当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復しております。先行きについては、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されております。ただし、通商問題を巡る動向、中国経済の先行き、英国のEU離脱、中東地域を巡る情勢等の海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があります。
当社が深く関連する2018年のインターネット広告媒体費のうち、運用型広告費は1兆1,518億円(前年比122.5%)を占め高い成長率となりました。また、大手プラットフォーマーによる事業は、広告領域だけでなく、AIスピーカーや決済領域への進出など多方面に拡大しております。(出典:株式会社電通「2018年日本の広告費」2019年2月28日)
このような環境のなか、当社は、パーソナライズ・エンジン「デクワス」をコアとする各サービスや、デジタルナレッジマネジメントサービス(以下、「DKMサービス」という。)を提供し、顧客企業のインターネットを介したマーケティング活動支援に積極的に取り組んでおります。
その中でも当社の強みである、簡単にターゲティング広告を配信できる「デクワス.AD スタートパック」、画像解析エンジンによるビジュアルコマースサービスの「デクワス.VISION」を中心に、業績向上に注力してまいりました。
その結果、当第2四半期累計期間の既存サービスに関しては、前第2四半期累計期間に比べ、パーソナライズ・アドサービスが売上高で36.2%増と、全社の業績向上に大きく貢献いたしました。またパーソナライズ・レコメンドサービスにおいては4.9%増と堅調に推移しております。
前期より取り組みを始めたDKMサービスは、アパレル業界、金融機関、教育業界及び小売業界のお客様に続き、外食産業のお客様からの受注に成功いたしました。また、当社独自のサービスである「デクワス・マイビジネス」についても営業範囲を拡大し、第3四半期には医療分野での受注に成功しております。これらDKMサービスの成果は前第2四半期比純増となり、収益拡大の柱とすべく引き続き注力してまいります。
コスト面では、新規事業に関する投資や上記サービス分野へ計画通り投資しつつも、効率的な人員配置による労務費の削減等、全社的なコスト抑制の取り組みを継続いたしました。
その結果、当第2四半期累計期間における売上高は469,959千円(前年同四半期比40.1%増)、営業損失は18,130千円(前年同四半期は営業損失60,689千円)、経常損失は16,577千円(前年同四半期は経常損失60,663千円)、四半期純損失は17,323千円(前年同四半期は四半期純損失67,074千円)となりました。
代表取締役をはじめとする取締役の役員報酬については、その経営責任を明確にするとともに、業績向上を期すべく減額を継続しております。
当社は単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(流動資産)
当第2四半期会計期間末における流動資産は前事業年度末より20,813千円増加し、561,042千円となりました。その主な内訳は、現金及び預金の減少6,277千円、売掛金の増加10,652千円、その他に含まれている前払費用の増加16,222千円によるものであります。
(固定資産)
当第2四半期会計期間末における固定資産は前事業年度末より366千円減少し、21,481千円となりました。その内訳は、投資その他の資産の減少366千円によるものであります。
(流動負債)
当第2四半期会計期間末における流動負債は前事業年度末より36,898千円増加し、122,365千円となりました。その主な内訳は、買掛金の増加9,381千円、その他に含まれている前受収益の増加23,096千円によるものであります。
(固定負債)
当第2四半期会計期間末における固定負債は前事業年度末より23千円増加し、6,239千円となりました。その内訳は、資産除去債務の増加23千円によるものであります。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は前事業年度末より16,474千円減少し、453,919千円となりました。その主な内訳は、利益剰余金の減少17,323千円によるものであります。
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前事業年度末より43,802千円増加の440,329千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、6,414千円(前年同四半期は61,578千円の支出)となりました。主な増加要因は、前受収益の増加額23,096千円によるもの、主な減少要因は、税引前四半期純損失16,848千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は、50,217千円(前年同四半期は24,073千円の収入)となりました。主な増加要因は、定期預金の払戻による収入50,080千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増減はありませんでした。(前年同四半期は22,015千円の収入)
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は5,672千円であります。
当社は2020年1月31日開催の取締役会決議に基づき、京セラコミュニケーションシステム株式会社との間で株式譲渡契約を締結しました。これにより、同社がDSP事業を新設分割することにより新たに設立するデクワス株式会社の議決権所有割合の90%を取得する予定です。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期財務諸表 注記事項」(重要な後発事象)をご参照ください。