文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、「日本の住宅市場をオープンにし、お客様のライフステージに即した理想の住宅を積極的に住み替えたりできる住まいの新しい流通システムを築きます。」というハウスドゥ!のブランド理念を掲げ、不動産売買仲介事業を基盤とし、リフォーム(建築)、買取に加え、住宅ローン、保険にいたるまで、住まいのワンストップサービスを提供しております。「住宅情報モール」、「家・不動産買取専門店」や「サテライト店」「RENT Do!」などお客様のニーズに対応する4つの店舗形態で直営店と不動産売買仲介・賃貸のフランチャイズチェーンを全国展開し、お客様のより近くに安心、便利な窓口を創ります。そして、店舗ネットワークとIT・WEBを融合することで不動産情報のオープン化を実現いたします。
国内フランチャイズ店舗ネットワーク1,000店舗を目指し、すでにご好評頂いております、住みながら家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」事業のように、店舗ネットワークを通じてお客様が抱える課題や問題点に耳を傾け、住宅・不動産業界での問題解決をサービス商品として創造し、全国の店舗ネットワークを通じて提供していくことで社会に貢献してまいります。
そして、今後ますます多様化が進む不動産業界をレベルアップするためには、多くの優れた人材が不可欠です。
当社グループやフランチャイズ事業で実施している教育・研修システムを更に充実したものにし、人材教育を強化し、業界全体のサービスレベルの向上に貢献してまいります。
(2)目標とする経営指標
当社グループは、売上高経常利益率10%、自己資本比率30%を目標にしております。足元においては、下記の2点の経営指標を注視しながらバランスを保ち、持続的な業容の拡大を図ってまいります。
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目標数値 |
2018年6月期 |
2019年6月期 |
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売上高経常利益率(%) |
10%以上 |
8.5 |
9.5 |
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自己資本比率(%) |
30%以上 |
31.6 |
27.8 |
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社グループにおきましては、激変する外部環境においても持続的な成長を可能とするため、フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業を中心とするストック型収益事業の伸長に経営資源を集中してまいります。
事業効率及び収益性の向上を追求しつつ、成長性と安定性のバランスに配慮して取り組んでまいります。
具体的な経営戦略につきましては、1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等の(1)会社の経営の基本方針、(4)会社の対処すべき課題、(5)経営戦略の現状と見通しに記載のとおりであります。
(4)会社の対処すべき課題
当社の事業を取り巻く環境は、先行きに不透明感があるものの、景気は底堅く推移するものとみております。
このような環境の下、当社の対処すべき課題は以下のとおりと認識しております。
① 主要事業の強化と事業シナジーの強化
当社グループは、「全てのエリアにハウスドゥ! お客様のより近くに安心、便利な窓口を創り出す。」をビジョンに、その窓口たる直営店及びフランチャイズチェーンを全国に張り巡らせることを目指しています。そして、住宅・不動産業界における社会的な問題やお客様の不便さを解決することを事業化し、全国の店舗ネットワークを通じてサービス提供してまいります。
顧客接点である不動産流通事業の営業店舗を事業活動の拠点となる地域に出店することにより、地域ごとの顧客ニーズ、不動産情報、市場動向、顧客嗜好等の把握を行うとともに、営業地域全体の情報を蓄積し、フランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業、不動産売買事業、不動産流通事業、リフォーム事業等の各事業間の連携を密にし、事業シナジーを強化することで事業基盤の拡大を図ってまいります。
また、人口の減少や少子高齢化により、中長期的には住宅の新築着工戸数は減少することが予想されるものの、一方で中古住宅流通市場は、政府政策においても中古住宅とリフォーム市場を2013年時点の11兆円から2025年までには現在の倍の20兆円に増加させることを目標に掲げております(出所:国土交通省、2016年3月「住生活基本計画(全国計画)」)。このことから、同業他社や、他業界からもリフォーム事業参入の動きがあり、当社グループは、各事業の連携(事業シナジー)を高めるとともに、不動産流通事業を基盤として、集客を増やし、取引件数を増やすことで、関連事業のサービス(受注)の機会を増やし、お客様満足度の向上を図ってまいります。
② ブランド戦略と首都圏への展開
当社グループは、2013年7月よりタレントで元プロ野球選手の古田敦也氏をイメージキャラクターに起用し、全国的にテレビCMを実施しており、お客様に安心・信頼のイメージを打ち出すとともに、とりわけ首都圏での認知度アップ・ブランド力向上を図り、フランチャイズ加盟店の増加に繋げております。広告宣伝効果に加え、店舗数増加に伴うブランド価値や信用力向上効果もあり、フランチャイズ加盟検討企業の増加や、従来買い手の仲介契約が多かったところをフランチャイズチェーン全体において、売り手の相談増に繋がっております。更なる仲介契約の増大を図り、取引の機会増加を図ってまいります。
③ フランチャイズ加盟店開発強化
不動産業界は情報サービス化の方向で業界再編が進んでいます。大手はより規模を拡大し、住宅業界や建設資材関係大手も不動産業ネットワークを構築しようとする動きがあります。公益財団法人不動産流通近代化センター発行の2019不動産業統計集(3月期改訂)によると、不動産業界はその95%超が従業員10名未満の中小零細企業であり、顧客の信頼を得るため、ネットワークに属する動きが加速するものと考えます。そのような中、当社グループは、新規地域進出を含め、更なる加盟店ネットワーク規模の拡大のために積極的な募集活動を進めてまいります。グループのテレビ・ラジオCM等のメディア・ブランド戦略の実施と合わせて、加盟店募集活動に注力いたします。
また、加盟店の業務支援サービス(特に教育・研修)の拡充とサービスレベルの向上を行い、加盟店の業績向上をアシストし、増店を推進してまいります。一方で、フランチャイズネットワークのサービスレベルに達しない、あるいは達する見込みがない加盟店については、入れ替え等の施策を実施することでフランチャイズチェーン全体のサービスレベルの向上を図ってまいります。
④ 販売用不動産の取得
当社グループは、直営店エリアでお客様のニーズのある仕入をより強化し、販売、リフォーム、建築に繋げること、フランチャイズ加盟店情報を通じた仕入に加え、不動産業者ネットワークの構築と、駅近立地に「家・不動産買取専門店」のチャンネルで直営店を出店し、売主からの直接仕入情報の収集や、地域不動産業者からの仕入のルート構築を図り、多岐にわたる仕入情報のチャンネルを構築することで安定した販売用不動産の取得を可能にしてまいります。しかし、都市部を中心に不動産価格の上昇が進み、価格面において実需との乖離に懸念要因があり、仕入においてはそのリスクに慎重を期した上で、仲介顧客のニーズに合った物件を仕入れる方針を徹底し、事業シナジーを効かせることを推進してまいります。
