第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、新たに契約した経営上の重要な契約等はありません。

なお、当第2四半期連結会計期間において契約が更新された経営上の重要な契約等は、次のとおりです。

契約先

相手先の
所在地

契約名称

契約期間

契約内容


国立大学法人
東京大学
 

東京都文京区本郷七丁目3番1号

共同研究契約書

平成27年10月1日から
平成28年2月29日まで


海洋深層水での微細藻類連続大量培養、培養液の開発、餌料微細藻類の濃縮保存法、牡蠣餌自動給餌システム開発
 

 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、当社は、前第2四半期連結累計期間においては、四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。

 (1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、政府の金融政策や経済政策等により、企業収益の改善や賃金上昇の動きが見られるなど緩やかな景気回復基調で推移いたしましたが、物価の上昇や個人消費の停滞、海外経済の下振れリスクなど、先行き不透明な状況が続いております。

外食業界におきましては、原材料価格の高騰に加え、人材不足やそれに伴うアルバイト時給の上昇など、人件費の増加傾向が続いており、引き続き厳しい経営環境となっております。

このような環境の中、当社グループにおきましては、経営理念として「Oyster Innovation オイスターの未来を創り、食文化の進歩発展に貢献する」を掲げ、牡蠣の種苗・生産から販売を一貫して行う六次産業化の実現に取り組んでおります。直営店舗事業におきましては、3店舗の新規出店を行い、平成27年9月末日現在の店舗数は30店舗となっております。卸売事業におきましては、一般飲食店向けの卸売販売を拡大すべく、新規顧客の開拓に努めました。また岩牡蠣の種苗生産は翌期の出荷を目指し、生産を行っております。さらに「ウィルスフリー牡蠣の陸上養殖」及び「牡蠣栄養食品の開発」に係る研究開発活動も継続しております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高1,804,445千円となりましたが、既存店舗における売上高の減少及び六次産業化に向けた人材確保等の先行投資に係るコストを要したことから、営業損失177,521千円、経常損失181,222千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失128,356千円となりました。

なお、牡蠣という食材に対する消費者の認識上、冬場である11月から3月に売上が偏重する傾向にあり、通常第1及び第2四半期連結会計期間の売上高は、第3及び第4四半期連結会計期間と比較して、減少する傾向にあります。

 

セグメントの業績は次のとおりです。以下の売上高の数値はセグメント間の取引消去後となっております。

なお、第1四半期連結会計期間より、組織変更に伴う管理区分の見直しを行ったこと及び各事業セグメント間の比較可能性をより高めるため、各報告セグメントに含まれていた一般管理費について、全社費用としてセグメント利益の「調整額」に含める方法に変更しております。

 

① 直営店舗事業

新規出店に向けての物件開発に努めるとともに、当第2四半期連結累計期間において3店舗の新規出店を行いました。平成27年4月に屋上型オイスターバーである「ラ・テラス」(東京都豊島区)を、平成27年8月に当社の浄化センターに併設する形で「入善 牡蠣ノ星」(富山県下新川郡)を、平成27年9月に銀座イグジットメルサに「ガンボ&オイスターバー」(東京都中央区)をオープンしました。

 

その一方、既存店においては売上高が減少いたしました。改善努力としてキャンペーンやメニュー拡充を積極的に展開した結果、客数は当第2四半期連結会計期間で前年並みの水準へ回復いたしました。しかし客単価は前年よりも減少しております。これは、需要が旺盛となる第3四半期以降に向けて、客数を回復させることを優先したことによるものであります。また、既存顧客の継続来店及び新規顧客の来店につなげるべく、横浜モアーズの「シュリンプ&オイスターバー」(神奈川県横浜市)及び横浜そごうの「ガンボ&オイスターバー」(神奈川県横浜市)の全面リニューアルにも着手し、客数回復への取組みを行いました。

以上の結果、直営店舗事業における売上高は1,643,808千円、セグメント利益は83,952千円となりました。

 

② 卸売事業

一般飲食店向けの卸売販売を強化するため、既存取引先へは牡蠣メニューの提案などに注力するとともに、新規営業に力を入れ、取引先の開拓にも努めました。

以上の結果、売上高は160,637千円、セグメント利益は6,252千円となりました。

 

 (2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は2,181,270千円(前連結会計年度末比155,362千円減少)となり、負債は1,157,975千円(前連結会計年度末比71,506千円減少)、純資産は1,023,294千円(前連結会計年度末比83,856千円減少)となりました。

流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ283,209千円減少し、991,707千円となりました。これは主として、現金及び預金が302,777千円減少したことによるものです。

固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ127,846千円増加し、1,189,562千円となりました。これは主として、有形固定資産が112,407千円増加したことによるものです。

流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ30,945千円減少し、598,720千円となりました。これは主として、法人税等の納付により未払法人税等が57,671千円減少したことによるものです。

固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ40,560千円減少し、559,255千円となりました。これは主として、長期借入金が15,892千円減少したことによるものです。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ83,856千円減少し、1,023,294千円となりました。これは主として、新株予約権の行使による新株発行により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ22,250千円増加し、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により、利益剰余金が128,356千円減少したことによるものです。

 

 (3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ262,777千円減少し、666,487千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により使用した資金は164,695千円となりました。これは主として、税金等調整前四半期純損失が189,548千円、減価償却費が45,370千円、法人税等の支払額57,232千円があったことによるものです。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は103,318千円となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入40,000千円、新規出店等に伴う有形及び無形固定資産の取得による支出130,820千円によるものです。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により得られた資金は5,236千円となりました。これは主として、株式発行による収入41,516千円、長期借入れによる収入55,000千円、長期借入金の返済による支出59,900千円、割賦債務返済による支出26,662千円によるものです。

 

 

 (4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、24,098千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。