【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

 当社は、当事業年度において営業損失2,814,246千円、経常損失2,573,516千円を計上しており、4期連続して営業損失及び経常損失を計上しております。これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

当社は当該状況を解消すべく、新型コロナウイルス感染の影響が不透明な状況下ではありますが、以下のとおり対応を進めてまいります。

1)置床用PBの販売をさらに推進させるとともに、構造用PB「壁武者」及びフロアー用PB等、他の市場へ参入し売上増をめざすべく営業と開発を増員し活動を強化しております。

2)更なる製造技術開発により、製造経費の削減を行ってまいります。

 

これらの当社独自の対応策を実施することに加えて、各種取引先との緊密な連携関係を高め、必要に応じた協力体制を築くことによりキャッシュフローの改善と財務体質の強化を図り当該状況の解消、改善に努めます。また、一部借入金につきましては財務制限条項がございますが、すべての関係金融機関と財務状態及び資金計画等の協議を行った結果、期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得ており、引き続き当該金融機関と緊密な関係を維持し、継続的な支援をいただけるよう定期的に協議を行ってまいります。

今後も上記施策を推進し、収益力の向上と財務体質の強化に取り組みますが、これらの改善策ならびに対応策は実施中であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

 

なお、当社の財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映していません。

 

 

(重要な会計方針)

1  有価証券の評価基準及び評価方法

(1) 子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

(2) その他有価証券

時価のあるもの

決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

時価のないもの

移動平均法による原価法

(3) デリバティブ取引により生ずる債権及び債務

時価法

ただし、金利スワップについて、特例処理の要件を満たしている場合は特例処理を採用しております。

 

2  たな卸資産の評価基準及び評価方法

(1) 商品及び製品

商品は先入先出法による原価法、製品は総平均法による原価法

(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

(2) 仕掛品

総平均法による原価法

(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

(3) 原材料、貯蔵品

先入先出法による原価法

(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

 

 

3  固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産

定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物

3~39年

構築物

7~60年

機械及び装置

2~8年

 

(2) 無形固定資産

自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

 

4  引当金の計上基準

(1) 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2) 賞与引当金

従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当事業年度の負担額を計上しております。

(3) 退職給付引当金

従業員に対する退職金の支給に備えるため、当事業年度末における退職給付債務の見積額に基づき計上しております。なお、期末要支給額を退職給付債務とする簡便法を適用しております。

(4) 役員報酬BIP信託引当金

役員に対する将来の当社株式の給付に備えるため、内規に基づき、役員に割り当てられるポイント見込み数に応じた当事業年度末における給付見込額を計上しております。

 

 

5 重要なヘッジ会計の方法

①  ヘッジ会計の方法

金利スワップについては、適用要件を満たすため、特例処理を採用しております。

②  ヘッジ手段とヘッジ対象

イ ヘッジ手段・・・金利スワップ

ロ ヘッジ対象・・・借入金の利息

③  ヘッジ方針

長期借入金の金利変動リスクの回避を目的として、個別契約毎に金利スワップ取引を行っております。

④  ヘッジの有効性評価の方法

特例処理の適用要件を満たしており有効性が保証されているため、有効性の評価を省略しております。

 

6  その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

消費税等の会計処理

消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

   (佐倉工場の固定資産)

  (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 

                                (単位:千円)

 

当事業年度

佐倉工場に属する有形固定資産及び無形固定資産

6,557,716

 

 

   (2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 当社は、固定資産の減損会計において、管理会計上の区分を基礎とし、将来の使用が見込まれていない遊休資産については個々の物件単位でグルーピングを行っております。

 佐倉工場においては営業損益が継続的にマイナスとなっていることから、佐倉工場の資産は当事業年度末において減損の兆候があります。減損損失計上の要否の検討にあたり、将来の佐倉工場における収益及び費用の予測等を主要な仮定として同工場の割引前将来キャッシュ・フローを見積った結果、割引前将来キャッシュ・フローの総額が固定資産の帳簿価額を上回ったため、減損損失は認識しておりません。

 実際の業績が当該見積りと異なった場合、翌事業年度の貸借対照表において、佐倉工場の固定資産の金額に重要な影響を及ぼす可能性があります。

(表示方法の変更)

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用)

「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当事業年度の年度末に係る財務諸表から適用し、財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。

ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前事業年度に係る内容については記載しておりません。

 

  (損益計算書)

 前事業年度まで独立掲記しておりました「資金調達費用」は、金額的重要性が乏しくなったため、当事業年度より、「営業外費用」の「支払手数料」 に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前事業年度において、「資金調達費用」1,000千円、「支払手数料」159,615千円は「支払手数料」160,615千円として組み替えております。

 

(追加情報)

 (役員に信託を通じて自社の株式を交付する取引)
  当社は、取締役の中長期に継続した業績の向上と企業価値の増大への貢献意識を高めることを目的に、業績連動型株式報酬制度として「役員報酬BIP信託」を導入しております。
 当該信託契約に係る会計処理については、「従業員等に信託を通じて自社の株式を交付する取引に関する実務上の取扱い」(実務対応報告第30号 2015年3月26日)に準じております。
 当該信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、前事業年度121,762千円及び81,968株、当事業年度121,762千円及び81,968株であります

 

(新型コロナウイルス感染拡大にかかる会計上の見積りについて)

 新型コロナウイルスの感染拡大については、今後の広がりや収束時期など不確実性が高い事象であることから、当社は減損会計などの検討において、2022年3月期の一定期間、当該感染拡大の影響が当社の業績に影響を及ぼすとの仮定を置き、会計上の見積りを行っております。

 

(財務制限条項)

(1)1年内返済予定の長期借入金のうち242,900千円及び長期借入金のうち557,100千円には、下記の財務制限条項が付されております。

①2020年3月期以降に終了する当社の各年度の決算期に係る当社の連結損益計算書上の経常損益に関して、2期連続して経常損失を計上しないこと。

(2)1年内返済予定の長期借入金のうち573,666千円及び長期借入金のうち1,496,587千円には、下記の財務制限条項が付されております。

①2020年3月期以降に終了する各年度の決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額の75%の金額以上に維持すること。

②2020年3月期以降に終了する当社の各年度の決算期に係る当社の連結損益計算書上の経常損益に関して、2期連続して経常損失を計上しないこと。

(3)1年内返済予定の長期借入金のうち150,000千円及び長期借入金のうち866,732千円には、下記の財務制限条項が付されております。

①2020年3月期以降に終了する各年度の決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額を、当該決算期の直前の決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額の75%の金額以上に維持すること。

②2020年3月に終了する決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額が2019年3月に終了する決算期の末日における連結貸借対照表における純資産の部の金額の75%の金額未満とならないこと。

③2021年3月に終了する決算期またはそれ以降に終了する各年度の決算期に係る連結損益計算書上の経常損益に関して、それぞれ2期連続して経常損失を計上しないこと。

④2020年3月に終了する決算期に係る連結損益計算書上の経常損益及び2021年3月に終了する決算期に係る連結損益計算書上の経常損益がいずれも損失にならないこと。

⑤2017年3月に終了する決算期またはそれ以降に終了する各年度の決算期において、連結貸借対照表、連結損益計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書に記載され、以下の計算式で算出される値を0以下としないこと。
(計算式)
営業活動によるキャッシュ・フロー+投資活動によるキャッシュ・フロー+財務活動に関するキャッシュ・フロー+(期首現預金残高―(売上高÷12))

 

なお、当事業年度末において上記の財務制限条項に抵触しておりますが、すべての関係金融機関と財務状態及び資金計画等の協議を行った結果、期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得ております。

引き続き当該金融機関と緊密な関係を維持し、継続的な支援をしていただけるよう定期的に協議を行ってまいります。

 

(貸借対照表関係)

※1  関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)

 

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

短期金銭債権

9,785

千円

2,536

千円

短期金銭債務

1,122,677

 

1,014,665

 

長期金銭債務

111,300

 

111,300

 

 

 

※2  担保資産及び担保付債務

担保に供している資産並びに担保付債務は次のとおりであります。

担保資産

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

土地

2,493,005

千円

2,493,005

千円

建物

2,035,253

 

1,937,891

 

構築物

307,733

 

306,289

 

機械及び装置

4,227,597

 

2,904,456

 

9,063,589

 

7,641,642

 

 

 

担保付債務

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

短期借入金

 

300,000

千円

社債(1年内償還予定の社債含む)

1,135,000

千円

 

長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)

6,542,102

 

