文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第2四半期累計期間(平成27年7月1日から平成27年12月31日)におけるわが国の経済は、政府主導の経済対策や日本銀行の金融緩和政策により、企業業績、雇用情勢の改善がみられ景気は緩やかな回復基調で推移しているものの、中国の景気減速など一部では先行きの不透明感も出てきております。
当社ではこのような環境の中、ユーザーに提供されるキーパーコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerブランドのブランディングを確実にしていくために最も重要であると考えております。
その方針に従い、この四半期においては、1年を通じて洗車・コーティングの最需要期となる12月に向け、技術力の向上を目的とした上達会の開催、キーパープロショップ全店訪問による品質確認など数々の活動を行いました。また、3店のキーパーLABO店舗の新規出店を行いました。
このような方針と行動が功を奏し、加えて広告宣伝活動と営業努力を行った結果、当第2四半期累計期間における売上高は35億75百万円(前年同期比17.2%増加)、営業利益は6億50百万円(同17.2%増加)、経常利益は6億51百万円(同17.9%増加)、四半期純利益は4億18百万円(同22.3%増加)となりました。
①キーパー製品等関連事業
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、地球温暖化問題に起因した化石燃料の消費削減の大きな動きによって石油製品の販売量低下は着実に進んでおります。そのあおりを受けて、ガソリンスタンドの経営は石油製品以外の収益(油外収益)を強化する必要が、ますます増大しております。その油外収益の最も現実的で効果的な商品としてKeePer商品がますます注目され、期待されております。
加えて、今年は暖冬の影響により、いわゆる季節性商品(冬用タイヤ、バッテリー、灯油など)の売れ行きが悪かったため、それらの収益減を補うべく、特に洗車やコーティングの販売に力を注がれたガソリンスタンドが多くありました。
そのような環境の中、当社は1年を通じて洗車・コーティングの最需要期となる12月に向け、キーパープロショップやKeePer施工店の「現地」で行う「上達会」の活性化、年に2回実施する「キーパープロショップ全店訪問」で、コーティング技術一級資格者在籍の確認、施工環境の点検と確認、施工技術の点検や確認など、KeePer商品の品質維持に必要な要件の点検と確認を行ないました。
また、「12月(冬)のキーパー選手権」を開催し、全国のキーパーコーティングの施工技術レベルの向上と維持について、積極的な取り組みを行いました。
その結果、主要製品の一つであるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2の出荷本数が、前年同期比27.7%の伸びとなりました。そして、この事業の拡大の一つの指標である技術認定店「キーパープロショップ」は、当第2四半期末で4,839店舗(前年同期比+619店)に増加しております。
また、「キーパー選手権」も品質の向上とリピート客の蓄積効果により、全国ランキング上位100位の店舗の獲得ポイントが、昨年の獲得ポイントより各順位において全体的に50ポイント以上、高くなっており、いずれも昨年の実績を上回り、キーパープロショップにおける店舗ごとの収益増大に、この事業が貢献しているものと考えます。
これらの結果、売上高は24億6百万円(前年同期比16.2%増加)、セグメント利益は5億68百万円(同18.8%増加)となりました。ただし、内部取引による利益が、79百万円含まれております。
②キーパーLABO運営事業
当事業におきましては、新店として10月に滋賀県彦根市にあるイオンタウン彦根の敷地内に「イオンタウン彦根店」、11月に三重県津市にあるイオンタウン芸濃の敷地内に「イオンタウン芸濃店」、九州初の直営店となる「福岡春日店」を福岡県春日市に開店いたしました。
10月は、全国的に前年同月に比べて天候の良い日が多く、来店台数が33.8%増(既存店)と大きく伸びました。しかし、好天によって大きく伸びたのはほとんど「洗車」であり、来店台数の伸びの多くは単価の低い「洗車台数」の伸びとなって、むしろ平均単価を前年同月比7.5%減(既存店)に下げており、その結果、来店台数133.8%×平均単価92.5%≒売上実績123.7%(既存店)となりました。しかし、好天により、キーパーコーティングの施工台数は、引き続き伸びており、平均単価の落ちを7.5%減(既存店)にとどめたと考えております。
11月は、10月から一転、コーティングの販売に大きな関わりのある「日照時間」が少なく、直営全店合計で前年同月比0.5%増、既存店においては7.0%減となりました。
