当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染の拡大による当社グループの事業等への影響については、2[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)をご覧ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により停止していた経済活動が徐々に再開されたものの、年末にかけて再び新型コロナウイルス感染症の拡大が発生し、設備投資や個人消費には停滞感が強く、先行きは依然として不透明な状況にあります。
このような状況下、当社グループにおいては、一部の事業部門において在宅勤務を引き続き実施し、事態の長期化に備えつつ、当社社員が顧客先に常駐し、技術ソリューションを提供する「ソリューション事業」、ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、当社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行う「コンテンツプロパティ事業」を展開し、取り組んでまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は4,645,063千円(前年同四半期比13.1%減)、営業利益は608,948千円(前年同四半期比45.2%減)、経常利益は569,894千円(前年同四半期比43.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は365,108千円(前年同四半期比51.1%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
<ソリューション事業>
ソリューション事業は、ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供しております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が一巡し、主にゲーム等のエンターテインメント系顧客において新規受注が回復するとともに、既存案件の継続も順調に推移いたしました。また、稼働単価は、本事業年度より取り組んで参りました不採算プロジェクトの見直しなどの施策が引き続き奏功したことで、セグメント利益率が向上いたしました。なお、稼働プロジェクト数は4,356(前年同期稼働プロジェクト数は4,370)となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,834,291千円(前年同四半期比8.8%増)、セグメント利益は626,032千円(前年同四半期比13.9%増)となりました。
<受託開発事業>
受託開発事業は、主にソリューション事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM(Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式にて受託し、納品するサービスを提供しております。案件種別としては、「新規」「保守」「保守開発」「EPARK事業」の4つに大別されます。子会社の株式会社EPARKテクノロジーズ、株式会社エクスラボ、EXTREME VIETNAM Co.,LTD.についても当該事業に含まれます。
当第3四半期連結累計期間においては、当社受託開発部門につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が発生する以前の受注及び保守案件の積み上げにより、新型コロナウイルス感染症拡大による影響は限定的なものとなりましたが、2020年5月29日付で完全子会社化した株式会社エクスラボ及びEXTREME VIETNAM Co.,LTD.においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、新規案件に係る商談が停滞、受注が想定通り進捗しなかったことから、営業損失が発生いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は1,702,623千円(前年同四半期比1.0%減)、セグメント損失は73,371千円(前年同四半期はセグメント損失21,718千円)となりました。
<コンテンツプロパティ事業>
コンテンツプロパティ事業は、当社が保有するゲーム・キャラクター等の知的財産を活用し、様々な事業展開を行うセグメントであり、具体的には、ゲーム運営のほかに、当社が保有するゲームタイトルまたはキャラクターなどを様々な商材へ使用許諾を行うライセンス事業が含まれております。
当第3四半期連結累計期間においては、当社がライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の運営により、ライセンス許諾先である香港紫龍互娯有限公司及び上海紫舜信息技術有限公司を通じてゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生いたしました。
なお、スマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』に係るロイヤルティ収益の計上につきましては、各許諾地域における売上集計作業及びライセンス許諾先からの収益報告に一定の時間を要すること、契約上収益に係る報告サイクルが定められていることから当第3四半期連結累計期間における当該プロジェクトに係る収益は、2020年2月~10月の9ヶ月分となっております。
当第3四半期連結累計期間においては、前四半期同様、新たな配信地域の追加がなく、サービス開始から2年以上が経過したことから、利用者数・課金者数などが緩やかに減少し、前四半期比においてロイヤルティ収益は減少となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は479,662千円(前年同四半期比54.0%減)、セグメント利益は439,072千円(前年同四半期比55.5%減)となりました。
② 財政状態
総資産・負債・純資産の状況
(総資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、4,477,976千円となり、前連結会計年度比11,776千円の減少(前連結会計年度比0.3%減)となりました。これは主に、現金及び預金が41,628千円、売掛金が253,824千円減少した一方、投資有価証券が284,962千円増加したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、1,218,482千円となり、前連結会計年度比185,452千円の減少(前連結会計年度比13.2%減)となりました。これは主に、未払金が124,610千円、賞与引当金が53,549千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、3,259,493千円となり、前連結会計年度比173,676千円の増加(前連結会計年度比5.6%増)となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金が168,745千円増加したことによるものです。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により停止していた経済活動が徐々に再開されたものの、2021年1月に再度、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されたことにより、先行きは依然として不透明な状況にあり、その見通しを立てにくい状況にあります。また、今後の企業のITに対する投資動向は不確実であり、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性も懸念されます。
その上で、各事業において、当社グループの強みであるデジタルクリエイターカンパニーとして、唯一無二の人材サービスを提供することで、新型コロナウイルス感染症による困難な事業環境においても、当社グループの強みを発揮し、持続的な成長が実現できるよう取り組んでまいります。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。