当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
①経営成績の状況
(単位:千円)
(注)EBITDA:連結損益計算書における税金等調整前当期純利益 - 特別利益 + 支払利息 + 特別損失 + 連結キャッシュ・フロー計算書に記載の減価償却費及びのれん償却額 + 連結財務諸表の注記に記載の株式報酬費用
当第2四半期連結累計期間(2021年1月~2021年6月)におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増しているとみられます。先行きにつきましては、感染拡大の防止策を講じてワクチン接種を促進するなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって持ち直していくことが期待されております。ただし、感染の動向が国内外の経済に与える影響に十分注意する必要があり、かつ金融資本市場の変動等の影響にも、引き続き注視する必要があるとされております。
当社グループに関連するモバイルコンテンツ市場及びソーシャルゲーム等市場につきましては、次世代モバイル通信「5G」による高速・大容量のサービスが浸透することで、さらなる市場の活性化が予想されているものの、楽観視はできないとの見方もあります。新型コロナウイルス感染症の収束時期が依然として不透明な状況であり、現在の当第2四半期決算発表月である2021年7月に東京都を対象に4度目となる緊急事態宣言の発出がなされたことに加えて、首都圏を中心にまん延防止等重点措置が継続しているなか、各地では感染力の強い変異株が増加傾向であります。また、東京オリンピック・パラリンピックが開催予定とされるも、感染拡大の防止に努めることを求められていることから、当社グループの主力サービスである位置情報連動型ゲームの市場成長に大きく影響する可能性があると考えております。
また、ブロックチェーンサービスの市場は、国内外において順調に成長することが見込まれており、フェーズ(段階)別では実証実験が多いものの、順次商用化に向けた効果検証フェーズや本格的な商用化フェーズへと進む案件が増えていくと考えております。海外では2021年に入ってから、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)マーケットが急速に拡大しており、国内でもNFTが注目され、市場参入する企業が増えていることから今後も大きな成長が見込まれるものと考えております。
このような状況の下、当社グループは昨年に導入いたしました働き方3.0の「モバワーク」により、あらゆる情勢に応じた柔軟な運営を継続的に行い、業務効率化による生産性向上等に取り組んでいるだけでなく、本社オフィス移転に伴ってコスト削減に努めております。
ソーシャルアプリサービスの位置情報連動型ゲームである「駅メモ!(ステーションメモリーズ!)」及び「アワメモ!(駅メモ! Our Rails)」においては、コロナ禍の影響が続くなか、感染症の動向や社会情勢を注視しつつ、他社IPとのコラボイベントを実施したほか、オリジナルCD及びトランプの通信販売によるオリジナルグッズの販売や豪華声優陣による追加ボイス等に加えて、例年どおり周年記念施策を行いました。また、「駅メモ!」に限っては、ライセンスの月額サブスクリプションを2021年6月に実装いたしました。
「アワメモ!」の新機能であるステーションNFT(旧称 駅トークン)につきましては、2021年夏の販売に向けて開発を進めているところ、先行して一部の方に限定して6月に初回オークションを実施いたしました。
その他の位置情報連動型ゲームの「駅奪取」においては、コラボイベントの実施等、ゲームを継続して遊んでいただけるような施策を行いました。
コンテンツサービスにつきましては、プラットフォームであるキャリア各社の方針変更により、2021年3月にフィーチャーフォン向けサービスが終了いたしました。また、自社で運営している各着信メロディサービスの課金会員数が緩やかに減少しております。
ブロックチェーンサービスにつきましては、目標に掲げている「Uniqys SaaS」利用者拡大への取り組みとして、デジタルデータをブロックチェーン上で個人の資産として保有可能とする、NFT生成・販売のプラットフォームである、「ユニマ(Uniqys マーケットプレイス)」の開発を進めており、認知向上等を目的として、ファンズ株式会社の子会社であるファンズ・マーケティング株式会社が実施する広告事業ファンドにて広告宣伝を実施いたしました。また、コンプライアンス充足のための関係各所との協議を行うとともに、ゲーム以外の多種多様なNFTの独占販売に向けて取り組んでおります。
その他、ブロックチェーン事業の強化による協業目的として、CryptoGames株式会社と資本・業務提携を締結いたしました。
上記の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比1.7%減の1,380,571千円、EBITDAは同2.8%減の426,357千円、営業利益は同5.0%減の409,388千円、経常利益は同4.9%減の411,600千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同5.7%減の282,019千円となりました。
なお、前事業年度の有価証券報告書にて記載しております「第一部 企業情報 第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)経営上の目標達成状況を判断するための客観的な指標等」からの重要な変更はありません。
当社グループは、モバイルサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
参考:サービス別売上高
(単位:千円)
(単位:千円)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ36,569千円増加し、3,073,422千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ22,627千円増加し、2,747,678千円となりました。これは主に、売掛金が114,523千円増加したものであります。前連結会計年度末の売掛金は、年末年始における金融機関の休日の影響から当第2四半期連結会計期間末と比べ、一部の取引先からの入金が多く行われております。一方で、現金及び預金が73,649千円減少しており、その内訳としましては、営業利益の発生に伴う獲得をしたものの、法人税等の税金の納付、及び自己株式の取得に伴い減少したものであります。その他、前払費用がサーバー費用の取崩し等により15,659千円減少しております。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ13,941千円増加し、325,743千円となりました。これは主に、有形固定資産が本社オフィス移転にあたり4,529千円増加するとともに、無形固定資産が当社サービスの開発にあたり18,512千円増加した一方で、繰延税金資産が9,614千円減少したものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ10,197千円増加し、396,732千円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ6,797千円増加し、393,332千円となりました。これは主に、未払金が22,664千円増加するとともに、未払法人税等が30,790千円増加した一方で、賞与引当金が賞与の支給により22,718千円減少したものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ3,400千円増加し、3,400千円となりました。これは、本社オフィス移転に伴い、資産除去債務を計上したものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ26,371千円増加し、2,676,690千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が282,019千円増加した一方で、自己株式を249,917千円取得した影響によるものであります。
(単位:千円)
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ73,649千円減少し、2,247,598千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間において営業活動により得られた資金は、223,465千円(前年同四半期は62,054千円の収入)となりました。主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益405,200千円であり、主な支出要因は、法人税等の支払額82,009千円であります。その他、売上債権の増加114,523千円及び賞与引当金の減少22,718千円であります。
当第2四半期連結累計期間において投資活動により支出した資金は、47,890千円(前年同四半期は107,281千円の支出)となりました。主な支出要因は、当社サービスの開発にあたり発生したソフトウエア仮勘定の増加に伴う無形固定資産の取得による支出29,646千円及び業務上の関係を有する企業の株式である投資有価証券の取得による支出10,460千円であります。
当第2四半期連結累計期間において財務活動により支出した資金は、249,223千円(前年同四半期は475,233千円の支出)となりました。主な支出要因は、自己株式の取得250,416千円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載いたしました「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、重要な変更又は新たな発生はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、主に自己資金により充当しております。
また、資金の流動性につきましては、当第2四半期連結会計期間末における流動比率は698.6%となっており、十分な流動性を確保しております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。