,520千円の増加(前連結会計年度比13.6%増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益424,687千円の計上によるものです。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物「(以下、「資金」という。)」は、前連結会計年度末と比べ60,432千円増加し、1,190,107千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果獲得した資金は416,879千円(前年同四半期は167,552千円の支出)となりました。これは、主に法人税等の支払額307,227千円があったものの、税金等調整前四半期純利益642,422千円及び持分法による投資損失100,533千円などにより資金獲得したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は484,222千円(前年同四半期は229,813千円の支出)となりました。これは、主に定期預金の払戻による収入125,584千円があったものの、定期預金の預入による支出250,241千円及び投資有価証券の取得による支出197,165千円などにより資金使用したことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果獲得した資金は138,062千円(前年同四半期は472,894千円の収入)となりました。これは、主に配当金の支払額113,355千円があったものの、短期借入金の増加300,000千円などにより資金獲得したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当社の連結子会社である株式会社エクスラボは、2019年7月11日開催の取締役会において、株式会社オルトプラスが保有するALTPLUS VIETNAM Co.,Ltd.の株式をすべて取得して連結子会社化することを決議し、2019年7月12日付けで持分譲渡契約を締結し、同日付けで全株式を取得いたしました。

 株式取得の詳細は、第4「経理の状況」の「1 四半期連結財務諸表」における注記事項(企業結合等関係)をご参照ください。