⑤ ハウス・リースバック事業強化
当社グループにおいて2013年10月からスタートした、住みながらその家を売却できる「ハウス・リースバック」事業が好調で、年間13,000件を超える問い合わせがあり、反響対応、コンサルティングセールスの人員の増強が必要であります。
個人住宅のセールアンドリースバック商品であり、売買、賃貸の両スキームで対応を要し、また、お客様それぞれのニーズも異なるため、販売員のセールススキルが求められます。安定した賃料収益と売却によるキャピタルゲインを得ることが可能な収益性の高い事業であり、当社グループにおいての中核事業に位置付けて経営資源を投下し、不動産売買事業や不動産流通事業からの人員シフトでの対応と新たな人材の採用及び、更なる集客のための広告宣伝に投資をしてまいります。顧客反響の中にはリバースモーゲージや不動産担保ローンの顧客層からのニーズも多く、当該ニーズを汲み取りビジネスチャンスに繋げるべく、金融機関との提携やグループ会社の株式会社フィナンシャルドゥにおいて、金融事業も推進してまいります。
⑥ 内部管理体制の強化
当社グループは、企業価値の最大化を図るためには、経営の健全性、透明性及び客観性を高めることが必要と考えており、最も重要な経営課題の一つとして、2018年9月制定のコーポレートガバナンス・コードに沿って、積極的強化に取り組んでおります。また、コーポレート・ガバナンス強化の一環として内部統制システムに係る基本方針を制定しており、同基本方針の着実な運用に加えて、経営トップからのメッセージ発信やコンプライアンス教育の強化、内部通報制度の拡充等によりコーポレート・ガバナンスの更なる強化に努めてまいります。
⑦ コンプライアンス体制の強化
当社グループは、法令、定款及び社内規程等の遵守は勿論のこと、日々の業務を適正かつ確実に遂行し、クリーンで誠実な姿勢を企業行動の基本として、お客様の信頼を得ると同時に事故やトラブルを未然に防止する取り組みを強化してまいります。CCO(チーフコンプライアンスオフィサー)職を中心とし、日常業務における関連法令遵守の監督を徹底するとともに、リスク管理委員会及びコンプライアンス委員会の定期的開催、各種取引の健全性の確保、情報の共有化、再発防止策の策定等を行ってまいります。また、社内啓蒙活動を実施し、厳正な管理による企業の社会的責任(CSR)を重視した透明性のある管理体制の構築を図ってまいります。
⑧ 成長事業への経営資源の配分
当社グループは、各事業において人材採用ニーズがありますが、景気回復と実需の底堅さから各企業の採用ニーズは高く、有効求人倍率は年々上昇傾向にあります。そのような環境下で、当社グループは、成長過程にありますが、より収益性を高めるため、グループ内の成長性と安定性の高いフランチャイズ事業とハウス・リースバック事業、金融事業に優先して経営資源を注いでまいります。直営店の出店については、先の生産性の高いフランチャイズ事業やハウス・リースバック事業への人員シフトと直営店への人員採用と、マネジメントを担う店長の教育とその成長を確認し、フランチャイズ加盟店の加盟進捗を見極めながら進めてまいります。
⑨ 財務管理の強化
当社グループは、販売用不動産、事業用地、資産の取得資金並びに資産の取得資金を主として金融機関からの借り入れによって賄い、負債における有利子負債の占める割合が高く金利動向に大きな影響を受ける財務構造となっておりましたが、「ハウス・リースバック資産の流動化」によるリファイナンス、新株式発行による自己資本の充実により、金利情勢、金利動向に影響を受けやすい財務構造の課題改善に努め、ストック型収益事業を中心とした事業拡大への投下資本を拡大することが可能となっております。今後も、投下資本の拡大、早期回収による安定的な収益の確保を行い、強靭な財務基盤の構築を図り、競争力の強化に取り組んでまいります。また、取引金融機関との良好な関係維持により、取引関係の強化を図り、相互理解を深めつつ、円滑な資金調達並びに調達コストの低減に努めてまいります。
⑩ 人材採用育成の強化
当社グループが手掛ける各事業を拡大する上で、人的サービスの占める割合は高く、当社グループは人材を最も重要な経営資源として位置付け、他社との差別化を図っていく考えであります。
当社グループは、将来の中核を担う人材としての新卒社員の採用を強化し、今後についても当社グループの事業及び経営理念に共感する新卒社員を採用することで事業基盤の安定並びに拡大を図ってまいります。こうした観点から、潜在能力の高い新卒の採用と、早期に戦力化を図るために効果的な教育研修を実施してまいります。さらに、当社グループの成長速度を促進するために、人材採用については競争が激しい中、新卒だけでなく、能力が高く即戦力になる中途採用も積極的に増やしていく考えであります。
また、営業部門、管理部門に限らず全ての職種において、結婚・出産・育児等を経てもキャリアを継続することができるようにワークライフバランス制度を取り入れております。今後さらに、社員一人ひとりの成長をサポートできる仕組みを強化してまいります。
(5)経営戦略の現状と見通し
今後の見通しといたしましては、海外経済の減速の影響などにより先行き景気に不透明感がみられるものの、国内需要はきわめて緩和的な金融環境と政府支出による下支えなどを背景に、雇用、所得環境の改善が続くもと、個人消費は増加基調をたどると考えられ、それに伴い実需は堅調に推移するものと想定しております。
このような経営環境のもと、当社グループにおきましては、これまでに培った基盤を活かした持続的成長モデルへの移行を図るべく、新たに策定した2022年6月期を最終年度とする中期経営計画に基づいたストック型収益事業への積極的な投資継続による一層の収益拡大に努めてまいります。フランチャイズ事業の加盟開発促進、ハウス・リースバック事業の更なる仕入件数強化や金融事業におけるリバースモーゲージ保証事業の強化による持続的な業容拡大と安定した収益確保を目指すとともに、足元の実需の動きに留意しながら、不動産売買事業、不動産流通事業及びリフォーム事業においては、シナジーを効かせた生産性向上を図ってまいります。
当社グループの事業展開その他に関するリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から開示しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 外部環境について
① 法的規制について
当社グループは、不動産業及び建設業に属し、「宅地建物取引業法」、「建設業法」、「建築士法」、「貸金業法」及び関連する各種法令により規制を受けております。当社においては、宅地建物取引業免許、一般建設業許可及び一級建築士事務所登録について、子会社の株式会社ハウスドゥ住宅販売及び株式会社ピーエムドゥ並びに株式会社京葉ビルドにおいては、宅地建物取引業免許について、子会社の株式会社フィナンシャルドゥにおいては、宅地建物取引業免許、貸金業登録について、それぞれ監督官庁より許認可を受けております。現時点において、当該免許及び許認可等が取消となる事由は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により、当該免許及び許認可等が取消され又はそれらの更新が認められない場合、もしくは、これらの法律等の改廃又は新たな法的規制が今後制定された場合等には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
