当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、当第1四半期累計期間まで継続して営業損失、経常損失、四半期(当期)純損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象又は状況が存在しているものと認識しております。
当社は、当該状況を早期に解消又は改善すべく、以下の対応策の実施を進めております。
①事業基盤の強化
『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』などのサービス中タイトルについては、より効率的な運営体制を構築することで、収益改善を図ってまいります。
また、開発中タイトルについては、2020年2月5日に発表した『ドラゴンクエストタクト』の共同開発に経営資源を集中し、ゲーム品質の向上と開発遅延による開発コスト増加を避け、早期の収益化が実現できるよう取り組んでまいります。
②拠点の人員体制見直しによる費用の削減
当社は、当第1四半期累計期間において、サービス中タイトルの減少と開発中タイトルの本数を鑑み、台湾スタジオの従業員数の最適化を実施しました。また、2020年4月1日を効力発生日として、株式会社ドキドキグルーヴワークスへ、大阪スタジオを譲渡しており、第2四半期以降の人件費や拠点維持にかかる費用の削減が見込まれております。
引き続き、事業の状況に応じて、収益基盤と営業キャッシュ・フローの改善に取り組んでまいります。
③財務基盤の安定化
財務面につきましては、当第1四半期累計期間において、第7回新株予約権の発行及び行使が行われ、483,877千円の資金を新たに調達したことにより、手元資金の状況は改善されました。今後も市場の状況を鑑みながら同新株予約権の行使による調達を促していくとともに、必要に応じて他の資金調達方法も検討してまいります。
これらの改善策を適切に推進していくことから、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断しております。
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の拡大により、経済活動は停滞を余儀なくさせられ、今後もこの影響により、厳しい状況が続くものとみられております。
このような状況の中、国内のスマートフォン向けオンラインゲーム市場は、成長率は鈍化しているものの、緩やかな拡大が続きました。一方で、国内市場には、知名度の高いIP(Intellectual Propertyの略)を題材としたゲームや品質の高い海外企業のゲームが日本国内でサービスを開始し、競争の激化は続いております。また、スマートフォンのスペックや通信技術の向上により、お客様の求めるゲーム品質も上がっており、ゲームの開発期間は長期化し、開発費用も高騰しております。
当社におきましては、オンラインゲーム事業のさらなる成長及びシェアの拡大を目指し、サービス中タイトルの拡充と開発中タイトルの準備を進めてまいりました。
サービス中タイトルにつきましては、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』において、新コンテンツの実装等により、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の改善に取り組みました。また、2020年3月18日には、韓国版『CARAVAN STORIES』のサービスを開始し、ワンソース/マルチユースによる収益の最大化に取り組みました。加えて、2020年3月1日に、『ログレス物語(ストーリーズ)』の配信・運営主体を、共同事業先である株式会社マーベラスから当社に移管しました。
開発中タイトルにつきましては、2020年2月27日から3月5日にかけて、『ドラゴンクエストタクト』のクローズドβテストを実施しました。
『剣と魔法のログレス いにしえの女神』やスマートフォン・PC版『CARAVAN STORIES』の売上高が減少したことに加えて、複数タイトルのサービス終了も影響し、売上高は前年同期に比べて減少しました。費用面においては、受託タイトルの開発費用を棚卸資産としたことや、外注費を抑制したことで、売上原価が減少しました。また、広告宣伝費の抑制により販売管理費も減少しましたが、売上高の減少分をカバーするには至らず、営業損失となりました。
以上の結果、当第1四半期累計期間における売上高は1,116百万円(前年同期比30.2%減)、営業損失は146百万円(前年同期は営業利益59百万円)、経常損失は148百万円(前年同期は経常利益54百万円)となり、四半期純損失は155百万円(前年同期は四半期純利益48百万円)となりました。
資産につきましては、前事業年度末に比べ202百万円増加し、2,451百万円となりました。これは主として、売掛金の減少281百万円があったものの、現金及び預金の増加480百万円によるものであります。
負債につきましては、前事業年度末に比べ197百万円減少し、944百万円となりました。これは主として、未払金の減少115百万円及び1年内返済予定の長期借入金の減少124百万円によるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末に比べ399百万円増加し、1,506百万円となりました。これは主として、四半期純損失の計上等による利益剰余金の減少283百万円があったものの、資本金の増加159百万円、資本準備金の増加159百万円及び自己株式の減少361百万円によるものであります。
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、84,815千円であります。なお、当第1四半期累計期間における研究開発活動の状況の重要な変更はありません。
当社の資金需要のうち主なものは、新規タイトルの開発や運営にかかる人件費や外注費、サービス提供・拡充のための広告宣伝費であります。
当社は、事業運営上、必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、これらの資金需要に対して、営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当することを基本とし、状況に応じて、金融機関からの借入れや各種資本政策等による資金調達で対応することとしております。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。