第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

継続企業の前提に関する重要事象等

当社は、当第3四半期累計期間まで継続して営業損失、経常損失、四半期純損失、マイナスの営業キャッシュ・フローを計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しているものと認識しております。

それに対し、当社は当該状況を解消すべく、2019年2月1日付で第三者割当による新株式発行により749,983千円の資金調達を実行しており、財務基盤の安定化を図りました。また、「成長投資ができる黒字体質への転換」を目的とした早期退職優遇制度を実施し、プロジェクト状況に応じた人員の適正化を図りました。

その上で、今後も引き続き、①主力タイトルの売上の維持・拡大、②開発中および運営中タイトルの選択と集中によるコストの適正化、③資金調達や資金繰りの安定化、④経費の削減に努めてまいります。これらの改善策を適切に推進していくことから、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断しております。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、輸出を中心に弱さがみられるものの、雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調で推移しました。
 このような状況の中、国内のスマートフォン向けオンラインゲーム市場は、成長率は鈍化しているものの、緩やかな拡大が続きました。一方で、国内市場には、知名度の高いIP(Intellectual Propertyの略)を題材としたゲームが次々にサービスを開始し、競争の激化は続いております。また、スマートフォンのスペックや通信技術の向上により、お客様の求めるゲーム品質も上がっており、ゲームの開発期間は長期化し、開発費用も高騰しております。
 当社グループにおきましては、オンラインゲーム事業のさらなる成長及びシェアの拡大を目指し、サービス中タイトルの拡充と開発中タイトルの準備を進めてまいりました。
 サービス中タイトルにつきましては、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』において有名IPとのコラボレーションを実施することで、課金ユーザー数の増加に取り組みました。また、『CARAVAN STORIES』において、日本各地の動物園や水族館とのコラボレーションを実施することで、アクティブユーザー数の維持・拡大に取り組みました。加えて、2019年9月11日には、PlayStation®4版の北米地域のサービスを開始し、ワンソース/マルチユースによる収益の最大化に取り組みました。
 開発中タイトルにつきましては、2019年9月18日に、株式会社マーベラスとの共同事業タイトル『ログレス物語(ストーリーズ)』のサービスを開始しました。

 

 費用面におきましては、一部タイトルの開発費用を仕掛品に計上したことにより、前四半期比で売上原価が減少しました。また、前四半期に実施した『戦国大河』の広告宣伝費が減少したほか、2019年5月7日に公表した早期退職優遇制度の実施により従業員数が減少した結果、販売管理費が減少しました。

 

 以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は4,250百万円、営業損失は666百万円、経常損失は676百万円となり、四半期純損失は764百万円となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

資産につきましては、前事業年度末に比べ2,152百万円減少し、2,724百万円となりました。これは主として、現金及び預金の減少1,867百万円、売掛金の減少339百万円によるものであります。

負債につきましては、前事業年度末に比べ2,133百万円減少し、1,179百万円となりました。これは主として、未払金の減少290百万円、長期借入金(1年内含む)の減少1,713百万円によるものであります。

純資産につきましては、前事業年度末に比べ18百万円減少し、1,544百万円となりました。これは主として、資本金の増加374百万円及び資本剰余金の増加374百万円があったものの、四半期純損失の計上による利益剰余金の減少797百万円によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、566,257千円であります。なお、当第3四半期累計期間における研究開発活動の状況の重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。