当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響で急速に悪化した後、持ち直しつつあります。鉱工業生産は、国内外の需要の落ち込みや世界各国の工場停止に伴うサプライチェーン障害により大幅に減少した後、経済活動の再開を受けて持ち直しております。企業収益が製造業、非製造業ともに大きく悪化したことを受け、設備投資は弱い動きとなっております。個人消費は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛の影響などから急速に落ち込んだ後、緊急事態宣言の解除に伴い徐々に持ち直しております。
このような環境のなか、当社グループは、従業員とその家族、来院する飼い主の安全確保、感染拡大防止に最優先に取り組んでまいりました。
動物病院は「社会生活を維持する上で必要な施設」として、事業の継続を要請されてきたことや、動物の二次診療サービスは急なニーズに応えるものが多いことから、新型コロナウイルス拡大による業績への影響は、比較的軽微でありました。
一方、症例実績を発表する場である学会や各種セミナーが開催不可能な状況となるなど、マイナスの影響もありましたが、当社グループは日頃の診療活動を通じた一次診療施設とのコミュニケーション強化を継続することによって、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めてまいりました。その結果、初診数(新規に受け入れた症例数)は3,455件(前年同期比7.2%増)、総診療数(初診数と再診数の合計)は13,314件(前年同期比8.1%増)、手術数は1,077件(前年同期比15.1%増)となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は1,410,410千円(前年同期比3.8%増)と増収となりましたが、利益面では、主に従業員の増加及び待遇改善に伴う人件費増加の影響から、営業利益は196,518千円(前年同期比10.0%減)、経常利益は196,309千円(前年同期比11.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は134,795千円(前年同期比14.9%減)と減益となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は1,361,759千円となり、前連結会計年度末に比べ102,748千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が117,370千円減少したことによるものであります。固定資産は4,429,722千円となり、前連結会計年度末に比べ34,513千円減少いたしました。これは主に減価償却によるものであります。
この結果、総資産は5,791,482千円となり、前連結会計年度末に比べ137,261千円減少いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は826,216千円となり、前連結会計年度末に比べ14,639千円減少いたしました。これは主に1年内返済予定の長期借入金の増加9,532千円及び主に未払法人税等の支払による減少29,394千円によるものであります。また、固定負債は2,785,142千円となり、前連結会計年度末に比べ168,847千円減少いたしました。これは主に長期借入金の返済によるものであります。
この結果、負債合計は、3,611,358千円となり、前連結会計年度末に比べ183,487千円減少いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は2,180,123千円となり、前連結会計年度末に比べ46,225千円増加いたしました。これは主に自己株式取得による増加及び取得自己株式の処分による減少の合計94,466千円並びに親会社株主に帰属する四半期純利益134,795千円によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、営業活動による資金の増加228,656千円、投資活動による資金の減少39,409千円、財務活動による資金の減少306,617千円の結果、前連結会計年度末に比べ117,370千円減少し、1,031,907千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、228,656千円(前年同期比18.1%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益196,309千円、減価償却費118,466千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、39,409千円(前年同期比29.6%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出35,919千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、306,617千円(前年同期比17.4%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出262,741千円及び自己株式の取得による支出147,770千円等によるものであります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、当社グループでは、会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針については特に定めておりません。しかしながら、当社株式の大量買付行為等が当社グループの企業価値及び株主の利益を毀損するおそれがある場合は、当社のみならず当社の株主や取引先、従業員等、当社の利害関係者において重要な事項であることから、株主の皆様から経営を委ねられた者の責務として、企業価値及び株主共同の利益を確保し、向上させるという観点から最も適切と考えられる措置をとるよう対応いたします。
(7) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。