なお、宅地建物取引業免許及び一般建設業許可は、当社グループの主要な事業活動に必須の免許であります。当社グループでは法令遵守を徹底しており、現時点において、当該免許及び許認可等が取消となる事由は発生しておりませんが、将来、何らかの理由により、当該許認可等が取消され又はそれらの更新が認められない場合には、当社グループの事業活動に支障をきたすとともに、経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(当 社)
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許認可等の名称 |
所 管 |
許認可等の内容 |
有効期間 |
取消事由 |
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宅地建物取引業免許 |
国土交通大臣 |
国土交通大臣(2) 第8077号 |
2020年12月14日 |
不正な手段による免許の取得もしくは役員等の欠格条項に該当した場合等は免許の取消 (宅地建物取引業法第66条等) |
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一般建設業許可 |
国土交通大臣 |
国土交通大臣許可 (般-28)第24008号 |
2021年5月22日 |
建設業に関する5年以上の経営業務の管理責任者としての経験を有する常勤役員又は同等以上の能力を有する常勤役員が一人もいなくなった場合等は許可の取消 (建設業法第29条) |
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一級建築士 事務所登録 |
京都府 知事 |
京都府知事登録 28A第00883号 |
2021年5月26日 |
虚偽又は不正の事実に基づく登録又は開設者が絶対的登録拒否事由に該当した場合等は登録の取消 (建築士法第26条) |
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二級建築士 事務所登録 |
京都府 知事 |
京都府知事登録 30B第02019号 |
2023年7月17日 |
虚偽又は不正の事実に基づく登録又は開設者が絶対的登録拒否事由に該当した場合等は登録の取消 (建築士法第26条) |
(㈱ハウスドゥ住宅販売)
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許認可等の名称 |
所 管 |
許認可等の内容 |
有効期間 |
取消事由 |
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宅地建物取引業免許 |
国土交通大臣 |
国土交通大臣(2) 第8007号 |
2020年6月25日 |
不正な手段による免許の取得もしくは役員等の欠格条項に該当した場合等は免許の取消 (宅地建物取引業法第66条等) |
(㈱フィナンシャルドゥ)
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許認可等の名称 |
所 管 |
許認可等の内容 |
有効期間 |
取消事由 |
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宅地建物取引業免許 |
大阪 府知事 |
大阪府知事(1) 第58876号 |
2021年3月17日 |
不正な手段による免許の取得もしくは役員等の欠格条項に該当した場合等は免許の取消 (宅地建物取引業法第66条等) |
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貸金業登録 |
近畿財務局長 |
近畿財務局長(01) 第00818号 |
2020年9月11日 |
名義貸し、暴力団員等の使用の禁止等に該当した場合は登録の取消 (貸金業法第24条の6の5) |
(㈱ピーエムドゥ)
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許認可等の名称 |
所 管 |
許認可等の内容 |
有効期間 |
取消事由 |
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宅地建物取引業免許 |
国土交通大臣 |
国土交通大臣(1) 第9324号 |
2023年2月22日 |
不正な手段による免許の取得もしくは役員等の欠格条項に該当した場合等は免許の取消 (宅地建物取引業法第66条等) |
(㈱京葉ビルド)
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許認可等の名称 |
所 管 |
許認可等の内容 |
有効期間 |
取消事由 |
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宅地建物取引業免許 |
千葉 県知事 |
千葉県知事(3) 第015255号 |
2021年8月4日 |
不正な手段による免許の取得もしくは役員等の欠格条項に該当した場合等は免許の取消 (宅地建物取引業法第66条等) |
② 住宅市況及び金利状況、経済情勢等の変動について
当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金利動向、地価動向、並びに住宅税制等の影響を受けやすいため、景気見通しの悪化、大幅な金利上昇、地価の上昇、並びに住宅税制等の諸情勢に変化があった場合等には、住宅購入予定者の購入意欲を減退させる可能性があります。また、金融機関の当社グループに対する融資姿勢に変化があった場合には、新規の販売用不動産及び事業用地の取得が困難になる場合があります。さらには、人口動態及び世帯数の推移の影響も受けるため、国内における人口及び世帯数が減少局面に入った場合には、国内における住宅需要の減少要因となる可能性があります。これら経済情勢等が変動した場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
なお、上記経済情勢の変化は、事業用地、事業用不動産の購入代金、材料費、施工費、並びに販売期間の長期化に伴う販売促進費等の変動要因にもなり、これらが上昇した場合には、当社グループの事業利益が圧迫され、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
③ 消費税等の増税について
当社グループの主要商品である住宅等の不動産物件は、一般家庭にて購入する最も高額な耐久消費財と言われており、消費税率の動向によって需要が大きく左右される性格を持っております。消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法が2012年8月に成立し、2014年4月に消費税等がそれまでの5%から8%に引き上げられ、さらに、2019年10月から10%に引き上げられる予定であります。これにより当社グループの受注高・売上高が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 自然災害等について