7,368,835

 

7,677,102

 

7,668,835

 

 

 

※3  圧縮記帳額

国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額及びその内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

機械及び装置

19,000

千円

19,000

千円

 

 

※4 受取手形割引高及び受取手形裏書譲渡額

 

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

受取手形割引高

100,000

千円

千円

受取手形裏書譲渡高

331,674

 

198,713

 

 

 

(損益計算書関係)

※1  関係会社との取引高

 

前事業年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当事業年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

営業取引

 

 

 

 

 売上高

184,829

千円

184,285

千円

 仕入高

286,201

 

307,713

 

 販売費及び一般管理費

871,236

 

842,586

 

営業取引以外の取引

349,920

 

71,637

 

 

 

※2  固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当事業年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

土地

6,359,350

千円

千円

建物

5,221

 

 

車両運搬具

1,099

 

489

 

その他

 

232

 

6,365,672

 

721

 

 

 

※3 固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

当事業年度

(自  2020年4月1日

至  2021年3月31日)

建物

38

千円

千円

機械及び装置

5,410

 

7,911

 

車両運搬具

0

 

 

工具、器具及び備品

0

 

0

 

ソフトウェア

7,803

 

 

撤去費用

 

16,488

 

13,252

 

24,399

 

 

 

 

※4 減損損失

前事業年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

 当社は、以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。

場所

用途

種類

金額(千円)

リサイクル工場

(東京都江東区)

廃木材ヤード

建物

122,829

構築物

123,295

機械及び装置

926

工具、器具及び備品

968

 

① 資産のグルーピング
 当社は、管理会計上の区分を基礎として、将来の使用が見込まれていない遊休資産については、個々の物件単位でグルーピングを行っております。
② 減損損失の認識に至った経緯
 収益の低下している固定資産に減損の兆候が認められることから、回収可能性を検討した結果、当該固定資産につき回収可能価額まで減額しております。
③ 回収可能価額の算出方法
  回収可能価額は、正味売却価額に基づいて算定しております。売却や他の転用が困難な資産については零としております。回収可能価額を正味売却価額により測定する場合は、主として不動産鑑定評価またはそれに準ずる方法により算定しております。

 

当事業年度(自  2020年4月1日  至  2021年3月31日)

 該当事項はありません。

 

(有価証券関係)

子会社株式及び関連会社株式は、市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、子会社株式及び関連会社株式の時価を記載しておりません。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。

 

 

 

(単位:千円)

区分

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

子会社株式

69,056

69,056

69,056

69,056

 

 

 

(税効果会計関係)

1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 税務上の繰越欠損金

千円

266,530

千円

 退職給付引当金

80,467

 

81,489

 

 賞与引当金

19,838

 

17,305

 

 役員報酬BIP信託引当金

19,018

 

19,018

 

 未払事業税

95,523

 

178

 

 貸倒引当金繰入超過額

2,734

 

2,734

 

 減損損失

95,517

 

66,164

 

 たな卸資産評価損

543,281

 

156,232

 

  資産除去債務

156,011

 

137,407

 

 その他

2,229

 

3,001

 

繰延税金資産小計

1,014,622

 

750,061

 

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 

△1,014,622

 

△266,530

 

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

 

△483,531

 

評価性引当額小計

△1,014,622

 

△750,061

 

繰延税金資産合計

 

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 圧縮記帳積立金

△122,721

 

△122,721

 

 特別償却準備金

△23,105

 

△15,531

 

 土地評価益

△86,321

 

△86,321

 

  その他有価証券評価差額金

△5,214

 

△10,250

 

 資産除去債務に対応する除去費用

△52,624

 

△48,800

 

繰延税金負債合計

△289,988

 

△283,625

 

繰延税金資産純額又は繰延税金負債(△)の純額

△289,988

 

△283,625

 

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前事業年度
(2020年3月31日)

当事業年度
(2021年3月31日)

法定実効税率

30.6

(調整)

 

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.1

 

 

寄附金等永久に損金に算入されない項目

 

 

住民税均等割

0.1

 

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

△0.2

 

 

評価性引当額の増減

△2.5

 

 

更正の請求等による欠損金の減少

 

 

その他

△0.6

 

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

27.5

 

 

 

 (注)当事業年度は税引前当期純損失を計上しているため、注記を省略しております。

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。