文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成27年12月1日~平成28年5月31日)における我が国経済は、政府や日本銀行による経済・金融政策により、企業業績や雇用環境に改善が見られましたが、中東情勢の悪化や中国をはじめとする新興国の景気減速による生産・輸出の伸びの鈍化に加え、株価の下落や外国為替市場における円相場の不安定な動き等もあり、景気の回復は依然として不透明な環境で推移いたしました。
そのような環境の下、当社グループは、主にコンピュータグラフィックス(コンピュータを使って制作された映像、以下「CG」)関連のエンターテインメント(娯楽)業界及び非エンターテインメント業界向けビジネスに取り組んで参りました。当第2四半期連結累計期間における、開発推進・支援事業においては、既存及び新規ミドルウェアの販売件数及び保守サポート継続件数は前年同様に推移したものの、当初見込んでいたミドルウェアの新規ライセンス販売が受注に至らなかったこと、一部の大型プロト開発案件について案件内容の見直しにより遅延することとなりました。コンテンツ事業においては、携帯端末向けの既存ゲームタイトルのダウンロード数が増加したものの、主に平成27年11月期にリリースしたタイトルのゲーム内コンテンツの消費が早く、収益継続のための施策の効果が限定的となりました。人材事業においては、人材派遣及び紹介件数が堅調に推移いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が3,512,901千円(前年同期比8.1%減)、営業損失は174,329千円(同146,186千円減)、経常損失は193,324千円(同159,105千円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は125,500千円(同104,495千円減)となりました。
報告セグメントの状況(セグメント間の内部取引消去前)は、以下のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より全社費用の各報告セグメントへの配分方法を精緻化しており、以下の前年同期比較については、変更後の利益又は損失の算定方法により作成した数値と比較しております。詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
当第2四半期連結累計期間においては、ゲーム開発者向けミドルウェア「OROCHI4」「Mizuchi」等の商品が新規販売で18件、ミドルウェア保守サポートの継続が100件となりました。
また、顧客からの複数年に亘る開発依頼案件の継続、及びソフトウエアのライセンス供与によるロイヤリティ収入の継続があったものの、当初見込んでいたミドルウェアの新規ライセンス販売が受注に至らなかったこと、一部の大型プロト開発案件について案件内容の見直しにより遅延することとなりました。
また、連結子会社であるイグニス・イメージワークス株式会社において、遊技機器業界の射幸性を抑制することを目的とした規制強化により、クライアント企業における既存遊戯機器の法的規制への対応業務に伴い、新規開発案件の開始時期が第3四半期会計期間以降に遅延することとなりました。
以上の結果、売上高は1,320,799千円(前年同期比18.1%減)、セグメント損失は37,526千円(同70,384千円減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における主要タイトルの動向に関して、「逆襲のファンタジカ」は、ダウンロード数が約15万増加し全世界で813万に達しました。「刻のイシュタリア」は、ダウンロード数が約59万増加し全世界で302万に達しました。「戦国武将姫-MURAMASA-」は、ダウンロード数が約7万増加し85万に達しました。「グランスフィア」は、ダウンロード数が約24万増加し全世界で156万に達しました。「戦国姫譚MURAMASA-雅-」については、ダウンロード数が約91万増加し383万に達しました。
一方で、主に平成27年11月期にリリースしたタイトルのゲーム内コンテンツの消費が早く、収益継続のための施策の効果が限定的となりました。
以上の結果、売上高は1,660,237千円(前年同期比6.5%減)、セグメント利益は72,789千円(同58.5%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における派遣先企業で稼動中の一般派遣労働者数は延べ1,032名、当第2四半期連結累計期間における有料職業紹介の成約実績数は47名となりました。
以上の結果、売上高は539,579千円(前年同期比20.3%増)、セグメント利益は89,835千円(同24.5%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて355,004千円減少(前連結会計年度末比7.5%減)し、4,390,492千円となりました。
これは主に、現金及び預金の減少243,154千円、売掛金の減少377,997千円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて205,949千円減少(同13.3%減)し、1,338,419千円となりました。
これは主に、買掛金の減少52,348千円、未払法人税等の減少52,035千円、未払消費税等の減少75,669千円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて149,054千円減少(同4.7%減)し、3,052,072千円となりました。
これは主に利益剰余金の減少150,340千円等によるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比2.1ポイント増加し、69.5%となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ243,154千円減少し、1,934,689千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、86,337千円(前年同期比124,601千円増)となりました。
これは主に、税金等調整前四半期純損失196,038千円等はあったものの、売上債権の減少による収入377,996千円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、171,911千円(前年同期比29.2%増)となりました。
これは主に、無形固定資産の取得による支出97,255千円、投資有価証券の取得による支出66,300千円等があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、157,580千円(前年同期比1,468,852千円増)となりました。
これは主に、短期借入金の返済による支出50,337千円、長期借入金の返済による支出54,306千円、社債の償還による支出72,000千円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は70,178千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。