地震、台風等の大規模な自然災害が発生した場合には、当社グループにおいて、被災した自社保有資産の修理に加え、建物の点検及び応急処置、並びにその復旧活動等により、多額の費用が発生する可能性があります。また、社会インフラの大規模な損壊等により、建築現場の資材・部材の供給が一時的に途絶えた場合等には、当社グループが推進中の不動産プロジェクトの完成引き渡しの遅延等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ 競合について
当社グループが事業展開する不動産業界においては、大手企業を含む事業者が多数存在し、これら事業者との競合が生じております。当社グループは、「私たちは日本の住宅市場をオープンにし、お客様のライフステージに即した理想の住宅を積極的に住み替えたりできる“住まいの新しい流通システム”を築きます。」というブランド理念のもと、「全てのエリアにハウスドゥ!お客様のより近くに安心、便利な窓口を創り出す。」をビジョンに直営店・フランチャイズチェーンにおいて事業展開しております。今後においては、各地域において、直営店を核に、地域密着型店舗展開の強化、メディア戦略、知名度向上、並びに協力業者とのネットワークの構築強化等によりブランド力の向上を図り、首都圏を含めフランチャイズ加盟店の増加を図ること等により、より多くの、さらに広域のお客様の満足の向上に努めてまいります。「お客様から必要とされ、お客様へ尽くします。」という経営理念に基づき、当社グループの直営店が行う、不動産売買仲介業を基盤とし、「住まいのワンストップサービス」をグループにてお客様に提供できること、「ハウス・リースバック事業」のように、住宅・不動産業界の問題点やお客様の不便さを解決することを事業化してサービス提供を可能にするところが当社グループの強みであると考えており、不動産売買仲介業の持つ、シナジー効果・可能性をフランチャイズ加盟店へ広げてまいります。
しかしながら、同業他社においては、当社グループが推進中の各事業と比較して、資本力、営業力及びブランド力等に優れる企業が多数あり、これら企業との競合の結果、当社グループが想定どおりの事業拡大を図れる保証はなく、更に競合が激化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 貸倒リスクについて
金融事業にて提供する不動産担保ローンは、担保不動産の市場での価値と流動性を十分に考慮し、市場価格より低く融資額及び極度額の設定を行っておりますが、今後不動産市場の悪化により著しく地価が下落し、担保不動産の価値が目減りすることで担保不足の貸付債権が発生する可能性があります。また、顧客の返済能力の低下により返済が困難になった場合、担保不動産の売却により貸付債権の回収を行いますが、売却価格が融資額を下回った場合や売却が出来なかった場合には貸倒れが発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 事業展開について
① 営業地域について
当社グループは、2019年6月30日現在、京都本店、東京本社を中心に、大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、岐阜県、愛知県、静岡県、東京都、埼玉県、沖縄県に合計19ヶ所の直営の営業拠点を配置しており、これらを中心に全国602店のフランチャイズチェーンを展開しております。今後とも首都圏を中心に主要なエリアに積極的にチェーンの出店を加速してまいります。当社グループは、これら店舗網において収集・蓄積した地域特性・市場動向・お客様ニーズ等の情報及び集客データをグループ全体で総合的に活用することにより、ITでの情報とリアルの各地域密着型店舗を融合した事業を展開しております。
しかしながら、これらの事業展開にあたり、当該地域の市場動向等に強い影響を受ける可能性があり、当該地域の競合する同業他社の動向、住宅不動産市況の低迷、地域的な景況感悪化、並びに天災地変等による地域的景況感悪化等が生じた場合には、当社グループ及び加盟店の出店計画に影響を及ぼし、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループは、その経営成績、財務内容、並びにフランチャイズチェーン全体の状況を見据えたうえで、バランスを図り事業展開をしてまいります。将来において、現在と同様のスピードを持った事業展開を図ることができる保証はなく、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 建築等外部委託業者の活用について
当社グループのリフォーム事業及び不動産売買事業にて提供するリフォーム・新築サービス及び分譲商品の開発等においては、当社グループが分譲物件・商品・サービスの開発、マーケティング及びコンセプト策定等を行う一方、設計・建築工事業務等については、設計・施工等の能力、工期、コスト及び品質等を勘案し、外部の事業者に委託しております。外部委託業者の選定及び管理については、協力業者としての基準を設定の上、契約し、協力業者会の定期開催を行い、当社グループの理念の共有及び安全・品質管理の徹底等に十分に留意しておりますが、必ずしもそれら外部委託業者に対する当社グループのコントロールが十分である保証はなく、外注先においてトラブルが発生した場合には、当社グループの事業推進に影響が生じ、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ フランチャイズ方式について
フランチャイズ事業は、不動産売買仲介事業及び不動産賃貸仲介・管理事業をフランチャイズ方式で行っており、フランチャイズ加盟店舗数の順調な増加がその成功の鍵になると考えております。
当社グループがフランチャイズ加盟店に対して優良なサービスを維持できなくなった場合、もしくは他社が当社グループ以上のサービスを行い、フランチャイズ加盟店が当該他社ブランドへ流出した場合、又は一部のフランチャイズ加盟店において低水準のサービス提供もしくは違法行為等があり、当社グループのフランチャイズ事業全体のイメージダウンとなった場合、或いはフランチャイズ加盟企業が集団で独自の事業展開を志向した場合等には、フランチャイズ加盟店舗数の減少又は伸び悩みが生じること等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ システムについて
当社グループにおいて、システム開発は事業基盤の維持・拡充と深く関係しており、フランチャイズ加盟店が必要とするシステムを開発し提供することは、重要な経営課題であると考えております。当社グループは、今後ともシステム環境の維持・向上のために、新しいシステムを自社開発又は他社への委託、もしくは他社からのシステム購入等により確保していく方針でありますが、新システムの開発、購入等には多額のコストが必要となる可能性があり、その結果、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
更に当社グループは、コンピュータシステム及びデータベースのバックアップを行っておりますが、当該システムの障害、大規模広域災害、もしくはコンピュータウイルス等によるデータベースへの影響又はシステムサービスの中断等により、当社が損害を被り、又はフランチャイズ加盟店に損害賠償を請求される可能性があり、その結果当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社グループのWebサイトは、一般消費者へ無料で公開しており、万一、一定期間システムが停止したとしても、一般消費者から損害賠償を受ける可能性は少ないと考えておりますが、そのような事態が度重なれば、当該Webサイト自体の信用を失うことになり、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
