第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染の拡大による当社グループの事業等への影響については、2[経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)をご覧ください。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、経済社会活動の正常化が進む中で、持ち直しの動きが見られる一方、海外情勢等による原材料価格の上昇や供給面での制約、金融資本市場の変動等による下振れリスクに加え、新型コロナウイルス感染症の収束が見えず、全体としては楽観できない状況であります。

このような状況下、当社グループにおいては、一部の事業部門において在宅勤務を引き続き実施し、事態の長期化に備えつつ、当社社員が顧客先に常駐し、技術ソリューションを提供する「デジタル人材事業」、ゲーム・各種システム開発などを請け負う「受託開発事業」、当社が保有するゲームタイトル等の使用許諾を行う「コンテンツプロパティ事業」を展開し、取り組んでまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,936,477千円(前年同四半期比13.5%増)、営業利益は224,888千円(前年同四半期比23.9%増)、経常利益は309,677千円(前年同四半期比60.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は208,762千円(前年同四半期比45.5%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

なお、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおり、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの変更等を行っており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。

 

<デジタル人材事業>

デジタル人材事業は、ゲーム・スマートフォンアプリ・WEB・IT企業などに対し、プログラミング・グラフィック開発スキルを持った当社社員(クリエイター&エンジニア)が顧客企業に常駐し、開発業務を提供しております。

当第1四半期連結累計期間においては、企業のDX推進などによる技術ソリューションに対する旺盛な需要を背景に、新規・既存案件とも順調に推移いたしました。なお、稼働プロジェクト数は1,910(前年同四半期稼働プロジェクト数は1,676)となりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,275,566千円(前年同四半期比13.6%増)、セグメント利益は253,853千円(前年同四半期比2.5%増)となりました。

 

<受託開発事業>

受託開発事業は、主にデジタル人材事業を通じて顧客から持ち込まれるスマートフォンアプリ開発案件、クラウドプラットフォーム構築、CRM(Customer Relationship Management)構築~導入~運用など、案件を持ち帰り形式にて受託し、納品するサービスを提供しております。案件種別としては、「新規」「保守」「保守開発」「EPARK事業」の4つに大別されます。

子会社の株式会社エクスラボ、EXTREME VIETNAM Co.,Ltd.及び株式会社EPARKテクノロジーズについても当該事業に含まれます。

当第1四半期連結累計期間においては、EXTREME VIETNAM Co.,Ltd.において、新規案件が想定通り受注できなかった影響が発生したものの、その他の子会社(株式会社エクスラボ・株式会社EPARKテクノロジーズ)及び親会社における受託開発プロジェクトが想定通り推移した結果、黒字確保をいたしました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は695,046千円(前年同四半期比17.1%増)、セグメント利益は22,648千円(前年同四半期はセグメント損失28,966千円)となりました。

 

<コンテンツプロパティ事業>

コンテンツプロパティ事業は、当社が保有するゲーム・キャラクター等の知的財産を活用し、様々な事業展開を行うセグメントであり、具体的には、ゲーム運営のほかに、当社が保有するゲームタイトル又はキャラクターなどを様々な商材へ使用許諾を行うライセンス事業が含まれております。

当第1四半期連結累計期間においては、当社がライセンス許諾したスマートフォン版ゲームアプリ『ラングリッサー』の運営により、ライセンス許諾先である香港紫龍互娯有限公司及び上海紫舜信息技術有限公司を通じてゲーム販売額に応じたロイヤルティ収益が発生いたしました。

この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は107,029千円(前年同四半期比17.7%減)、セグメント利益は105,116千円(前年同四半期比7.2%減)となりました。

 

② 財政状態

総資産・負債・純資産の状況

(総資産)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、5,235,261千円となり、前連結会計年度比204,545千円の増加(前連結会計年度比4.1%増)となりました。これは主に、現金及び預金が210,624千円、受取手形、売掛金及び契約資産が55,080千円、それぞれ増加した一方、投資有価証券が81,089千円減少したことによるものです。

 

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債は、1,292,385千円となり、前連結会計年度比85,697千円の増加(前連結会計年度比7.1%増)となりました。これは主に、未払費用を含むその他流動負債が175,235千円増加した一方、短期借入金が100,000千円、賞与引当金が62,404千円減少したことによるものです。

 

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、3,942,876千円となり、前連結会計年度比118,847千円の増加(前連結会計年度比3.1%増)となりました。これは主に、利益剰余金における配当金の支払いに伴い93,431千円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い208,762千円増加したことによるものです。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による影響から、その見通しを立てにくい状況にあります。また、今後の企業のITに対する投資動向が極めて不確実かつ不透明であり、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性も懸念されます。

その上で、各事業において、当社グループの強みであるデジタルクリエイターカンパニーとして、唯一無二の人材サービスを提供することで、新型コロナウイルス感染症による困難な事業環境においても、当社グループの強みを発揮し、持続的な成長が実現できるよう取り組んでまいります。

 

(3)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当社は、2022年5月26日開催の取締役会において、株式会社角川ゲームス(東京都品川区:代表取締役社長 安田善巳)の一部事業について、株式会社角川ゲームスが当該事業を会社分割し、新設された吸収分割承継会社(株式会社Dragami Games)の第三者割当増資を引受け、子会社化することについて株式会社角川ゲームス及び関係者間で基本合意することを決議し、同日、基本合意書を締結、2022年6月28日に第三者割当増資の引受契約を締結し、2022年6月29日に払込を完了いたしました。

なお、詳細につきましては、「第4 経理の状況」の「1.四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照ください。