第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策により国内でのワクチン接種が進み、2021年12月末時点の新規感染者数が463名と激減し終息に向かうかと思われましたが、2022年1月初旬より新規感染者の急激な増加傾向が見られ、1月21日には政府より東京都を含む16都県にまん延防止等重点措置が適用されるなど、今後の経済活動の回復には引き続き不透明感が漂っております。

当社グループの手掛けるデジタルマーケティングソリューション事業領域は、国内のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進によるデジタル化の加速や、リモートワークの普及による巣ごもり消費現象などが追い風となり、2021年10-11月でのネット広告費は前年同月比で20%以上増加(出典:経済産業省「4大既存メディア広告とインターネット広告の推移」2022年1月10日更新版)し、前年に引き続き高成長を維持しております。

このような環境のなか、当社グループの当第2四半期連結累計期間においては、「ネット広告サービス」は新型コロナウイルス感染症に対応する消費財等の広告需要が拡大したこと、並びに首都圏不動産需要の高まりを受けて広告配信案件が増加したことで、売上高が前年同期を大きく上回りました。「CX改善サービス」については、ZETA株式会社(以下「ZETA」という。)の損益が当第2四半期連結会計期間から連結されたことにより、業績が大きく改善しました。ZETAは、自社ライセンスである「ZETA CXシリーズ」を通じて、ユーザーに良質な購買体験(CX)を提供することに多くの実績を有し、優良企業の運営するECサイトへの商品検索エンジンの採用は増加傾向にあるなど、今後もさらなる事業の拡大が見込まれます。

当社とデクワス株式会社(以下「デクワス」という。)の単体四半期間別営業利益は、前2021年6月期第3四半期より継続して黒字の拡大基調にあり、これにさらにZETAの損益が加わったことで、今後ますますグループ全体の収益力が向上していくことを見込んでおります。

その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,095,235千円(前年同期比75.0%増)、営業利益は77,071千円(前年同期は86,154千円の損失)、経常利益は73,906千円(前年同期は84,085千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は、ZETAの子会社化により発生したのれんの減損損失の計上により1,094,437千円(前年同期は84,997千円の損失)となりました。

 

なお当社グループは単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。

 

② 財政状態

(流動資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末より1,382,330千円増加し、1,869,485千円となりました。その主な内訳は、主にZETAの連結子会社化により現金及び預金が1,131,144千円、売掛金が238,281千円増加したことによるものであります。

 

(固定資産)

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末より860,586千円増加し、888,869千円となりました。その主な内訳は、主にZETAの連結子会社化によりのれんが785,208千円発生したことによるものであります。

 

(繰延資産)

 当第2四半期連結会計期間末における繰延資産は、ZETAの連結子会社化により第1四半期連結会計期間より発生し、8,241千円となりました。その内訳は、ZETAの社債発行費によるものであります。

 

(流動負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末より382,135千円増加し、588,624千円となりました。その主な内訳は、主にZETAの連結子会社化により契約負債(前連結会計年度は前受収益及び前受金の一部)が58,502千円増加したことや、1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債が206,838千円、買掛金が37,107千円、未払金が34,814千円、未払費用が34,618千円増加したことによるものであります。

 

(固定負債)

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債は前連結会計年度末より591,639千円増加し、620,399千円となりました。その主な内訳は、主にZETAの連結子会社化により長期借入金及び社債が589,336千円増加したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末より1,277,383千円増加し、1,557,573千円となりました。その主な内訳は、主にZETAの連結子会社化により資本剰余金が2,363,170千円増加したことや、のれんの減損損失により利益剰余金が1,094,437千円減少したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の期末残高は、前連結会計年度末より1,131,144千円増加の1,376,762千円となりました。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は、23,414千円(前年同期は128,304千円の支出)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純損失1,090,516千円、減損損失1,169,963千円、売上債権の増加額174,188千円によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果得られた資金は、1,114,161千円(前年同期は3,043千円の支出)となりました。主な要因は、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入が1,128,178千円あったことによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果得られた資金は、40,397千円となりました。主な要因は、社債の発行による収入97,340千円があった一方で社債の償還による支出が42,000千円あったことによるものであります。

なお、前年同期においては、財務活動による資金の増減はありませんでした。

 

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は120千円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。