当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響については、現時点では事業に大きな影響はないものの、今後の動向を注視してまいります。
(1)業績の状況
当社は、「スマホオンラインゲーム世界一」をミッションに掲げ、スマートフォンをはじめとした基本無料の「オンラインゲーム事業」を主たる業務としております。
国内のスマートフォン向けオンラインゲーム市場は、2020年度は1兆3,164億円となり、2022年度には1兆3,990億円になると予測(※)されており、緩やかな成長を続けております。その一方、アニメやゲームなどの知名度の高いIP(Intellectual Propertyの略)を題材としたタイトルや、品質の高い海外企業のゲームが国内でサービスを開始するケースも多く、競争は激化しております。また、国内外の品質の高いゲームが市場に投入されることで、ユーザーの求めるゲーム品質の水準が高まっていることから、ゲームの開発期間は長期化し、開発費用も高騰しております。
このような状況の中、当社はオンラインゲーム事業のさらなる成長およびシェアの拡大を目指し、サービス中タイトルの拡充と開発中タイトルの準備を進めてまいりました。
サービス中タイトルにつきましては、株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は、ドラクエの日施策やナンバリングのイベントの実施を通じてアクティブユーザー数の維持に努め、収益に貢献いたしました。『剣と魔法のログレス いにしえの女神』や『CARAVAN STORIES』をはじめとする他タイトルについては、長期運営によるKPIの低下は見られるものの、アニメIPとのコラボの実施等により、アクティブユーザー数及び課金ユーザー数の改善に取り組みました。
開発中タイトルにつきましては、『キャラスト 魔法学園』を2022年4月25日にサービスを開始いたしました。新規ユーザーの獲得に苦戦をしているものの、カジュアルゲームによる広告収益モデルという当社では新しい取り組みに挑戦しております。その他、発表済の各パイプラインの準備と品質の向上に努めました。
売上高は、『ドラゴンクエストタクト』の予想を上回る貢献等により前年同期比で増収となったものの、開発中タイトルの進捗によって人件費および外注費を中心に費用が増加したため、営業利益は前年同期に比べて減益となりました。
以上の結果、当第2四半期累計期間における売上高は6,382百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は493百万円(前年同期比48.4%減)、経常利益は505百万円(前年同期比44.3%減)となり、四半期純利益は404百万円(前年同期比47.4%減)となりました。
(※)出典:『ファミ通ゲーム白書2021』株式会社角川アスキー総合研究所
(2)財政状態の分析
資産につきましては、前事業年度末に比べ403百万円増加し、7,607百万円となりました。これは主として、現金及び預金の増加170百万円、流動資産のその他に含まれる前払費用の増加84百万円、仕掛品の増加73百万円によるものであります。
負債につきましては、前事業年度末に比べ99百万円増加し、1,069百万円となりました。これは主として、未払金の減少120百万円があったものの、流動負債のその他に含まれる契約負債の増加106百万円、買掛金の増加83百万円によるものであります。
純資産につきましては、前事業年度末に比べ304百万円増加し、6,538百万円となりました。これは主として、剰余金の配当139百万円があったものの、四半期純利益の計上による利益剰余金の増加404百万円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は前事業年度より170百万円増加し、5,663百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって増加した資金は377百万円となりました。これは主として、未払金の減少121百万円があったものの、税引前四半期純利益の計上505百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって減少した資金は51百万円となりました。これは主として、敷金及び保証金の差入による支出37百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって減少した資金は135百万円となりました。これは主として、配当金の支払139百万円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は、502百万円であります。なお、当第2四半期累計期間における研究開発活動の状況の重要な変更はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社の資金需要のうち主なものは、新規タイトルの開発や運営にかかる人件費や外注費、サービス提供・拡充のための広告費であります。
当社は、事業運営上、必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、これらの資金需要に対して、営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金を充当することを基本とし、状況に応じて、金融機関からの借入れや各種資本政策等による資金調達で対応することとしております。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。