⑤ ハウス・リースバック事業の売上高に占める割合等について
当社グループにおいては、持続的な業容拡大のため、激変する外部環境においても持続的な成長を可能とするため、ストック型収益事業であるフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業の伸長に経営資源を集中し、これまでの成長を牽引してきました不動産売買事業をはじめ、不動産売買仲介事業、リフォーム事業の労働集約型事業からのウエイト転換を図ってまいりました。
そのような中、不動産の有効活用や資産を資金化するニーズに対応したハウス・リースバックにおいては、サービス開始以降、問合せは順調に増加しており、それに伴って仕入契約件数も拡大してまいりました。保有期間中は賃貸用不動産として賃料収入を得ることができ、売却時にはキャピタルゲインによる収益となるハウス・リースバック事業は、2018年6月期の売上高は5,709百万円であり、総売上高の25.4%でありましたが、2019年6月期の売上高は13,989百万円であり、前期比145.0%増、総売上高の44.3%となりました。経営成績向上の主な要因は、旺盛な資金ニーズによる取扱い件数拡大に加え、ハウス・リースバック資産を流動化し、ファンドへ売却を行うスキームを構築したことによるものであるため、金融市場や市況の変化など、何らかの理由によりファンドへの売却が実行できない状況が生じた場合は、継続して保有し続けることで賃貸用不動産としての賃料収入を得ることができるものの、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
⑥ 販売物件等に係る品質管理等について
当社グループにおいて開発・分譲・販売等を行う不動産物件については、その品質管理を重視した事業展開を行っており、耐震構造計算、土壌汚染、アスベスト及び建材の耐火性能等については第三者機関の検査等を含むチェック体制を構築しております。なお、現時点において過年度に供給したものも含め、問題となる物件はないものと認識しております。
しかしながら、住宅瑕疵担保履行に対応した保険には加入しておりますものの、賠償すべき補償額の全額を当該保険によりカバーできるとは限らず、今後において、当社グループが供給する物件について、上記事項を含む何らかの瑕疵が生じた場合には、損害賠償請求の発生、並びに当社グループに対する信頼低下等により、当社グループの事業展開及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、今後、関連する法規制等が強化された場合等には、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 組織体制について
① 内部管理体制について
当社グループは、2019年6月30日現在、従業員が621名となっており2018年6月30日と比べて87名増加しております。当社グループの内部管理体制は、現在の組織規模に応じたものとなっております。今後、更なる事業の拡大に伴って、内部管理体制の整備、充実を含め、計画的な成長事業への人員シフトと人員増強に努める方針ではありますが、当社グループが事業規模の拡大に対して、適切かつ十分な人員の確保、増強ができなかった場合には、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
② 人材確保について
不動産業界においては、専門的知識が必要なため、一般的には業界経験のある人物を中途採用する企業が多い中、当社グループは、企業理念・経営理念の浸透の徹底を図るため、新卒者採用を主体とした人材採用を実践しており、事業の拡大による経験者の中途採用は補完的に行っております。当社グループは、当該企業理念・経営理念の浸透による教育・育成方針の徹底及び実践により、現時点において当社グループが求める人材についての育成が進み、一定の成果が出ているものと考えており、当該育成スタイルをフランチャイズ加盟店にも提供し当社グループ理念の浸透を図っております。これが競合他社との差別化要素の一つとなっているものと認識しております。
しかしながら、当該人材の育成には相応の期間を要することから、人材採用と人材育成のスピードが事業規模に見合わない場合、又は現在在籍している人材が何らかの理由により外部に流出していく場合等には、事業拡大の制約要因となる可能性があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
③ 特定の人物への依存について
当社グループの創業者であり、代表取締役社長CEOを務める安藤正弘は、当社グループの事業を推進するに当たり、経営方針及び経営戦略・事業戦略の決定をはじめ、その事業化及び事業推進に至るまで重要な役割を担っております。当社グループでは、グループ内外における継続的な教育研修を通じた従業員の能力の向上、ノウハウ・情報の共有化、各部門の人材の充実、並びに各種業務規程の整備・マニュアル化による組織的運営を行うこと等に努めておりますが、安藤正弘が何らかの理由により当社グループの経営者としての業務を遂行できなくなった場合には、当社グループの経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 財政状態及び経営成績の変動等について
① 物件工事の進行度合等による業績の変動について
当社グループのリフォーム事業においては、建物の建築工事の進行度合に応じて売上計上されますが、天災地変、事故、その他予期し得ない要因による工期遅延等の不測の事態が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
② 有利子負債への依存度
当社グループは、事業用地又は販売用不動産の取得及びハウス・リースバック事業の物件取得、金融事業の営業貸付金等の運転資金を主として金融機関からの借入金によって調達しております。当社グループの連結有利子負債残高は、2019年6月末現在23,284百万円であり、前年同月末に比べて7,667百万円増加しており、総資産に占める有利子負債依存度の比率は57.7%となっております。
従って、現在の金利水準が変動した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 個人情報保護について
当社グループでは、営業活動に伴い様々な個人情報を入手しており、個人情報取扱事業者に該当しております。当社グループとしては、フランチャイズ加盟店を含め、内部の情報管理体制の徹底により個人情報の保護に注力しております。
しかしながら、不測の事態により、個人情報が流出するような事態となった場合等には、当社グループの信用失墜による売上高の減少、又は損害賠償による費用発生等の可能性が考えられ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
④ 訴訟等の可能性について
