第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症に関するリスクについては、前事業年度の有価証券報告書の「第一部 企業情報 第2 事業の状況 2 事業等のリスク」の項目番号(7)に記載したとおりであり、事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 ① 経営成績に関する説明

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増しています。先行きについては、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待されますが、感染拡大による下振れリスクの高まりが懸念されます。
 このような環境のもと、当社においては、当社が強みを持つコンピューターグラフィックス(CG)関連ビジネスに注力し、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。
 開発推進・支援事業においては、新しいタグライン及びブランドメッセージ「Ideas x Art x Technology 技術力・表現力・発想力を兼ね備えたCGソリューションプロバイダー」を策定いたしました。
 研究開発においては、大域照明と呼ばれるグローバルイルミネーションをリアルタイムに処理するミドルウェア『Enlighten』のメジャーアップデート版の開発を終え、9月にリリースいたしました。
 人材事業においては、クライアント企業、求職者の双方に満足して頂けるようサービス向上に取り組んでまいりました。
 前年度より継続中の他社と協業しているコンテンツタイトルにつきまして若干の利益が発生しており、「その他」セグメントに計上しております。
 なお、当社子会社において2次下請けとして受託したゲームアセット開発案件の第2フェーズにおいて、開発作業を完了し3月末に納品いたしました。その後相手先から契約解除の通知があったことから、回収可能性等を勘案し第2四半期連結会計期間において受注損失引当金繰入額を75百万円計上しております。 これにより、本案件の第2フェーズに係る製造原価166百万円全額を引当金として計上済であります。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が2,810百万円(前年同期比8.2%減)、営業損失は254百万円(同264百万円減)、経常損失は229百万円(同244百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は277百万円(同199百万円減)となりました。

報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。

 

(a) 開発推進・支援事業

 当第3四半期連結累計期間におけるミドルウェアライセンス販売の売上高、及び受託開発の売上高は、減収となりました。
 ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するソリューション売上は、増収となりました。

 以上の結果、売上高は1,529百万円(前年同期比5.9%減)、セグメント損失は185百万円(同222百万円減)となりました。

 

(b) 人材事業

エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の求人件数は回復傾向にあるものの、即戦力ニーズが高まり採用基準が厳しくなっていることに加え、緊急事態宣言の再発令以後、求職者の動きが慎重化していること等も影響し、当第3四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1,836名(前年同期比13.4%減)、有料職業紹介の成約実績数は240名(同2.1%増)となりました。

以上の結果、売上高は1,274百万円(前年同期比6.9%減)、セグメント利益は272百万円(同9.7%減)となりました。

 

 ② 財政状態に関する説明

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1百万円増加(前連結会計年度末比0.0%増)し、2,639百万円となりました。

これは主に、売掛金の減少133百万円、投資その他の資産の減少66百万円、現金及び預金の減少13百万円等があったものの、仕掛品の増加154百万円、ソフトウエアの増加59百万円があったことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて266百万円増加(同22.5%増)し、1,454百万円となりました。

これは主に、未払費用の減少84百万円、買掛金の減少67百万円等があったものの、受注損失引当金の増加170百万円、短期借入金の増加101百万円前受金の増加100百万円等があったことによるものであります。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて265百万円減少(同18.3%減)し、1,184百万円となりました。

これは主に、利益剰余金の減少277百万円等があったことによるものであります。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比9.7ポイント減少し、44.9%となりました。

 

(2) 事業上および財政上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は39百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。