第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、2021年8月27日提出の前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、ワクチン接種の普及拡大や感染者数の減少傾向がみられ、経済活動が再開し景気の持ち直しの動きがみられていましたが、新たな変異株の発生により新型コロナウイルス感染症の収束が未だ見通せず、厳しい状況が続いております。世界経済につきましても、資源価格の高騰による物価高やウクライナ情勢などの地政学的リスク等、先行き不透明な状況が続いております。

このような状況のもと、当社の主要事業エリアである東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)における2021年(暦年)のマンション着工件数は、49,962戸(前年同期比7.3%減)と2021年(暦年)予想を下振れる結果となりました。

一方、2021年(暦年)のマンション供給件数は、昨年度の新型コロナウィルスの影響から反転し、33,636戸(同23.5%増)と2年ぶりの30,000戸超えとなりました。

2022年(暦年)の動向につきましては、マンション着工件数は若干減少すると予想されるものの、マンション供給戸数は34,000戸と増加傾向、販売在庫は5,000戸台と2021年(暦年)と同程度と予想されていること、引き合い案件は依然活況であること、東京圏における当社のシェアは2%程度と伸張の余地は充分にあることから、当社における当面の受注及び施工物件の確保は可能と考えております。

(データはいずれも国土交通省-公表資料、「都道府県別着工戸数」及び(株)不動産経済研究所-公表資料、「首都圏マンション市場動向」、「首都圏マンション市場予測-2022年の供給予測-」より)

 

 

当社は「より良質な住宅を供給し、豊かな住環境に貢献する」という社是を制定し、より良質な住宅を供給するという社会的使命を果たすべく事業を推進しております。「安全・安心・堅実」という基本方針に関し、安全につきましては、安全パトロールの実施等により重大事故ゼロを継続しております。安心と堅実に対応する品質につきましては、独自のマニュアルの制定や、その徹底を図る目的としての研修会等を定期的に開催しております。また、建物の強度を保つ重要な躯体部分(杭、配筋、生コンクリート)の品質について、第三者機関による検査を導入し、建物の品質確保に万全を尽くしております。

 

当社は、年商500億円の実現に向けた新中期経営計画(3カ年計画)「Innovation2021」を策定しその達成に向け全社一丸となり取り組んでおります。今後も業容拡大と利益水準向上への継続的な取り組み及び新たな価値創出により持続的な成長を目指してまいります。

 

当第3四半期累計期間におきましては、新ジャンルの分譲マンションプロジェクト『ウェルビーイングシティ構想』を始動し、第1弾「CANVAS南大沢」を推進しております。マンションという「住まい」を提供するだけでなく、住まう方々の豊かな暮らしを実現するための様々なサービスを提供し続けることで、持続的かつ多面的に満たされる暮らしを提供し、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。

 

これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は21,912,781千円(前年同四半期比80.7%増)、営業利益1,184,166千円(同186.3%増)、経常利益1,161,088千円(同214.3%増)、四半期純利益792,003千円(同224.3%増)となりました。

なお、当社は「分譲マンション建設事業」の単一セグメントであるため、セグメントの業績については記載を省略しております。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ1,414,214千円増加し、18,842,197千円となりました。これは、販売用不動産が875,273千円、仕掛販売用不動産が193,220千円、未成工事支出金が185,453千円それぞれ増加したことが主な要因であります。

 

(負債)

当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末に比べ1,243,484千円増加し、12,389,360千円となりました。これは、1年内返済予定の長期借入金が930,000千円減少した一方、支払手形・工事未払金が566,687千円、短期借入金が1,000,000千円、前受金が313,508千円、長期借入金が331,000千円それぞれ増加したことが主な要因であります。

 

(純資産)

当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ170,730千円増加し、6,452,836千円となりました。これは、四半期純利益の計上により利益剰余金が792,003千円増加した一方、配当金の支払により利益剰余金が469,623千円、自己株式の取得等により自己株式が151,654千円それぞれ減少したことが主な要因であります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第3四半期累計期間において、新たな免震集合住宅工法の研究開発活動を行っておりますが、現時点では少額であり特に記載すべき事項はありません。

(6) 従業員数

当第3四半期累計期間において、従業員数について重要な変動はありません。

 

(7) 生産、受注及び販売の実績

① 生産実績 

当第3四半期累計期間における製品・サービス別の生産実績は次のとおりであります。

製品・サービスの名称

生産高(千円)

前年同四半期比(%)

分譲マンション建設工事

11,109,799

106.0

合計

11,109,799

106.0

 

(注)1.金額は、製造原価によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

②販売実績

当第3四半期累計期間における製品・サービス別の販売実績は次のとおりであります。

製品・サービスの名称

販売高(千円)

前年同四半期比(%)

分譲マンション建設工事

11,683,899

104.1

不動産販売

10,014,481

1,316.3

その他

214,401

144.8

合計

21,912,781

180.7

 

(注)1.主な販売先の販売実績及び当該販売実績に対する割合

相手先

前第3四半期累計期間

当第3四半期累計期間

販売高(千円)

割合(%)

販売高(千円)

割合(%)

株式会社日本エスコン

390,589

3.2

8,383,367

38.3

東京建物株式会社

928,761

7.7

2,389,005

10.9

中央日本土地建物株式会社

3,080,118

25.4

2,305,495

10.5

日鉄興和不動産株式会社

1,743,759

14.4

2,026,377

9.2

大和地所レジデンス株式会社

1,294,966

10.7

1,265,907

5.8

株式会社中央住宅

2,807,929

23.2

593,931

2.7

 

2.販売実績における「不動産販売」は分譲マンション建設用地の販売等であります。

3.販売実績における「その他」は業務受託収益等であります。

4.日本土地建物株式会社は、2021年4月1日付で中央日本土地建物株式会社に商号変更しております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。