第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 また、当社は、第2四半期の業績開示を平成28年4月期から行っているため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、9月発表の日銀短観によると、大企業全産業のDI(業況判断指数)は前回調査から変動ないものの、中国の景気減速等の海外発の景気下振れリスク要因を含み、先行きに対する不透明感が広がっております。一方、平成27年5月に経済産業省が発表した「平成26年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」によると、平成26年における日本国内のEC市場規模は、前年比14.6%増の12兆7,970億円となるなど、当社グループが属するEC市場については、着実な成長が続いております。

 このような経営環境のもと当社グループは、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーの販売について、自社企画商品の開発に継続して取り組み、付加価値の高い個性的な商品を積極的にリリースするなど、販売拡大に注力いたしました。また、自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」について、「米Amazon(Amazon.com)用自動連携」「eBay用自動連携」といった、国内EC事業者の「越境EC」を支援するアプリのリリース及び、ECショッピングモールや物流事業者のサービスと、ネクストエンジンを自動連携させる機能の提供開始など、プラットフォーム化のメリットを最大限に活用したサービスを積極的に展開いたしました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,839,184千円、営業利益は145,278千円、経常利益は132,697千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は58,764千円となりました。

 なお、当社グループにおける業績のトレンドは、年末におけるクリスマス需要などの影響により、第3四半期連結会計期間の売上が他の四半期連結会計期間に比べて最も大きく、第2四半期と第4四半期連結会計期間は同水準、第1四半期連結会計期間が最も小さくなる傾向にあります。

 セグメントごとの状況は次のとおりであります。

 

① コマース事業

 自社企画商品の開発に積極的に取り組み、ディズニー映画「モンスターズ・インク」の劇中に登場する、エネルギータンク型モバイルバッテリーや、新たに版権を取得して商品化した「ムーミン」のスマートフォンケースなど、個性的な新商品を継続的にリリースいたしました。この結果、コマース事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は2,462,427千円と順調に推移いたしました。セグメント利益(営業利益)については、新たなブランドのEC店舗「Ketchup!」の立ち上げに伴う広告宣伝費の増加や、海外展開の強化に伴う先行投資(主に米国子会社に対する人件費等)の影響により、64,564千円となりました。

 

② プラットフォーム事業

 国内EC事業者の越境ECを支援するアプリのリリース、各種ECモール、物流事業者との連携強化等、ネクストエンジンをプラットフォーム化したメリットを活用したサービスを積極的に展開したことに加え、ECモール主催の展示会にブースを出展するなどの営業活動を展開し、ネクストエンジンの契約増加を図りました。これにより、総契約数2,065社(OEM除く、前連結会計年度末比249社増)、利用店舗数14,864店(同1,392店増、いずれも自社調べ)となりました。この結果、プラットフォーム事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は376,756千円、セグメント利益(営業利益)は80,713千円となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末と比べ45,717千円減少し、2,860,837千円となりました。これは、現金及び預金が345,423千円減少した一方で、受取手形及び売掛金が79,750千円、商品が99,368千円、その他流動資産が53,224千円、海外子会社3社(非連結)設立に伴う関係会社株式を含む投資その他の資産が56,908千円増加したためであります。

 負債につきましては、前連結会計年度末と比べ111,830千円減少し、1,058,000千円となりました。これは主に、未払法人税等が47,836千円減少したことと、1年内返済予定の長期借入金及び長期借入金が86,632千円減少したことによるものであります。

 純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ66,112千円増加し、1,802,836千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益58,764千円の計上と、新株予約権の行使に伴い、資本金及び資本剰余金が7,086千円増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ345,423千円減少し、1,091,655千円となりました。

 当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は153,973千円でありました。これは主に、税金等調整前四半期純利益132,403千円、減価償却費32,708千円等の収入要因に対し、売上債権の増加82,106千円、たな卸資産の増加104,709千円、法人税等の支払い113,453千円等の支出要因があったことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は109,627千円でありました。これは主に、子会社株式の取得36,422千円、有形固定資産の取得9,462千円、無形固定資産の取得34,617千円等の要因によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は79,400千円でありました。これは主に、長期借入金の返済86,632千円の支出要因があったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループのプラットフォーム事業における研究開発活動の金額は、16,650千円であります。なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。