当社グループは、事業展開において宅地建物取引業法、建設業法、並びにその他関連法令を順守した営業活動を推進しておりますが、お客様又はフランチャイズ加盟店との認識の齟齬その他に起因して、販売又は仲介物件、もしくはフランチャイズ契約等に起因したクレーム・トラブル等が発生する場合があります。当社グループにおいては、弁護士等の関与の下、必要な協議・対応・手続を行っており、現在、重大な訴訟事件等は生じておりません。
しかしながら、今後において、これらクレーム・トラブル等に起因して重大な訴訟等が提起された場合には、当社グループに対するお客様からの信頼低下、並びに損害賠償請求訴訟の提起等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当連結会計年度の期首から適用しており、財務状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、海外経済の減速の影響が懸念されたものの、きわめて緩和的な金融環境や政府支出による下支えなどを背景に、国内需要は緩やかな増加基調で推移しております。しかしながら、米国の経済政策や通商問題、消費税増税の影響など、国内外の先行き景気には留意する必要があります。
当社グループの属する不動産業界におきましては、地価の上昇基調に加え、建築費高騰による販売価格への影響が懸念されたものの、雇用や所得環境の改善に加え、住宅優遇制度や日銀の金融緩和政策継続を背景に、住宅需要は堅調を維持しており、事業環境は概ね良好であります。
当社グループでは、2019年6月期を最終年度とする中期経営計画において、安定的な収益確保と持続的な業容拡大のため、事業ポートフォリオにおけるストック型収益事業の比率向上を目指してまいりました。フランチャイズ事業では、不動産売買フランチャイズに加え、新たに不動産賃貸ブランドを設立したことで加盟店舗数拡大及びサービスの拡充を図り、ハウス・リースバック事業においては賃貸用不動産購入による安定収益の確保に加え、不動産ファンド及び不動産会社等への売却によるキャピタルゲイン獲得のスキーム構築により収益を拡大、金融事業における不動産担保融資に加え、金融機関との提携によるリバースモーゲージ保証事業により「不動産+金融」の取り組みを強化してまいりました。
また、従来の不動産売買事業における直営店エリアを中心とした販売用不動産の仕入強化、不動産売買仲介事業を基盤に、仲介・買取・リフォームの三位一体のスキームで事業シナジーを効かせた「住まいのワンストップサービス」は継続し、顧客ニーズに応えることに努めてまいりました。
a.財政状態
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ9,765百万円増加し、40,386百万円となりました。
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ8,188百万円増加し、29,123百万円となりました。
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,577百万円増加し、11,263百万円となりました。
b.経営成績
当連結会計年度の経営成績は、売上高は31,546百万円(前期比40.1%増)、営業利益は3,156百万円(同49.2%増)、経常利益は3,003百万円(同57.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,006百万円(同56.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。
また、当連結会計年度より報告セグメントの名称及び集計方法を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
(2019年6月30日現在)
|
セグメント名称 |
売上高(百万円) |
内容 |
|
フランチャイズ事業 |
2,762 |
新規加盟契約数145件、累計加盟契約数602件 新規開店店舗数133店舗、累計開店店舗数497店舗 |
|
ハウス・リースバック事業 |
13,989 |
新規取得保有物件数505件、累計保有物件数314件 売却件数751件 |
|
金融事業 |
757 |
不動産担保融資実行件数186件 リバースモーゲージ保証件数129件 |
|
不動産売買事業 |
9,040 |
取引件数401件 |
|
不動産流通事業 |
1,867 |
仲介件数2,993件 |
|
リフォーム事業 |
3,099 |
契約件数2,195件 完工件数2,105件 |
|
その他事業 |
30 |
(欧米流)不動産エージェント業、海外事業に係る各種費用 |
|
合 計 |
31,546 |
- |
(フランチャイズ事業)
フランチャイズ事業におきましては、都市部の不動産業者への加盟促進とテレビ・ラジオCM等による広告宣伝効果に加え、店舗数の増加により知名度やコーポレートブランド価値、信用力が向上し、加盟検討企業からの問い合わせは、順調に推移しております。仲介+買取による収益向上を目指した「サテライト店+家・不動産買取専門店」併設店舗のニーズに加え、不動産賃貸ブランド「RENT Do!」への問い合わせも増加し、当連結会計年度における新規加盟契約数は145件、累計加盟契約数は602件となりました。
また、スーパーバイザーの加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの拡充効果もあり、当連結会計年度における新規開店店舗数は133店舗、累計開店店舗数は497店舗となりました。
その結果、セグメント売上高は2,762百万円(前期比14.5%増)、セグメント利益が1,677百万円(同13.7%増)となりました。
(ハウス・リースバック事業)
ハウス・リースバック事業では、テレビ・ラジオCMをはじめとした積極的なプロモーションによる認知度向上及び信用力の向上効果で、年間13,000件を超える問い合わせにつながっております。不動産の有効活用や資産を資金化するニーズに応えたことで、当連結会計年度におきましては、新規に505件を取得し、累計保有件数314件を賃貸用不動産として運用しました。また、751件を再売買、処分及びファンド等へ売却し、キャピタルゲインによる収益拡大を図りました。
その結果、セグメント売上高は13,989百万円(前期比145.0%増)、セグメント利益が2,074百万円(同163.2%増)となりました。
(金融事業)
金融事業では、不動産の活用により顧客の資金ニーズに対応する「不動産+金融」を活かした取り組みとして、グループの強みである全国ネットワークの不動産査定力を活かし、不動産担保融資及びリバースモーゲージ保証を提供してまいりました。顧客のさまざまな資金ニーズへの対応及び提携金融機関の増加により、当連結会計年度におきましては186件の不動産担保融資の実行及び129件のリバースモーゲージ保証を行いました。また、一方で案件増加に向けた体制整備、人材等への先行投資を行ったことにより、販管費が増加しました。
その結果、セグメント売上高は757百万円(前期比53.7%増)、セグメント利益が16百万円(同84.8%減)となりました。
(不動産売買事業)
不動産売買事業では、住宅ローンの超低金利が続く中、消費者の住宅購入に対するニーズは強く、直営店エリアの仲介顧客ニーズに合った物件を仕入れる方針を徹底したことで、販売用不動産在庫の販売が順調に進み、取引件数は401件(前期比9.3%増)となりました。また、取引強化に向けた広告宣伝費や売買に伴う仲介手数料が増加しました。
