第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

   ① 経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、持ち直しの動きがみられます。先行きについては、各種政策の効果もあって景気が持ち直していくことが期待されるものの、中国における感染再拡大の影響やウクライナ情勢の長期化などが懸念される中で、供給面での制約や原材料価格の上昇、金融資本市場の変動等による下振れリスクに十分注意する必要があります。

このような環境のもと、当社においては、当社が強みを持つコンピューターグラフィックス(CG)関連ビジネスに注力し、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。

アライアンス面では、株式会社アルゴグラフィックスとの資本業務提携に関する基本合意書を締結し、自動運転や製品検査等、機械学習による画像認識用の教師データをはじめ、建築におけるxR(クロスリアリティ)やゲームエンジンを使ったデジタルツイン等、当社が注力している製造、土木・建築、自動車といった産業分野での協業について今後協議を進めてまいります。

なお、市場販売目的であるソフトウエア資産について回収可能性を検討し、将来の見込み等を勘案した結果、ソフトウエア評価損35百万円を特別損失として計上しております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は2,019百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は86百万円(同318百万円増)、経常利益は101百万円(同317百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は32百万円(同273百万円増)となりました。

報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。

 

(a) 開発推進・支援事業

当第2四半期連結累計期間における受託開発の売上高は、ゲーム開発環境構築支援等エンターテインメント業界からの受注増に加え、機械学習向け教師画像生成ソリューション『BENZaiTEN(ベンザイテン)』をはじめ、3Dレーザースキャナー等で物体や地形を計測したデータの集合体である点群データの活用支援等、産業界からの引き合いが増加したことも寄与し増収となりました。

ミドルウェアライセンス販売の売上高は、増収となりました。

ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するソリューション売上は、オンラインゲーム向けのサーバー開発、運用が共に堅調で増収となりました。

以上の結果、売上高は1,206百万円(前年同期比17.2%増)、セグメント利益は125百万円(同297百万円増)となりました。

 

 

(b) 人材事業

当第2四半期連結累計期間においては、人材派遣の稼働者数減少に伴い減収となりましたが、エンターテインメント業界におけるクリエイティブ人材の正社員獲得ニーズは底堅く、有料職業紹介の成約件数が増加したことが寄与し増益となりました。当第2四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1,068名(前年同期比13.7%減)、有料職業紹介の成約実績数は182名(前年同期比19.7%増)となりました。

以上の結果、売上高は812百万円(前年同期比3.1%減)、セグメント利益は197百万円(同18.3%増)となりました。

 

 ② 財政状態に関する説明

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて61百万円増加(前連結会計年度末比2.2%増)し、2,886百万円となりました。

これは主に、売掛金及び契約資産の減少41百万円、流動資産その他に含まれている未収入金の減少27百万円、ソフトウエアの減少25百万円等があったものの、現金及び預金の増加168百万円等があったことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて25百万円増加(同1.8%増)し、1,490百万円となりました。

これは主に、契約負債の減少14百万円、未払金の減少13百万円等があったものの、長期借入金の増加51百万円等があったことによるものであります。

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて35百万円増加(同2.6%増)し、1,396百万円となりました。

これは主に利益剰余金の増加34百万円等があったことによるものであります。

この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比0.2ポイント増加し、48.4%となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ182百万円増加し、1,211百万円となりました。
 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、136百万円(前第2四半期連結累計期間は1百万円の収入)となりました。

これは主に、法人税等の支払額17百万円等があったものの、税金等調整前四半期純利益の65百万円、売上債権の減少額41百万円、ソフトウエア評価損の35百万円等があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、8百万円(前第2四半期連結累計期間は47百万円の支出)となりました。

これは主に、定期預金の減少額13百万円があったものの、有形固定資産の取得による支出18百万円、無形固定資産の取得による支出3百万円があったことによるものであります。

 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果得られた資金は、55百万円(前第2四半期連結累計期間は77百万円の収入)となりました。

これは主に、長期借入金の返済による支出44百万円等があったものの、長期借入れによる収入100百万円があったことによるものであります。

 

(3) 事業上及び財政上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は31百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。