当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかに持ち直しています。先行きについては、各種政策の効果もあって景気が持ち直していくことが期待されるものの、世界的な金融引き締め等を背景とした海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクがあります。また、物価上昇による家計や企業への影響や供給面での制約等に十分注意する必要があります。
このような環境のもと、当社においては、当社が強みを持つコンピューターグラフィックス(CG)関連ビジネスに注力し、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。
なお、市場販売目的であるソフトウェア資産について回収可能性を検討し、将来の見込み等を勘案した結果、ソフトウエア評価損84百万円を特別損失として計上しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高が3,233百万円(前年同期比15.0%増)、営業利益は306百万円(同560百万円増)、経常利益は328百万円(同557百万円増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は148百万円(同425百万円増)となりました。
報告セグメントの状況は、以下のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間における受託開発の売上高は、ゲーム開発環境構築支援等エンターテインメント業界からの受注増に加え、機械学習向け教師画像生成ソリューション『BENZaiTEN(ベンザイテン)』をはじめ、3Dレーザースキャナー等で物体や地形を計測したデータの集合体である点群データの活用支援等、産業界からの引き合いが増加したことも寄与し増収となりました。
ミドルウェアライセンス販売の売上高は、当第3四半期連結会計期間において成約した大型ライセンス契約の売上を一括計上したことにより大幅増収となりました。
ネットワーク構築・運用等のサービスを提供するソリューション売上は、オンラインゲーム向けのサーバー開発、運用が共に堅調で増収となりました。
以上の結果、売上高は1,944百万円(前年同期比27.2%増)、セグメント利益は314百万円(同500百万円増)となりました。
(b) 人材事業
当第3四半期連結累計期間においては、人材派遣の稼働者数減少に伴い減収となりましたが、有料職業紹介において成約件数が増加したことに加え、今期より注力しているミドル・ハイクラス人材向けサービスが順調に立ち上がり平均単価を押し上げたことも寄与し増益となりました。当第3四半期連結累計期間における派遣先企業で稼働した一般派遣労働者数は延べ1,638名(前年同期比10.8%減)、有料職業紹介の成約実績数は290名(同20.8%増)となりました。
以上の結果、売上高は1,288百万円(前年同期比1.1%増)、セグメント利益は345百万円(同26.9%増)となりました。
② 財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて266百万円増加(前連結会計年度末比9.4%増)し、3,091百万円となりました。
これは主に、ソフトウエア仮勘定の減少65百万円、ソフトウエアの減少52百万円等があったものの、現金及び預金の増加399百万円等があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて32百万円増加(同2.2%増)し、1,496百万円となりました。
これは主に、未払費用の減少90百万円等があったものの、賞与引当金の増加65百万円、長期借入金の増加38百万円、未払消費税等の増加22百万円等があったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて234百万円増加(同17.3%増)し、1,595百万円となりました。
これは主に、資本剰余金の減少117百万円があったものの、自己株式の減少199百万円、利益剰余金の増加151百万円等があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末比3.4ポイント増加し、51.6%となりました。
(2) 事業上および財政上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた問題はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は45百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に、重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。