当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
(継続企業の前提に関する重要事象等)
当社グループは、前連結会計年度において4期連続して営業損失及び経常損失を計上しており、また当第2四半期連結累計期間において営業損失893,032千円、経常損失921,752千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失1,122,877千円を計上しました。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
しかしながら、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(3)継続企業の前提に関する重要事象等を解消又は改善するための対応策」に記載した対応策を実行していくことにより、売上高の増加、収益性の改善及び営業キャッシュ・フローの増加等が可能となり、ひいては当社の財務健全性の向上が実現できるものと考えております。
また、一部借入金につきましては財務制限条項がございますが、すべての関係金融機関と財務状態及び資金計画等の協議を行った結果、期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得ており、引き続き当該金融機関と緊密な関係を維持し、継続的な支援をいただけるよう定期的に協議を行ってまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として経済活動に制限がかかる状況が続いているものの、感染予防対策の徹底やワクチン接種の推進など各種政策の効果や海外経済の改善もあり、一部で弱さはありますが、持ち直しの兆しが見え始めてきました。
また、当社グループが事業の主体を置く住宅市場におきましては、2021年9月の新築着工数は、持家が前年同月比14.9%の増加、貸家が前年同月比12.8%の増加、分譲住宅が前年同月比14.9%の減少、全体では前年同期比4.3%の増加と明るい兆しは見え始めているものの、新型コロナウイルス感染症蔓延前の一昨年の着工数水準には戻っておらず、経営環境は総じて厳しい状況で推移いたしました。
当社グループでは、主力製品のマンション向け床板用のパーティクルボード(以下PBという)の販売をさらに推進させるとともに、長尺構造用パネル用PB「壁武者」等を市場へ投入し売上増を目指すべく営業を展開するとともに開発の強化と、製造経費の削減を行ってまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は3,572,871千円(前年同期比3.0%増)となり、営業損失は893,032千円(前年同期は営業損失1,479,819千円)、経常損失は921,752千円(前年同期は経常損失1,355,806千円)、また、操業休止関連費用120,332千円を特別損失に計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,122,877千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,524,425千円)となりました。
② 財政状態の分析
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間における資産の残高は13,765,242千円となり、前連結会計年度末に比べ1,416,134千円減少いたしました。有形固定資産が主として減価償却費により688,333千円減少した他、敷金及び保証金が202,590千円減少、商品及び製品が157,570千円減少、受取手形及び売掛金が132,744千円減少したことが主たる要因であります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間における負債の残高は10,243,411千円となり、前連結会計年度末に比べ332,021千円減少いたしました。資産除去債務が154,166千円、未払金が95,339千円減少したことが主たる要因であります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間における純資産の残高は3,521,831千円となり、前連結会計年度末に比べ1,084,112千円減少いたしました。親会社株主に帰属する四半期純損失1,122,877千円の計上が主たる要因であります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ125,781千円減少し、1,379,844千円(前年同期比398,132千円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は129,097千円(前年同期は1,769,562千円の資金の減少)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純損失1,041,136千円に、減価償却費860,817千円(資金の増加)、棚卸資産の減少148,299千円(資金の増加)、売上債権の減少132,744千円(資金の増加)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は238,978千円(前年同期は303,571千円の資金の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出410,349千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は15,900千円(前年同期は75,345千円の資金の減少)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出10,000千円によるものであります。
(3) 継続企業の前提に関する重要事象等を解消又は改善するための対応策
当社グループは、前連結会計年度において4期連続して営業損失及び経常損失を計上しており、また当第2四半期連結累計期間において営業損失893,032千円、経常損失921,752千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失1,122,877千円を計上しました。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
当社グループは当該状況を解消すべく、新型コロナウイルス感染の影響が不透明な状況下ではありますが、以下のとおり対応を進めてまいります。
1)置床用PBの販売をさらに推進させるとともに、構造用PB「壁武者」及びフロアー用PB等を市場へ投入し売上増をめざすべく営業と開発を増員し活動を強化しております。
2)更なる製造技術開発により、製造経費の削減を行ってまいります。
これらの当社独自の対応策を実施することに加えて、各取引先との緊密な連携関係を深め、必要に応じた協力体制を築くことによりキャッシュフローの改善と財務体質の強化を図り当該状況の解消、改善に努めます。また、一部借入金につきましては財務制限条項がございますが、すべての関係金融機関と財務状態及び資金計画等の協議を行った結果、期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得ており、引き続き当該金融機関と緊密な関係を維持し、継続的な支援をいただけるよう定期的に協議を行ってまいります。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7,644千円であります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。