第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第1四半期累計期間(平成28年7月1日から平成28年9月30日)におけるわが国の経済は、政府主導の経済対策や日本銀行の金融緩和政策により、緩やかな回復基調で推移しているものの、資源価格の下落による新興国経済の減速や中国の成長率鈍化など不透明な状況が続きました。

当社ではこのような環境の中、ユーザーに提供されるキーパーコーティングの品質の維持・向上を従来以上に実現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、将来に向けての発展を目指したKeePerブランドのブランディングを確実にしていくために最も重要であると考えております。

キーパー製品等関連事業におきましては、全国のキーパープロショップを対象にした「キーパー選手権」を平成28年8月に開催しました。また、同月にはキーパープロショップの施工環境や資格取得状況について「キーパープロショップ全店訪問チェック」を実施するなど、技術水準の維持・向上に向けた取り組みを行ってまいりました。

また、キーパーLABO運営事業においては、平成28年8月に東京都に「三鷹店」を新規開店し、直営43店舗の体制となりました。平成28年12月末までに、新規開店7店舗と刈谷店の全面改装を予定しており、今後さらに新規出店を加速してまいります。

以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は17億35百万円(前年同期比8.1%増加)営業利益は2億45百万円(同11.3%増加)経常利益は2億47百万円(同11.3%増加)退職給付費用の計算方法の変更により、特別損失が発生しておりますが、四半期純利益は1億55百万円(同12.2%増加)となりました。

 

 報告セグメントごとの業績は次のとおりであります。

①キーパー製品等関連事業

当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、地球温暖化問題に因を発した化石燃料の消費削減の大きな動きによって石油製品の販売量低下は着実に進んでおります。そのあおりを受けて、ガソリンスタンドの経営は石油製品以外の収益(俗に油外収益)を強化する必要が、ますます増大しております。その油外収益の最も現実的で効果的な商品としてKeePer商品がますます注目され、期待されております。

そのような環境の中、キーパーコーティングの技術水準の維持・向上に向けキーパープロショップやKeePer施工店の「現地」で行う「上達会」、コーティング技術一級資格者在籍の確認、施工環境の点検と確認を行う「キーパープロショップ全店訪問」などの活動を行いました。また、平成28年8月には「キーパー選手権」を開催し、キーパープロショップ全店5,070店舗の約6割に当たる3,200店舗以上の参加があり、しかも1店舗当たりのキーパーコーティング施工台数によるポイントがかなり上がってきており、各店舗でのKeePerによる成功の度合いが上がっている事が窺えました。

その結果、主要製品の一つであるダイヤモンドキーパーケミカルとレジン2の出荷本数が、前年同期比19.0%の伸びとなりました。そして、この事業の拡大の一つの指標である技術認定店「キーパープロショップ」は、当第1四半期末で5,070店舗(前年同期比+424店)に増加しております。

しかし、この第1四半期累計期間においては、8月後半に東日本において台風が多く、9月においては歴史的な日照時間不足が生じたことなど天候不順であり、キーパー製品等関連事業においてもその影響を大きく受けております。

これらの結果、当セグメントの当第1四半期累計期間における売上高は11億60百万円(前年同期比7.7%増加)、セグメント利益は1億98百万円(同1.2%減少)となりました。ただし、内部取引による利益が30百万円含まれており、内部取引控除後の利益は1億68百万円(同3.2%増加)となります。

 

②キーパーLABO運営事業

当第1四半期累計期間は例年に比べて天候の影響を大きく受けました。8月後半の東日本で毎週のように台風が上陸したこと、また9月は全国的に天候が不順で日照時間が昨年の約6割程度と厳しい状況であり、全体としては洗車やコーティングのマインドは上がらず、来店客数も伸び悩みました。

そのような状況の中、引き続き主力のコーティング商品は伸び、一番高価格である3年もしくは5年耐久のダイヤモンドキーパーの施工台数は、新車への施工も大幅に増え、前年同期比で18.3%増、クリスタルキーパーも同3.6%増と確実に伸びております。これは、天候の影響を受けながらも、よりコーティングの特性が強い商品が踏ん張った結果と考えております。

キーパーLABOの新規開店については、8月に東京都三鷹市に三鷹店を開店しました。6月に千葉市緑区に開店したちば古市場店とともに、極めて順調に立ち上がってきております。今後年内に水戸、鈴鹿玉垣、福井、交野、尼崎、福山、西熊本の7店舗の新規開店を、また刈谷店の全面改装を予定しております。

これらの結果、当セグメントの当第1四半期累計期間における売上高は5億75百万円(前年同期比8.8%増加)、セグメント利益は77百万円(同34.3%増加)となりました。ただし、内部取引による費用が30百万円含まれております。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ32百万円増加し、52億55百万円となりました。これは主として、商品が52百万円増加、売掛金が80百万円減少、建設協力金が37百万円増加したこと等によるものです。

 

(負債)

当第1四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ3億20百万円増加し、18億30百万円となりました。これは主として、買掛金が64百万円増加し、1年内返済予定の長期借入金が1億85百万円増加、長期借入金が1億29百万円増加したこと等によるものです。借入金の増加は後述の自己株式の取得のため金融機関からの資金調達を実施したことによるものであり、新株式発行により調達した資金は計画通り新規店舗等の設備投資に充当してまいります。

 

(純資産)

当第1四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ2億87百万円減少し、34億24百万円となりました。これは主として利益剰余金が90百万円増加し、退任した取締役が保有していた当社株式の大部分を買い取りしたことにより自己株式が3億78百万円増加したこと等によるものです。なお、この自己株式については平成28年10月11日に株主還元の充実を図るため、全額消却を実施しております。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当社の研究開発活動は、当社技術開発部及びドイツSONAX社が、協力・連携して行っております。当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は7百万円であります。

これらの活動費用の一部を研究開発費として計上しております。