当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の防止策を講じつつ、政府主導の各種政策により経済活動レベルは段階的に引き上げられているものの、いまだ収束の目処は立たず、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。
一方、米国及び欧州では、2022年2月に発生したロシアのウクライナ侵攻により、地政学的リスクや原材料及び原油高などの新たな問題も発生しております。
また、中国においては「ゼロコロナ政策」の継続による移動制限で、経済活動の停滞を招いているほか、海運の停滞、半導体の供給不足等も継続して発生しており、不透明な状況が続いております。
介護保険制度の状況につきましては、2022年8月時点の要支援及び要介護認定者の総数は、前年比で1.4%増加し718万人、総受給者数は同1.9%増加し548万人となっております。また、福祉用具貸与制度における特殊寝台利用件数については前年比で3.4万件増加し、106.3万件(前年比3.3%増)となっております(出所:厚生労働省HP「介護給付費実態統計月報」)。
このような市場環境の中、2022年10月での製品値上げを受けた取引先の需要減退などの影響から、福祉用具流通市場の当第2四半期連結累計期間の販売実績は前年同四半期比で11.4%減少し、2,219百万円となっております。
医療・高齢者施設市場におきましては、介護保険制度における施設サービス(特別養護老人ホーム等)、特定施設及び地域密着型サービス(有料老人ホーム等)を提供する事業所数が2022年8月時点で4.1万事業所(前年比0.5%増)となっております(出所:厚生労働省HP「介護給付費実態統計月報」)。また、国土交通省による「高齢者等居住安定化推進事業」に基づく高齢者住宅(サービス付き高齢者住宅)につきましては、2022年8月時点で8,112棟(同2.2%増)、27.7万戸(同3.0%増)となっております(出所:サービス付き高齢者住宅情報提供システムHP「登録情報の集計結果等」)。
このような市場環境の中、引き合い数がやや伸び悩んだことなどから、当第2四半期連結累計期間の同市場の販売実績は前年同四半期比で1.3%増加し、660百万円となっております。
家具流通市場の医療介護用電動ベッドの状況としましては、一般ベッドと同様に減少傾向が続いていることなどから、当第2四半期連結累計期間の同市場の販売実績は前年同四半期比で6.0%減少し、48百万円となっております。
海外市場におきましては、連結子会社である富若慈(上海)貿易有限公司にて、「ゼロコロナ政策」による移動制限の影響から施設向けの案件進捗が遅延したことなどを受け、当第2四半期連結累計期間の同市場の販売実績は前年同四半期比で26.7%減少し、56百万円となっております。
なお、当社及び連結子会社における当第2四半期連結累計期間の医療介護用電動ベッドの総販売台数は2.1万台(前年同四半期比20.4%減)となっております。
為替の状況に関しましては、当第2四半期連結累計期間の仕入実績為替レートが1ドル=135円05銭となり、前年同四半期と比較して26円を超える円安傾向となりました。加えて、海外物流コストや原材料の高騰の影響も重なったことなどから売上高総利益率は26.2%(前年同四半期比10.0ポイント減)となっております。
また、営業外収益として持分法による投資利益49百万円(前年同四半期比76.6%増)、営業外費用として為替差損27百万円、デリバティブ評価損71百万円を計上したほか、特別損失として、2020年10月8日公表の「特別損失の計上に関するお知らせ」に記載しております判決により発生する遅延損害金として訴訟損失引当金繰入額9百万円を計上しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,984百万円(前年同四半期比9.2%減)、営業損失173百万円(前年同四半期は営業利益160百万円)、経常損失224百万円(前年同四半期は経常利益250百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失233百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益168百万円)となりました。
なお、当社グループは、「医療介護用電動ベッド事業」の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
当第2四半期連結累計期間の販売実績を販売先市場別に示すと、次のとおりであります。
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販売先市場 |
前第2四半期連結累計期間 (自 2021年7月1日 至 2021年12月31日) |
当第2四半期連結累計期間 (自 2022年7月1日 至 2022年12月31日) |
前年同期増減率 (%) |
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福祉用具流通市場(千円) |
2,505,870 |
2,219,080 |
△11.4 |
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医療・高齢者施設市場(千円) |
652,018 |
660,338 |
1.3 |
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家具流通市場(千円) |
51,607 |
48,495 |
△6.0 |
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海外市場(千円) |
76,882 |
56,377 |
△26.7 |
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合計(千円) |
3,286,378 |
2,984,291 |
△9.2 |
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、6,799百万円となり、前連結会計年度末より330百万円増加いたしました。増加の主な要因は、受取手形及び売掛金、未着品、長期貸付金が減少したものの、現金及び預金、商品及び製品、投資有価証券が増加したことによるものです。
(負債)
負債につきましては、4,171百万円となり、前連結会計年度末より677百万円増加いたしました。増加の主な要因は、流動負債のその他が減少したものの、1年内返済予定の長期借入金、デリバティブ債務、長期借入金が増加したことによるものです。
(純資産)
純資産につきましては、2,627百万円となり、前連結会計年度末より346百万円減少いたしました。減少の主な要因は、利益剰余金が減少したことによるものです。この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、前連結会計年度末から7.3ポイント減少し38.6%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ304百万円増加し1,760百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、減少した資金は250百万円となりました。これは主に、減価償却費32百万円、為替差損45百万円、デリバティブ評価損71百万円、利息及び配当金の受取額41百万円、売上債権の減少額21百万円等の増加と、税金等調整前四半期純損失233百万円、持分法による投資利益49百万円、棚卸資産の増加額88百万円、その他141百万円等の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、増加した資金は27百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出52百万円等の減少と、貸付金の回収による収入79百万円等の増加によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、増加した資金は530百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出517百万円、配当金の支払額59百万円等の減少と、長期借入れによる収入1,100百万円及びセール・アンド・リースバックによる収入25百万円等の増加によるものであります。
(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動に要した金額は6百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。