【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

 当社は、当事業年度において営業損失3,594,899千円、経常損失3,580,994千円を計上しており、3期連続して営業損失及び経常損失を計上しております。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

当社は当該状況を解消すべく、新型コロナウイルス感染の影響が不透明な状況下ではありますが、以下のとおり対応を進めてまいります。

1)置床用PBの販売をさらに推進させるとともに、構造用PB「壁武者」及びフロアー用PB等、他の市場へ参入し売上増をめざすべく営業と開発を増員し活動を強化しております。

2)テレワーク等働き方改革による業務再構築及び人員の再配置を実施するとともに、在庫圧縮や運送効率化等による経費削減を行い事業収益の改善と更なる役員報酬削減を含む本社費用等の間接部門経費支出の見直しを実施してまいります。

3)更なる製造技術開発により、製造経費の削減を行ってまいります。

 

これらの当社独自の対応策を実施することに加えて、各種取引先との緊密な連携関係を高め、必要に応じた協力体制を築くことによりキャッシュフローの改善と財務体質の強化を図り当該状況の解消、改善に努めます。また、販売計画未達分の資金が必要となるため、上記対策の他、追加の資金調達や資金繰りの安定化に努めるべく取引金融機関等と協議を継続して進めております。

今後も上記施策を推進し、収益力の向上と財務体質の強化に取り組みますが、これらの改善策ならびに対応策は実施中であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、当社の財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映していません。

 

 

(重要な会計方針)

1  有価証券の評価基準及び評価方法

(1) 子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

(2) その他有価証券

時価のあるもの

決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

(3) デリバティブ取引により生ずる債権及び債務

金利スワップ契約については、特例処理の要件を満たすため時価評価せず、その金銭の受払の純額を金利交換の対象となる負債に係る利息に加減して処理をしております。

 

2  たな卸資産の評価基準及び評価方法

(1) 商品及び製品

商品は先入先出法による原価法、製品は総平均法による原価法

(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

(2) 仕掛品

総平均法による原価法

(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

(3) 原材料、貯蔵品

先入先出法による原価法

(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

 

 

3  固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産

定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物

3~39年

構築物

7~60年

機械及び装置

2~8年

 

(2) 無形固定資産

自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

 

4  引当金の計上基準

(1) 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2) 賞与引当金

従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。

(3) 退職給付引当金

従業員に対する退職金の支給に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見積額に基づき計上しております。なお、期末要支給額を退職給付債務とする簡便法を適用しております。

(4) 役員報酬BIP信託引当金

役員に対する将来の当社株式の給付に備えるため、内規に基づき、役員に割り当てられるポイント見込み数に応じた当事業年度末における給付見込額を計上しております。

 

 

5 重要なヘッジ会計の方法

①  ヘッジ会計の方法

金利スワップについては、適用要件を満たすため、特例処理を採用しております。

②  ヘッジ手段とヘッジ対象

イ ヘッジ手段・・・金利スワップ

ロ ヘッジ対象・・・借入金の利息

③  ヘッジ方針

長期借入金の金利変動リスクの回避を目的として、個別契約毎に金利スワップ取引を行っております。

④  ヘッジの有効性評価の方法

特例処理の適用要件を満たしており有効性が保証されているため、有効性の評価を省略しております。

 

6  その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

消費税等の会計処理

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

 

(表示方法の変更)

前事業年度において、「販売費及び一般管理費」の「その他」に含めていた「保管費」は、販売費及び一般管理費の総額の100分の10を超えたため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前事業年度の損益計算書において、「販売費及び一般管理費」の「その他」に表示していた336,124千円は、「保管費」74,987千円、「その他」261,136千円として組み替えております。

 

(追加情報)

 (役員に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
  当社は、取締役の中長期に継続した業績の向上と企業価値の増大への貢献意識を高めることを目的に、業績連動型株式報酬制度として「役員報酬BIP信託」を導入しております。
 当該信託契約に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じております。
 当該信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前事業年度168,342千円及び111,486株、当事業年度121,762千円及び81,968株であります

 

 (新型コロナウイルス感染拡大にかかる会計上の見積りについて)

新型コロナウイルスの感染拡大については、今後の広がりや収束時期など不確実性が高い事象であることから、当社は減損会計などの検討において、2021年3月期の一定期間、当該感染拡大の影響が当社の業績に影響を及ぼすとの仮定を置き、会計上の見積りを行っております。

  

 

(貸借対照表関係)

※1  関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)

 

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

短期金銭債権

1,826

千円

9,785

千円

短期金銭債務

370,356

 

1,122,677

 

長期金銭債務

111,300

 

111,300

 

 

 

※2  担保資産及び担保付債務

担保に供している資産並びに担保付債務は次のとおりであります。

担保資産

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

土地

6,087,541

千円

2,493,005

千円

建物

1,921,640

 

2,035,253

 

構築物

289,239

 

307,733

 

機械及び装置

6,415,198

 

4,227,597

 

14,713,619

 

9,063,589

 

 

 

担保付債務

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

社債(1年内償還予定の社債含む)

2,605,000

千円

1,135,000

千円

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)

11,978,945

 

6,542,102

 

14,583,945

 

7,677,102

 

 

 

※3  圧縮記帳額

国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

機械及び装置

19,000

千円

19,000

千円

 

 