その結果、セグメント売上高は9,040百万円(前期比1.5%増)、セグメント利益が778百万円(同5.5%減)となりました。
(不動産流通事業)
不動産流通事業は、不動産売買仲介事業で構成されております。不動産売買仲介事業では、ホームページ、新聞折り込み広告やテレビ・ラジオCM等のメディアを利用した広告宣伝戦略、そして地域密着型のポスティング戦略を通じて集客に注力してまいりました。注力事業への人員シフトのため直営店を一店舗閉店したことにより仲介件数は2,993件(前期比2.9%減)となりましたが、住宅ローンの超低金利継続の効果により堅調に推移する実需の中、生産性の向上に努めました。
その結果、セグメント売上高は1,867百万円(前期比1.9%減)、セグメント利益が491百万円(同8.0%増)となりました。
(リフォーム事業)
リフォーム事業では、不動産売買仲介事業との連携による中古住宅+リフォーム受注や、住宅設備メーカー等とコラボレーションしたリフォームイベントを積極的に開催することで集客に繋げ、当連結会計年度における契約件数は2,195件(前期比3.7%増)、完工件数は2,105件(同1.9%減)となりました。
その結果、セグメント売上高は3,099百万円(前期比0.3%増)、セグメント利益が309百万円(同9.0%増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて8,750百万円増加し、12,435百万円になりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、9,296百万円(前連結会計年度は2,919百万円の獲得)となりました。
主な増加要因は、税金等調整前当期純利益2,854百万円の計上に加え、たな卸資産が9,370百万円減少したことによるものであります。
主な減少要因は、営業貸付金が2,609百万円増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、7,805百万円(前連結会計年度は6,368百万円の使用)となりました。
主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出7,256百万円に加え、投資有価証券の取得による支出332百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、7,258百万円(前連結会計年度は4,071百万円の獲得)となりました。
主な増加要因は、短期借入金の純増額5,264百万円、長期借入れによる収入7,603百万円であります。
主な減少要因は、長期借入金の返済による支出5,193百万円、配当金の支払額434百万円であります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当社グループが営む事業では、生産実績を定義することが困難であるため「生産実績」は記載しておりません。
b.受注実績
当連結会計年度における不動産売買事業セグメント及びリフォーム事業セグメントの受注実績は次のとおりであります。なお、フランチャイズ事業セグメント、ハウス・リースバック事業セグメント、不動産金融事業セグメント及び不動産流通事業セグメントにおいては受注が存在していないため、記載しておりません。
|
セグメントの名称 |
受注高(千円) |
前年同期比(%) |
受注残高(千円) |
前年同期比(%) |
|
不動産売買事業 |
73,638 |
67.8 |
15,074 |
16.5 |
|
リフォーム事業 |
3,255,877 |
104.4 |
1,305,524 |
101.7 |
|
合計 |
3,329,515 |
103.2 |
1,320,598 |
96.1 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.上記の金額には、中古住宅買取再生販売や建売、賃貸事業等の受注を伴わないものは含めておりません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
売上高(百万円) |
前年同期比(%) |
|
フランチャイズ事業 |
2,762 |
114.5 |
|
ハウス・リースバック事業 |
13,989 |
245.0 |
|
金融事業 |
757 |
153.7 |
|
不動産売買事業 |
9,040 |
101.5 |
|
不動産流通事業 |
1,867 |
98.1 |
|
リフォーム事業 |
3,099 |
100.3 |
|
その他 |
30 |
- |
|
合計 |
31,546 |
140.1 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.セグメント間の取引を相殺消去した後の金額を記載しております。
3.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上
の主要な相手先がいないため記載しておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、重要な会計方針等に基づき、資産・負債の評価及び収益・費用の認識に影響を与える見積り及び判断を行っております。これらの見積り及び判断に関しましては、過去の実績及び状況等から最も合理的であると判断される前提に基づき、継続して評価を行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は見積りと異なる可能性があります。
なお、当社グループの連結財務諸表において採用する重要な会計方針につきましては、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a.経営成績等
財政状態
(資産合計)
当連結会計年度末における総資産は40,386百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,765百万円の増加となりました。
主な増加要因は、現金及び預金が8,750百万円、営業貸付金が2,609百万円それぞれ増加したことによるものであります。
主な減少要因は、ハウス・リースバック事業における固定資産売却により、有形固定資産が2,907百万円減少したことによるものであります。
(負債合計)
当連結会計年度末における負債は29,123百万円となり、前連結会計年度末に比べ8,188百万円の増加となりました。
主な増加要因は、短期借入金が5,201百万円、1年内返済予定の長期借入金が2,660百万円それぞれ増加したことによるものであります。
主な減少要因は、長期借入金が187百万円減少したことによるものであります。
(純資産合計)
当連結会計年度末における純資産は11,263百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,577百万円の増加となりました。これは主として利益剰余金が、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益の計上により2,006百万円増加したこと及び配当金の支払いにより436百万円減少したことによるものであります。
経営成績
(売上高)
