文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成27年12月1日~平成28年2月29日)における我が国経済は、政府や日本銀行による経済・金融政策により、企業業績や雇用環境に改善が見られましたが、中東情勢の悪化や中国をはじめとする新興国の景気減速による生産・輸出の伸びの鈍化に加え、株価の下落や外国為替市場における円相場の不安定な動き等もあり、景気の回復は依然として不透明な環境で推移いたしました。
そのような環境の下、当社グループは、主にコンピュータグラフィックス(コンピュータを使って制作された映像、以下「CG」)関連のエンターテインメント(娯楽)業界向けビジネスに多角的に取り組んで参りました。当第1四半期連結累計期間における、開発推進・支援事業においては、既存及び新規ミドルウェアの販売件数及び保守サポート継続件数は前年同様に推移したものの、一部のミドルウェアの新規ライセンス販売が失注したこと及び先方都合等により遅延することとなりました。コンテンツ事業においては、携帯端末向けの既存ゲームタイトルのダウンロード数が増加したものの、主に平成27年11月期にリリースしたタイトルのゲーム内コンテンツの消費が早く、収益継続のための施策の効果が限定的となりました。人材事業においては、人材派遣及び紹介件数が堅調に推移いたしました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が1,775,125千円(前年同期比3.9%減)、営業損失は64,304千円(同145,735千円減)、経常損失は84,134千円(同162,106千円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は53,067千円(同103,848千円減)となりました。
なお、報告セグメントの状況(セグメント間の内部取引消去前)は、以下のとおりであります。なお、当第1四半期連結会計期間より全社費用の各報告セグメントへの配分方法を精緻化しており、以下の前年同期比較については、変更後の利益又は損失の算定方法により作成した数値と比較しております。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
① 開発推進・支援事業
当第1四半期連結累計期間においては、ゲーム開発者向けミドルウェア「OROCHI4」「Mizuchi」等の商品が新規販売で7件、ミドルウェア保守サポートの継続が52件となりました。
また、顧客からの複数年に亘る開発依頼案件の継続、及びソフトウエアのライセンス供与によるロイヤリティ収入の継続があったものの、一部のミドルウェアの新規ライセンス販売が失注したこと及び先方都合等により遅延することとなりました。
以上の結果、売上高は637,291千円(前年同期比12.1%減)、セグメント損失は6,268千円(同76,209千円減)となりました。
② コンテンツ事業
当第1四半期連結累計期間における主要タイトルの動向に関して、「逆襲のファンタジカ」は、ダウンロード数が約7万増加し全世界で805万に達しました。「刻のイシュタリア」は、ダウンロード数が約32万増加し全世界で275万に達しました。「戦国武将姫-MURAMASA-」は、ダウンロード数が約5万増加し83万に達しました。「グランスフィア」は、ダウンロード数が約8万増加し全世界で140万に達しました。「戦国姫譚MURAMASA-雅-」については、ダウンロード数が約63万増加し354万に達しました。
一方で、主に平成27年11月期にリリースしたタイトルのゲーム内コンテンツの消費が早く、収益継続のための施策の効果が限定的となりました。
以上の結果、売上高は888,441千円(前年同期比3.9%減)、セグメント利益は63,971千円(同56.5%減)となりました。
③ 人材事業
当第1四半期連結累計期間における派遣先企業で稼動中の一般派遣労働者数は延べ508名、当第1四半期連結累計期間における有料職業紹介の成約実績数は18名となりました。
以上の結果、売上高は253,436千円(前年同期比21.3%増)、セグメント利益は38,295千円(同23.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて328,620千円減少(前連結会計年度末比6.9%減)し、4,416,876千円となりました。
これは主に、売掛金の減少346,172千円があったことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて250,097千円減少(同16.2%減)し、1,294,272千円となりました。
これは主に、未払費用の減少96,529千円、未払法人税等の減少55,960千円があったことによるものであります。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて78,523千円減少(同2.5%減)し、3,122,604千円となりました。
これは主に利益剰余金の減少77,907千円によるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比3.2ポイント増加し、70.7%となりました。
(3)事業上及び財政上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は32,134千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。