当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染の拡大による当社グループの事業等への影響については、2[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)をご覧ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴う経済活動の停滞により、急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にあります。
このような状況下、当社グループにおいては、原則として在宅勤務を実施し、事態の長期化に備えつつ、当社社員が顧客先に常駐し、技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、当社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行う「コンテンツプロパティ事業」を展開し、取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,579,459千円(前年同四半期比5.7%減)、営業利益は216,722千円(前年同四半期比37.6%減)、経常利益は212,300千円(前年同四半期比27.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は131,220千円(前年同四半期比33.7%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
なお、第5 1.(1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、当連結会計年度より、報告セグメントの変更等を行っており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
<ソリューション事業>
ソリューション事業は、ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供しております。
当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、前四半期比において新規受注が減少するとともに、一部の顧客において既存案件の継続が見送られるなどの状況が発生し、受注は低調に推移しました。一方、稼働単価は不採算プロジェクトの見直し、最適な顧客選別などの施策が奏功し、利益率が向上いたしました。なお、稼働プロジェクト数は1,498(前年同期稼働プロジェクト数は1,391)となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は973,869千円(前年同四半期比15.0%増)、セグメント利益は220,080千円(前年同四半期比18.9%増)となりました。
<受託開発事業>
受託開発事業は、主にソリューション事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM(Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式にて受託し、納品するサービスを提供しております。案件種別としては、「新規」「保守」「保守開発」「EPARK事業」の4つに大別されます。
子会社の株式会社EPARKテクノロジーズ、株式会社エクスラボ及びEXTREME VIETNAM Co.,Ltd.についても当該事業に含まれます。
当第1四半期連結累計期間においては、当社受託開発部門につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が発生する以前の受注及び保守案件の積み上げにより、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は限定的なものとなりましたが、2020年5月29日付で完全子会社化した株式会社エクスラボ及びEXTREME VIETNAM Co.,Ltd.においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、新規案件に係る商談が停滞、受注が想定通り進捗しなかったことから、営業損失が発生いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は569,786千円(前年同四半期比13.1%増)、セグメント損失は44,116千円(前年同四半期はセグメント損失742千円)となりました。
<コンテンツプロパティ事業>
コンテンツプロパティ事業は、当社が保有するゲーム・キャラクター等の知的財産を活用し、様々な事業展開を行うセグメントであり、具体的には、ゲーム運営のほかに、当社が保有するゲームタイトル又はキャラクターなどを様々な商材へ使用許諾を行うライセンス事業が含まれております。
当第1四半期連結累計期間においては、当社がライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の運営により、ライセンス許諾先である香港紫龍互娯有限公司及び上海紫舜信息技術有限公司を通じてゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生いたしました。
なお、スマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上につきましては、各許諾地域における売上集計作業及びライセンス許諾先からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから当第1四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2020年2月~4月の3ヶ月分となっております。当第1四半期連結累計期間においては、サービス開始から2年半以上が経過したことから、利用者数・課金者数などが緩やかに減少し、前四半期比においてロイヤルティ収益は減少となりました。
また、主要な配信地域は、東アジア(日本・中国・韓国・香港・台湾・マカオ)、東南アジア(タイ・シンガポール・インドネシア・マレーシア)、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)、欧米諸国(アメリカ・カナダ・EU加盟国)、トルコ、ロシアとなっております。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は175,504千円(前年同四半期比46.5%減)、セグメント利益は170,528千円(前年同四半期比44.2%減)となりました。
② 財政状態
総資産・負債・純資産の状況
(総資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、4,343,658千円となり、前連結会計年度比146,093千円の減少(前連結会計年度比3.3%減)となりました。これは主に、現金及び預金が77,951千円、投資有価証券が137,968千円それぞれ増加した一方、受取手形及び売掛金が350,014千円減少したことによるものです。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債は、1,309,592千円となり、前連結会計年度比94,343千円の減少(前連結会計年度比6.7%減)となりました。これは主に、未払金が133,602千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、3,034,066千円となり、前連結会計年度比51,750千円の減少(前連結会計年度比1.7%減)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上があった一方、配当金の支払いにより、利益剰余金が65,142千円減少したことによるものです。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響から、その見通しを立てにくい状況にあります。また、今後の企業のITに対する投資動向が極めて不確実かつ不透明であり、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性も懸念されます。
その上で、各事業において、当社グループの強みであるデジタルクリエイターカンパニーとして、唯一無二の人材サービスを提供することで、新型コロナウイルス感染症による困難な事業環境においても、当社グループの強みを発揮し、持続的な成長が実現できるよう取り組んでまいります。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
当社は、2020年4月23日開催の取締役会において、株式会社エクスラボを完全子会社にする為、非支配株主持分を取得することを決議し、2020年5月29日に取得しました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載の通りであります。