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度と比較して9,028百万円増加の31,546百万円(前連結会計年度比40.1%増)となりました。これは主として、ハウス・リースバック事業の売上高が8,279百万円、フランチャイズ事業の売上高が349百万円、金融事業の売上高が264百万円、不動産売買事業が130百万円増加したことによるものであります。
(売上原価、売上総利益)
当連結会計年度の売上原価は、前連結会計年度と比較して6,512百万円増加の20,388百万円(前連結会計年度比46.9%増)となりました。これは主として、ハウス・リースバック事業及び不動産売買事業の売上高増加に連動したものであります。
以上の結果により、当連結会計年度の売上総利益は、11,157百万円(同29.1%増)となりました。
(販売費及び一般管理費、営業利益)
当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比較して1,475百万円増加の8,000百万円(前連結会計年度比22.6%増)となりました。これは主として、人件費が525百万円増加したこと、支払手数料が496百万円、控除対象外消費税の増加等により租税公課が112百万円それぞれ増加したこと、株主優待の実施及びシステム保守投資により、管理費が47百万円増加したことによるものであります。
以上の結果により、当連結会計年度の営業利益は、3,156百万円(同49.2%増)となりました。
(営業外収益、営業外費用、経常利益)
当連結会計年度の営業外収益は、受取手数料及び保険解約返戻金等の計上により90百万円となりました。また、営業外費用は、支払利息等の計上により、244百万円となりました。
以上の結果により、当連結会計年度の経常利益は、3,003百万円(前連結会計年度比57.3%増)となりました。
(特別利益、特別損失、税金等調整前当期純利益)
当連結会計年度の特別利益は、固定資産の売却及び新株予約権戻入益により、5百万円となりました。
また、当連結会計年度の特別損失は、事務所移転に伴う固定資産除却損及び投資有価証券評価損の計上により、154百万円となりました。
以上の結果により、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は前連結会計年度と比較して950百万円増加の2,854百万円(前連結会計年度比49.9%増)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比較して726百万円増加の2,006百万円(前連結会計年度比56.8%増)となりました。
キャッシュ・フロー状況
当連結会計年度のキャッシュ・フロー状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては、不動産業界の市場動向及び金融資本市場動向があります。
当社グループが属する不動産業界の市場動向においては、地価の上昇基調が継続する中で、企業収益や雇用・所得環境の改善基調が維持され、その需要は緩やかに拡大しております。そのような事業環境下において、平成初頭のバブル崩壊や2008年のリーマン・ショックが引き起こした不動産価格の大幅な下落を教訓とし、固定収益の安定・拡大と適正在庫の管理を重要な経営課題と認識しております。
金融資本市場動向においては、一部に利上げの動きはありますが、日銀の金融緩和政策の継続を背景に、低金利にて住宅ローンを組める環境が続いており、全体としては底堅さを増しております。
c.資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資金需要のうち主なものは、ハウス・リースバック事業におけるハウス・リースバック物件の取得費用及び金融事業における営業貸付金の貸付資金であります。それらの財源は自己資本及び金融機関から調達した有利子負債であり、状況に応じて充当しております。
また、当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。
なお、当連結会計年度末における有利子負債の残高は23,281百万円となり、現金及び現金同等物の残高は12,435百万円となっております。
1. 「ハウス・リースバック」資産の流動化・資金調達に関する業務委託契約締結について
① HLB2号合同会社
当社は、2019年2月28日開催の取締役会において、オリックス銀行株式会社をアレンジャーとして、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」にて取得した個人住宅などの不動産を流動化し、ファンドであるHLB2号合同会社(以下HLB2号)に当該信託受益権を譲渡することについて決議し、2019年3月1日付で譲渡が完了いたしました。
(1) 譲渡の目的
当社は、安定的な収益確保と持続的な成長を図るため、「ハウス・リースバック」の取扱い件数増加およびエリア拡大に努めており、取得した個人住宅などの資産を流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につながります。
(2) 譲渡資産(信託受益権)の概要
|
対象不動産概要 |
首都圏・中部圏・近畿圏の戸建住宅および区分所有建物平均・戸当り10百万円~30百万円 |
|
対象不動産件数 |
181件 |
|
譲渡価格 |
2,687百万円 |
|
帳簿価格 |
2,037百万円 |
|
アレンジャー |
オリックス銀行株式会社 |
(3) HLB2号合同会社の概要
|
名称 |
HLB2号合同会社 |
|
所在地 |
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 |
|
事業内容 |
不動産信託受益権の取得、保有及び処分 |
|
当社との関係 |
(資本関係)匿名組合出資として1億34百万円出資しております。 (人的関係)特記すべき事項はござません。 (取引関係)特記すべき事項はござません。 |
② HLB3号合同会社
当社は、2019年6月21日開催の取締役会において、オリックス銀行株式会社をアレンジャーとして、住みながらその家を売却できるサービス「ハウス・リースバック」にて取得した個人住宅などの不動産を流動化し、ファンドであるHLB3号合同会社(以下HLB3号)に当該信託受益権を譲渡することについて決議し、2019年6月26日付で譲渡が完了いたしました。
(1) 譲渡の目的
当社は、安定的な収益確保と持続的な成長を図るため、「ハウス・リースバック」の取扱い件数増加およびエリア拡大に努めており、取得した個人住宅などの資産を流動化することで、さらなる収益拡大を図るとともに、保有資産の効率的活用及び財務の健全化につながります。
(2) 譲渡資産(信託受益権)の概要
|
対象不動産概要 |
首都圏・中部圏・近畿圏の戸建住宅および区分所有建物平均・戸当り10百万円 |
|
対象不動産件数 |
272件 |
|
譲渡価格 |
3,952百万円 |
|
帳簿価格 |
2,935百万円 |
|
アレンジャー |
オリックス銀行株式会社 |
(3) HLB3号合同会社の概要
|
名称 |
HLB3号合同会社 |
|
所在地 |
東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 |
|
事業内容 |
不動産信託受益権の取得、保有及び処分 |
|
当社との関係 |
(資本関係)匿名組合出資として1億97百万円出資しております。 (人的関係)特記すべき事項はござません。 (取引関係)特記すべき事項はござません。 |
該当事項はありません。