第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症に関するリスクについては、前事業年度の有価証券報告書の「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」の項目番号(7)に記載したとおりであり、事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第1四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 ①経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により依然として厳しい状況にあり、先行き不透明な状況が続いております。
 このような環境のもと、当社においては、当社が強みを持つコンピューターグラフィックス(CG)関連ビジネスに注力し、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。
 開発推進・支援事業においては、新たなタグライン「Ideas x Art x Technology 技術力・表現力・発想力を兼ね備えたCGソリューションプロバイダー」及びブランドメッセージを策定いたしました。
 また、2月に幕張メッセで開催された「3D&バーチャルリアリティ展(IVR)」に出展し、当社が注力している「CGによる機械学習向け教師画像生成」、「点群データ活用支援」、「遠隔VRデザインレビューシステム」等の当社のソリューション・サービスをご紹介いたしました。
 人材事業においては、クライアント企業、求職者の双方に満足して頂けるようサービス向上に取り組んでまいりました。
 前年度より継続中の他社と協業しているコンテンツタイトルにつきまして若干の利益が発生しており、「その他」セグメントに計上しております。
 なお、昨年度、当社子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、プロジェクト進行の過程で契約範囲外の成果物制作のオーダーがあったものと認識しております。この追加オーダー分につきまして、追加費用の請求をおこなっているものの、相手先が交渉の場につく気配を示さないことから、回収可能性等を勘案し受注損失引当金繰入額91百万円を計上しております。
 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は904百万円(前年同期比14.2%減)、営業損失は153百万円(同156百万円減)、経常損失は145百万円(同153百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は161百万円(同153百万円減)となりました。
 報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。
 

(a) 開発推進・支援事業

 当第1四半期連結累計期間におけるミドルウェアライセンス販売の売上高は、評価期間の長期化等の影響により減収となりました。
 受託開発の売上高は、子会社にて発生した前期より継続している不採算案件の影響等により減収となりました。
 ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するソリューション売上は、微増収となりました。
 以上の結果、売上高は487百万円(前年同期比15.2%減)、セグメント損失は109百万円(同136百万円減)となりました。 

 

 

(b) 人材事業

 エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の求人件数は回復傾向にあるものの、即戦力ニーズが高まり採用基準が厳しくなっていることに加え、緊急事態宣言の再発令以後、求職者の動きが慎重化していること等も影響し、当第1四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ632名(前年同期比15.3%減)、有料職業紹介の成約実績数は67名(前年同期比18.3%減)となりました。
 以上の結果、売上高は411百万円(前年同期比9.8%減)、セグメント利益は74百万円(同22.3%減)となりました。

 

  ②財政状態に関する説明

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて16百万円減少(前連結会計年度末比0.6%減)し、2,622百万円となりました。
 これは主に、売掛金の減少150百万円等があったものの、仕掛品の増加126百万円、無形固定資産の増加34百万円等があったことによるものであります。
 当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて140百万円増加(同11.8%増)し、1,327百万円となりました。
 これは主に、未払費用の減少78百万円、買掛金の減少30百万円等があったものの、受注損失引当金の増加102百万円、前受金の増加76百万円、賞与引当金の増加65百万円等があったことによるものであります。
 当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて156百万円減少(同10.8%減)し、1,294百万円となりました。
 これは主に利益剰余金の減少161百万円等があったことによるものであります。
 この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比5.6ポイント減少し、49.0%となりました。

 

(2)事業上及び財政上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は10百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。