第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症による影響については、現時点では事業に大きな影響はないものの、今後の動向を注視してまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当社は、「スマホオンラインゲーム世界一」をミッションに掲げ、スマートフォンをはじめとした基本無料の「オンラインゲーム事業」を主たる業務としております。

国内のスマートフォン向けオンラインゲーム市場は、2019年度は1兆2,140億円となり、2021年度には1兆2,720億円になると予測(※)されており、緩やかな成長を続けております。その一方で、アニメやゲームなどの知名度の高いIP(Intellectual Propertyの略)を題材としたタイトルや、品質の高い海外企業のゲームが国内でサービスを開始するケースも多く、競争は激化しております。また、国内外の品質の高いゲームが市場に投入されることで、ユーザーが求めるゲーム品質の水準が高まっていることから、ゲームの開発期間は長期化し、開発費用も高騰しております。

 

このような状況の中、当社はオンラインゲーム事業のさらなる成長およびシェアの拡大を目指し、サービス中タイトルの拡充と開発中タイトルの準備を進めてまいりました。

サービス中タイトルにつきましては、株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』が1周年を迎え、TVCMの実施などによりアクティブユーザーの増加を達成しました。『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』をはじめとする他タイトルについては、長期運営によるKPIの低下は見られるものの、有名IPとのコラボレーション等により、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の改善に取り組みました。

開発中タイトルにつきましては、2021年10月27日にサービスを開始した『恋するコーデ ペアリウム』を含め、2022年度以降に配信を予定しているタイトルの準備と品質の向上に努めました。

 

売上高は、『ドラゴンクエストタクト』の四半期にわたる貢献により、前年同期に比べて増加したものの、開発タイトルの増加やTVCMの実施等により人件費および外注費、広告宣伝費を中心に費用が増加したため、営業利益は前年同期に比べて減益となりました。

 

以上の結果、当第3四半期累計期間における売上高は9,190百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は1,256百万円(前年同期比0.0%減)、経常利益は1,207百万円(前年同期比2.7%減)となり、四半期純利益は1,036百万円(前年同期比2.3%減)となりました。

 

(※)出典『ファミ通ゲーム白書2020』株式会社KADOKAWA Game Linkage

 

 

(2) 財政状態の分析

資産につきましては、前事業年度末に比べ201百万円増加し、6,913百万円となりました。これは主として、売掛金の減少263百万円、敷金及び保証金の減少144百万円があったものの、現金及び預金の増加731百万円によるものであります。

負債につきましては、前事業年度末に比べ882百万円減少し、840百万円となりました。これは主として、未払金の減少215百万円、未払法人税等の減少309百万円、未払消費税等の減少242百万円によるものであります。

純資産につきましては、前事業年度末に比べ1,084百万円増加し、6,072百万円となりました。これは主として、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加1,036百万円によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、245,882千円であります。なお、当第3四半期累計期間における研究開発活動の状況の重要な変更はありません。

 

(5)資本の財源及び資金の流動性に係る情報

当社の資金需要のうち主なものは、新規タイトルの開発や運営にかかる人件費や外注費、サービス提供・拡充のための広告費であります。

当社は、事業運営上、必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、これらの資金需要に対して、営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当することを基本とし、状況に応じて、金融機関からの借入れや各種資本政策等による資金調達で対応することとしております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。