※4 期末日満期手形の会計処理

期末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。

なお、前事業年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が、前事業年度末残高に含まれております。

 

 

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

支払手形

145,393  千円

  -千円

 

 

※5 受取手形割引高及び受取手形裏書譲渡額

 

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

受取手形割引高

575,975

千円

100,000

千円

受取手形裏書譲渡高

224,826

 

331,674

 

 

 

(損益計算書関係)

※1  関係会社との取引高

 

前事業年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当事業年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

営業取引

 

 

 

 

 売上高

187,325

千円

184,829

千円

 仕入高

250,219

 

286,201

 

 販売費及び一般管理費

574,520

 

871,236

 

営業取引以外の取引

85,275

 

349,920

 

 

 

※2  固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当事業年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

土地

3,194,957

千円

6,359,350

千円

建物

 

5,221

 

機械及び装置

249

 

 

車両運搬具

1,105

 

1,099

 

その他

281

 

 

3,196,592

 

6,365,672

 

 

 

※3 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当事業年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

建物

2,132

千円

38

千円

構築物

624

 

 

機械及び装置

29,175

 

5,410

 

車両運搬具

 

0

 

工具、器具及び備品

 

0

 

ソフトウェア

 

7,803

 

船舶

2,570

 

 

34,503

 

13,252

 

 

 

 

※4 減損損失

前事業年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)

 当社は、以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。

場所

用途

種類

金額(千円)

加工工場

(東京都江東区)

WPC製造設備

機械及び装置

11,162

 

① 資産のグルーピング
 当社は、管理会計上の区分を基礎として、将来の使用が見込まれていない遊休資産については、個々の物件単位でグルーピングを行っております。
② 減損損失の認識に至った経緯
 収益の低下している固定資産に減損の兆候が認められることから、回収可能性を検討した結果、当該固定資産につき回収可能価額まで減額しております。
③ 回収可能価額の算出方法
  回収可能価額は、正味売却価額に基づいて算定しております。売却や他の転用が困難な資産については零としております。回収可能価額を正味売却価額により測定する場合は、主として不動産鑑定評価またはそれに準ずる方法により算定しております。

 

当事業年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

 当社は、以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。

場所

用途

種類

金額(千円)

リサイクル工場

(東京都江東区)

廃木材ヤード

建物

122,829

構築物

123,295

機械及び装置

926

工具、器具及び備品

968

 

① 資産のグルーピング
 当社は、管理会計上の区分を基礎として、将来の使用が見込まれていない遊休資産については、個々の物件単位でグルーピングを行っております。
② 減損損失の認識に至った経緯
 収益の低下している固定資産に減損の兆候が認められることから、回収可能性を検討した結果、当該固定資産につき回収可能価額まで減額しております。
③ 回収可能価額の算出方法
  回収可能価額は、正味売却価額に基づいて算定しております。売却や他の転用が困難な資産については零としております。回収可能価額を正味売却価額により測定する場合は、主として不動産鑑定評価またはそれに準ずる方法により算定しております。

 

(有価証券関係)

子会社株式及び関連会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。

 

 

 

(単位:千円)

区分

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

子会社株式

69,056

69,056

69,056

69,056

 

 

 

(税効果会計関係)

1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 税務上の繰越欠損金

480,643

千円

千円

 退職給付引当金

78,669

 

80,467

 

 賞与引当金

18,150

 

19,838

 

 役員報酬BIP信託引当金

33,281

 

19,018

 

 未払事業税

3,379

 

95,523

 

 貸倒引当金繰入超過額

2,734

 

2,734

 

 減損損失

54,222

 

95,517

 

 たな卸資産評価損

270,402

 

543,281

 

  減価償却超過額

12,329

 

 

  資産除去債務

121,354

 

156,011

 

 その他

2,206

 

2,229

 

繰延税金資産小計

1,077,373

 

1,014,622

 

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 

△480,643

 

△1,014,622

 

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△596,729

 

 

評価性引当額小計

△1,077,373

 

△1,014,622

 

繰延税金資産合計

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 圧縮記帳積立金

△123,009

 

△122,721

 

 特別償却準備金

△30,807

 

△23,105

 

 土地評価益

△1,170,014

 

△86,321

 

  その他有価証券評価差額金

△4,410

 

△5,214

 

 資産除去債務に対応する除去費用

△56,448

 

△52,624

 

繰延税金負債合計

△1,384,691

 

△289,988

 

繰延税金資産純額又は繰延税金負債(△)の純額

△1,384,691

 

△289,988

 

 

 

(表示方法の変更)

前事業年度において、繰延税金資産の「その他」に含めておりました「未払事業税」は、重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の組替えを行っております。

この結果、前事業年度の繰延税金資産の「その他」に表示していた5,585千円は、「未払事業税」3,379千円、「その他」2,206千円として組み替えております。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度
(2019年3月31日)

当事業年度
(2020年3月31日)

法定実効税率

30.6

30.6

(調整)

 

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

19.2

 

0.1

 

寄附金等永久に損金に算入されない項目

2.2

 

 

住民税均等割

21.8

 

0.1

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△50.1

 

△0.2

 

評価性引当額の増減

579.5

 

△2.5

 

更正の請求等による欠損金の減少

116.2

 

 

その他

0.1

 

△0.6

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

719.5

 

27.5

 

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。