(2)当社グループは前連結会計年度において継続的に営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上しており、当第2四半期連結累計期間においても、営業損失675,606千円、経常損失721,265千円、親会社株主に帰属する当期純損失791,067千円を計上しております。また、同様に営業キャッシュ・フローについても、継続的にマイナスを計上しております。これにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(平成29年12月1日~平成30年5月31日)におけるわが国経済は、好調な企業業績と設備投資の増加に加え、個人消費も堅調に推移して穏やかな拡大基調が続きました。また世界経済におきましても、欧州、および米国において緩やかな回復が持続したことに加え、アジア経済も堅調に推移しております。
そのような状況の下、当社は引き続き、主にコンピュータグラフィックス(コンピュータを使って制作された映像、以下「CG」)関連ビジネスに多角的に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間における、開発推進・支援事業においては、当社が強みを持つエンターテインメント(娯楽)業界向け案件の着実な獲得、および成長余地が大きい自動車業界や不動産業界など非エンターテインメント領域における積極的な営業展開を進めてまいりました。
ミドルウェアに関しては、昨年度イギリスARM社の100%子会社であるGeomerics社より取得したソフトウェア『Enlighten』のリアルタイムのグローバルイルミネーション(大域照明、または間接光表現)技術は、世界的に高い評価を得ている業界最高水準の技術であり、ゲームだけでなく、建築・不動産業界、映像業界、自動車業界等幅広い利用が可能である為、自社のミドルウェアとのシナジーを高め、国内のみならず、海外マーケットへの販売拡大を目指しております。しかしながら、開発、販売、サポートが当社に切り替わったことについての認知度があまり高くないことから、引き続き積極的なプロモーション活動を実施してまいります 。
コンテンツ事業においては、平成30年6月18日付適時開示「会社分割(簡易新設分割)および新設会社の株式譲渡に関するお知らせ」に記載のとおり、平成30年7月4日付でコンテンツ事業を会社分割(簡易新設分割)により新設会社に承継させたうえで、新設会社の株式の90%を株式会社クリーク・アンド・リバー社に譲渡いたしました。
これは、近年のスマートフォン向けゲーム市場においては、ゲーム内容の増大および複雑化、グラフィックの美麗化により、ゲーム開発に要する期間は長期化し、開発費用も増大傾向にあること、加えて、他社との競争も激化しており、こうした事業上のリスクが当社グループの業績に与える影響は大きいことから、当社単独でのコンテンツ事業の継続は困難と判断したためです。
人材事業においては、引き続き人材派遣及び紹介件数が堅調に推移いたしました 。
その他、固定費削減のため、事務所レイアウトの再配置を実施し、賃借していた事務所の一部を解約したことに伴う固定資産除却損等特別損失を70,627千円計上いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が2,502,230千円(前年同期比23.1%減)、営業損失は675,606千円(同241,821千円減)、経常損失は721,265千円(同356,153千円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は791,067千円(同680,769千円減)となりました。
報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間においては、開発推進・支援事業全体の売上高は、前年同期をやや下回ったものの、採算性は改善しました。開発案件は好調に推移しました。ミドルウェアライセンス販売においては、案件長期化の影響等により計画を下回りました。
また、注力分野である自動車業界向け事業の売上高については、計画を上回り好調に推移しました。
以上の結果、売上高は1,401,946千円(前年同期比2.4%減)、セグメント利益は75,648千円(前年同期75,120千円の損失)となりました。
当第2四半期連結累計期間においては、新作ゲームタイトル「療成敗!ジェットナース」を4月にリリースいたしましたが、売上高は低迷し、計画を下回る推移となりました。既存ゲームタイトルにつきましても、売上高は計画を下回りました。
以上の結果、売上高は264,663千円(前年同期比76.8%減)、セグメント損失は629,687千円(同429,294千円減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働中の一般派遣労働者数は延べ1,516名、有料職業紹介の成約実績数は117名となりました。
以上の結果、売上高は835,620千円(前年同期比24.2%増)、セグメント利益は179,204千円(同48.7%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて398,394千円減少(前連結会計年度末比14.7%減)し、2,306,295千円となりました。
これは主に、仕掛品の増加104,807千円があったものの、現金及び預金の減少4,313千円、売掛金の減少265,350千円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて199,993千円減少(同15.9%減)し、1,055,852千円となりました。
これは主に、買掛金の減少64,702千円、未払金の減少49,700千円、1年以内返済予定の長期借入金の減少26,004千円、長期借入金の減少79,296千円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて198,401千円減少(同13.7%減)し、1,250,443千円となりました。
これは主に、新株予約権行使による資本金及び資本準備金の増加582,841千円のほかに利益剰余金の減少791,067千円があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比0.2ポイント増加し、53.8%となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,313千円減少し、544,661千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果使用した資金は、401,774千円(前第2四半期連結累計期間は268,509千円の支出)となりました。
これは主に、売上債権の減少による収入265,350千円等はあったものの、税金等調整前四半期純損失791,893千円、たな卸資産の増加による支出104,540千円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、50,106千円(前第2四半期連結累計期間は161,688千円の支出)となりました。
これは主に、敷金の回収による収入34,615千円があったものの、貸付による支出33,750千円と有形固定資産の取得による支出23,098千円によるものであります
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果得られた資金は、447,027千円(前第2四半期連結累計期間は218,397千円の支出)となりました。
これは主に、新株予約権の行使による株式の発行による収入582,841千円等があったことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は15,072千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。