第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善等により緩やかな回復基調で推移いたしましたが、6月日銀短観によると、中国の景気減速や、英国の欧州連合(EU)からの離脱問題等に端を発する円高や株価の不安定な変動を背景に、大企業全産業のDI(業況判断指数)は前回調査より1ポイント悪化するなど、先行きに対する不透明感が増しております。

 このような経営環境のもと当社グループは、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーの販売について、本年3月に商標権を取得した「iFace」シリーズに人気映画キャラクター等のデザインを施したニューモデルを継続的にリリースしたほか、現代人のためのアウトドアスマートフォングッズの新ブランド「ROOT CO.」を立ち上げ、防水性、衝撃耐性、堅牢性を有し屋外での使用を前提とした個性的な新商品をリリースするなど、販売拡大に注力いたしました。また、自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」について、アウトレット通販サイト「OUTLET PEAK」との在庫自動連携、多言語変換機能を備えた「越境EC」自動出品プラットフォーム「LISUTO!」との連携等、プラットフォーム化のメリットを最大限に活用したサービスを積極的に展開いたしました。

 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1,530,738千円(前年同四半期比20.4%増)、営業利益は143,144千円(同250.7%増)、東京証券取引所市場第一部への市場変更費用22,257千円を営業外費用に計上したこと等により経常利益は109,641千円(同174.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は85,988千円(同255.9%増)となりました。

 なお、iPhone等スマートフォンの新機種発表時期や年末のクリスマス需要などの影響により、例年、第2及び第3四半期連結会計期間と比較して、第1四半期連結会計期間は売上が伸び悩む傾向にあります。

 セグメントごとの状況は次のとおりであります。

 

① コマース事業

 Instagram等のSNSで話題となったことで急速に人気が高まった「iFace」シリーズを中心に、引き続き自社企画商品の開発に積極的に取り組み、個性的な新商品を継続的にリリースいたしました。また、人気スマホゲームの日本配信開始を背景として、7月中旬以降、卸販売を中心にモバイルバッテリーの販売が堅調に推移いたしました。この結果、コマース事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は1,301,746千円(前年同四半期比19.6%増)、セグメント利益(営業利益)は96,595千円(同55.1倍)となりました。

 

② プラットフォーム事業

 国内EC事業者の越境ECを支援するアプリのリリース、各種ECモールとの連携強化等、ネクストエンジンをプラットフォーム化したメリットを活用したサービスを積極的に展開したことに加え、コンテンツマーケティングに強みを有する企業との業務提携等、ネクストエンジンの付加価値を向上させる様々な施策を行い、ネクストエンジンの契約増加を図りました。これにより、総契約数2,372社(OEM除く、前連結会計年度末比144社増)、利用店舗数17,719店(同926店増、いずれも自社調べ)となりました。この結果、プラットフォーム事業の当第1四半期連結累計期間の売上高は228,991千円(前年同四半期比24.7%増)、セグメント利益(営業利益)は46,548千円(同19.2%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末と比べ65,785千円増加し、3,082,116千円となりました。これは主に、現金及び預金が265,213千円減少いたしましたが、売上高の増加に伴い売掛金が145,854千円、たな卸資産が110,943千円、商品製造用金型の取得等により有形固定資産が21,076千円増加したこと等によるものであります。

 負債につきましては、前連結会計年度末と比べ18,757千円増加し、1,041,187千円となりました。これは主に、買掛金が86,724千円、未払金が25,871千円増加した一方で、未払法人税等が70,567千円、長期借入金が28,746千円減少したこと等によるものであります。

 純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ47,028千円増加し、2,040,929千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益85,988千円の計上と、配当金の支払い23,504千円、為替換算調整勘定15,858千円の減少によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループのプラットフォーム事業における研究開発活動の金額は、11,872千円であります。なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。