文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間(2019年1月~2019年9月)におけるわが国の経済は、輸出を中心に弱さが続いているものの、緩やかな景気の回復傾向が継続しており、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって着実に改善が見られております。一方で、通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意するとともに、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、原油価格の上昇や金融資本市場の変動等の影響により先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループに関連するモバイルコンテンツ市場及びソーシャルゲーム等市場につきましては、引き続き市場成長すると予想されるものの、楽観視はできないとの見方もあります。しかし、位置情報を使用したゲームが継続的に注目を集めていることにより、当社グループの主力ゲームジャンルである位置情報連動型ゲームの市場は、より拡大すると考えております。
また、当社グループで順次開発中のブロックチェーンサービスの市場は、国内及び国外において順調に成長することが見込まれております。
このような状況の下、当社グループはソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームの中長期的な安定運用を見据えた基盤強化を優先するとともに、各種コラボ及びイベントの継続実施や効率化による生産性向上等に取り組みました。ブロックチェーンサービスでは、開発及びコンプライアンス充足に向けての関係各所との協議を進めました。
ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームにつきましては、「ステーションメモリーズ!」において、他社IPとのコラボイベントの実施や静岡県の伊豆急行とのキャンペーンの実施等を行いました。その他の位置情報連動型ゲームの「駅奪取」においては、コラボイベントの実施等、ゲームを継続して遊んでいただけるような施策を行いました。また、2020年中のリリースを目指した新作を開発しております。
コンテンツサービスにつきましては、自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数が緩やかに減少となっており、リソースを縮小しております。
ブロックチェーンサービスにつきましては、「Uniqys Kit(ユニキス キット)」等の開発に取り組みました。
上記の結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比12.3%増の2,398,647千円、営業利益は同40.1%増の818,074千円、経常利益は同40.1%増の817,582千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27.3%増の512,599千円となりました。
なお、前事業年度の有価証券報告書にて記載しております「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等」からの重要な変更はありません。
当社グループは、モバイルサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
参考:サービス別売上高
(単位:千円)
②財政状態の分析
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ64,783千円増加し、2,736,345千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ51,125千円増加し、2,599,009千円となりました。これは主に、売掛金が47,784千円増加したものであります。前連結会計年度末の売掛金は、年末年始における金融機関の休日の影響から当第3四半期連結会計期間末と比べ、一部の取引先からの入金が多く行われております。また、現金及び預金が9,997千円増加しており、その内訳としましては営業利益の獲得に伴う増加と法人税等の納付及び賞与の支給、並びに自己株式の取得に伴う減少であります。一方で、前払費用がサーバー費用の取崩し等により11,457千円減少したものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ13,658千円増加し、137,335千円となりました。これは主に、無形固定資産が当社サービスの開発にあたり20,954千円増加した一方で、有形固定資産が工具、器具及び備品等の償却により504千円減少、並びに繰延税金資産が6,792千円減少したものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ47,265千円増加し、471,267千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ47,208千円増加し、459,657千円となりました。これは主に、未払法人税等が法人税等の税金を納付したものの、留保金課税の増加により46,755千円増加した一方で、賞与引当金が賞与の支給により21,340千円減少したものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ57千円増加し、11,610千円となりました。これは、資産除去債務の時の経過により増加したものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ17,518千円増加し、2,265,077千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加した一方で、自己株式を500,010千円取得した影響によるものであります。
なお、自己株式については2019年7月31日に全数882,305株を消却しております。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たな発生はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、主に自己資金により充当しております。
また、資金の流動性につきましては、当第3四半期連結会計期間末における流動比率は565.4%となっており、十分な流動性を確保しております。