当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響については不確定要素が多いため、その状況によっては今後の当社グループの財政状態、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響により、依然として厳しい状況が継続しています。
このような環境の下、当社においては、従業員及びそのご家族の健康に配慮すべく、時差出勤やテレワークを導入し事態の長期化に備えるとともに、当社が強みを持つコンピュータグラフィックス関連ビジネスに多角的に取り組んでまいりました。
開発推進・支援事業においては、大域照明とも呼ばれるグローバルイルミネーションをリアルタイムに処理するミドルウェア『Enlighten』のバージョン3.11を2020年9月にリリースし、今後需要が見込まれる次世代ゲームプラットフォームへ対応いたしました。
人材事業においては、クライアント企業において従来より採用を厳選する動きがみられるものの、緊急事態宣言解除後、クリエイティブ業界の人材獲得ニーズは回復傾向にあります。
前年度より継続中の他社と協業しているコンテンツタイトルにつきまして若干の利益が発生しており、「その他」のセグメントに計上しております。
なお、当社は「with コロナ」時代に対応すべく、2020年6月より在宅勤務制度を本格導入することといたしました。これに伴い、事務所レイアウトの再配置を実施し、賃借している事務所の一部を2020年10月に解約することとし、解約の決定に伴い、減損損失33百万円を特別損失に計上いたしました。
また、当期の業績進捗を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産を56百万円取崩し、同額を法人税等調整額に計上いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が3,062百万円(前年同期比11.3%減)、営業利益は9百万円(同84.1%減)、経常利益は14百万円(同77.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は77百万円(同150百万円減)となりました。
報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間におけるミドルウェアライセンス販売の売上高は、新型コロナウイルス感染症等の影響により、お客様による評価に時間を要していることから減収となりました。
受託開発の売上高は、見本市への出展取り止め等の影響により、非エンターテインメント領域の受注に苦戦していること等から減収となりました。
ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するソリューション売上は、運用タイトル数の減少等により減収となりました。
利益面においては、上記減収要因に加えて、子会社において手戻りの発生等により減益となりました。
以上の結果、売上高は1,625百万円(前年同期比18.2%減)、セグメント利益は37百万円(同74.3%減)となりました。
(b) 人材事業
当第3四半期連結累計期間における派遣先で稼働した一般派遣労働者数は延べ2,120名、有料職業紹介の成約実績数は235名となりました。
以上の結果、売上高は1,368百万円(前年同期比0.2%増)、セグメント利益は301百万円(同11.2%増)となりました。
② 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて74百万円減少(前連結会計年度末比3.1%減)し、2,328百万円となりました。
これは主に、仕掛品の増加174百万円、現金及び預金の増加15百万円があったものの、売掛金の減少167百万円、有形固定資産の減少36百万円、無形固定資産の減少27百万円等があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて83百万円増加(同9.4%増)し、971百万円となりました。
これは主に、未払費用の減少128百万円、未払消費税等の減少52百万円があったものの、短期借入金の増加209百万円、賞与引当金の増加67百万円等があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて157百万円減少(同10.4%減)し、1,356百万円となりました。
これは主に、自己株式取得による減少85百万円、利益剰余金の減少77百万円等があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比4.7ポイント減少し、57.9%となりました。
(2) 事業上および財政上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は36百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。
(コミットメントライン契約締結)
当社は、2020年6月16日及び8月19日開催の取締役会において、コミットメントライン契約を締結することを決議し、以下のとおり締結しております。
1.コミットメントライン契約締結の目的
当社は、運転資金の確保および財政基盤の安定性向上のために機動的かつ安定的な資金調達手段を確保することを目的として、コミットメントライン契約を締結いたしました。
2.コミットメントライン契約の概要
契約締結先:株式会社三菱UFJ銀行
契約限度額:1,000百万円
契約締結日:2020年6月16日
契約期間:2020年6月19日~2021年6月18日
資金使途:運転資金
担保の有無:無担保・無保証
(実行した借入の内容)
借入実行金額:100百万円
借入実行日:2020年6月19日
契約締結先:株式会社みずほ銀行
契約限度額:500百万円
契約締結日:2020年6月29日
契約期間:2020年6月30日~2021年6月30日
資金使途:運転資金
担保の有無:無担保・無保証
契約締結先:株式会社りそな銀行
契約限度額:200百万円
契約締結日:2020年8月31日
契約期間:2020年8月31日~2021年6月18日
資金使途:運転資金
担保の有無:無担保・無保証