12月は、直営全店合計で前年同月比24.1%増、既存店において13.9%増と、1年で最も高い売上実績となる月に20%以上の伸びを示せたことに大きな意味があったと考えております。また、キーパーLABOの店舗の単月の売上最高記録:15,461,197円が、愛知県東海市にある「東海店」によって樹立されました。「東海店」は、関東地区のような圧倒的なマーケットがあるわけではなく、「製鉄所の鉄粉」という特殊な問題を適切に解決することによって、大きな需要を手に入れ、この結果を出しております。これは、従来の「欲求の開発、実現」というマーケットにとどまらず、今後の「問題解決」という大きなマーケットに着手するきっかけになるものと考えております。
天候の要因を受けながらも、引き続き主力のコーティング商品は伸び、ダイヤモンドキーパーの施工台数は前年同期比で26.8%増、クリスタルキーパーは同17.4%増と確実に伸びております。これは、知名度のアップと専門店に対する信頼度のアップに加えて、ダイヤモンドキーパーにおいては従来からの「1年ごとのメンテナンスで、5年耐久」に加えて「ノーメンテナンスで、3年耐久」の商品コンセプトを追加したことが、ユーザーのニーズにフィットしたものと考えております。
一方、新店の出店については、計画よりも3ヶ月程度の遅れが出ており、6店舗の出店予定に対して、4店舗の新規出店にとどまっております。そのため、引き続き、新規出店に向けて活動を続けていく必要がありますが、仮に出店数が計画に届かなかったとしても、全体の計画に大きな影響を与えることがないような計画を組んでおります。
これらの結果、売上高は11億69百万円(前年同期比19.4%増加)、セグメント利益は1億61百万円(同6.8%増加)となりました。セグメント利益の増加率が売上高の増加率に比べ低くなっているのは、当第2四半期累計期間の新店4店舗の初期費用負担が要因であります。
(資産)
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ3億78百万円増加し、47億75百万円となりました。これは主として、売掛金が2億99百万円増加、商品及び貯蔵品が1億89百万円増加、本社スタジオの土地・建物や新規出店に伴い有形固定資産が2億18百万円増加した一方、現金及び預金が3億81百万円減少したこと等によるものです。
(負債)
当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ46百万円減少し、17億59百万円となりました。これは主として、買掛金が1億9百万円増加、未払法人税等が1億11百万円増加した一方、未払金が1億30百万円減少、長期借入金が91百万円減少したこと等によるものです。
(純資産)
当第2四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ4億24百万円増加し、30億15百万円となりました。これは主として、資本金が32百万円増加、利益剰余金が3億92百万円増加したこと等によるものです。
当第2四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前事業年度末に比べ3億81百万円減少し、10億14百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は前年同四半期に比べ2億23百万円減少し、1億11百万円となりました。収入の主な内訳は、税引前四半期純利益6億48百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加3億18百万円、たな卸資産の増加1億89百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前年同四半期に比べ2億23百万円増加し、3億61百万円となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出3億7百万円、敷金及び保証金の差入による支出35百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前年同四半期に比べ54百万円増加し、1億30百万円となりました。収入の主な内訳は、ストックオプションの行使による収入32百万円であり、支出の主な内訳は、長期借入金の返済による支出1億36百万円、配当金の支払額26百万円であります。
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
当社の研究開発活動は、当社技術開発部及びドイツSONAX社が、協力・連携して行っております。当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は12百万円であります。