文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、政府の継続した経済政策や日本銀行の金融緩和政策により、雇用・所得環境の改善など緩やかな回復基調が続いたものの、9月発表の日銀短観によると、新興国経済の不確実性の高まりによる円相場の不安定な動きなどを背景に、大企業全産業のDI(業況判断指数)は前回調査から横ばいになるなど、依然として先行きに対する不透明感が拭えない状況が続いております。
このような経営環境のもと当社グループは、モバイル(スマートフォン及び携帯電話)アクセサリーについて、日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」への出店や、新たなキャラクター展開を行った「iFace」シリーズの新作をリリースしたほか、9月に発表された「iPhone7」に対応する商品のスピーディな拡充など、販売拡大に積極的に取り組みました。また、将来的なシステム連携も視野に入れて、中国最大のECモール「天猫国際」に正式出店するなど、グローバル展開にも注力いたしました。
自社開発のECバックオフィスシステム「ネクストエンジン」については、実店舗とEC店舗の在庫連携を実現するアプリ「BCPOS for ネクストエンジン」や、後払いサービスの導入を容易にするアプリ「クロネコ代金後払い自動連携」といった、国内EC事業者の業務の効率化を支援するアプリのリリースを行いました。加えて、EC運営の自動出荷領域の拡大を目指し「株式会社Webの匠」との資本・業務提携を行ったほか、越境EC事業に関する経営資源の相互有効活用を目的とする「株式会社ジェネレーションパス」との業務提携など、他社とのアライアンスに積極的に取り組み、プラットフォームとしての付加価値向上に注力いたしました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,581,371千円(前年同四半期比26.1%増)、営業利益は387,327千円(同166.6%増)、経常利益は356,091千円(同168.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は237,766千円(同304.6%増)となりました。
なお、当社グループにおける業績のトレンドは、年末におけるクリスマス需要などの影響により、第3四半期連結会計期間の売上が他の四半期連結会計期間に比べて最も大きく、第2四半期と第4四半期連結会計期間は同水準、第1四半期連結会計期間が最も小さくなる傾向にあります。
セグメントごとの状況は次のとおりであります。
① コマース事業
人気商品の「iFace」シリーズについてキャラクター展開を強化したほか、iPhone7への対応をタイムリーに行うなど、自社企画商品の開発に積極的に取り組み、個性的な新商品を継続的にリリースいたしました。この結果、コマース事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は3,115,340千円(前年同四半期比26.5%増)と順調に推移いたしました。売上に占める自社企画商品の比率の上昇に伴う利益率改善効果により、セグメント利益(営業利益)は292,305千円(同352.7%増)となりました。
② プラットフォーム事業
ネクストエンジンをプラットフォーム化したメリットを活用し、実店舗とEC店舗の在庫連携を実現するアプリや、後払いサービスの導入を容易にするアプリ等、国内EC事業者の業務の効率化を支援するサービスを積極的に展開し、ネクストエンジンの契約増加を図りました。これにより、総契約数2,457社(OEM除く、前連結会計年度末比229社増)、利用店舗数18,541店(同1,748店増、いずれも自社調べ)となりました。この結果、プラットフォーム事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は466,031千円(前年同四半期比23.7%増)、セグメント利益(営業利益)は95,022千円(同17.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産につきましては、前連結会計年度末と比べ388,493千円増加し、3,404,825千円となりました。これは主に、現金及び預金が392,713千円減少した一方で、売掛金が282,774千円、商品が176,040千円、その他流動資産が107,757千円、有形固定資産が48,079千円、子会社(非連結)の設立及び増資並びに資本提携に伴い関係会社株式が123,453千円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末と比べ165,948千円増加し、1,188,378千円となりました。これは主に、買掛金が144,468千円、未払金が54,372千円それぞれ増加したこと等によるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末と比べ222,544千円増加し、2,216,446千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益237,766千円の計上によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ392,713千円減少し、710,076千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は37,648千円でありました。これは主に、税金等調整前四半期純利益319,115千円、減価償却費66,376千円、仕入債務の増加148,276千円等の収入要因に対し、売上債権の増加286,693千円、たな卸資産の増加182,737千円、法人税等の支払い88,945千円等の支出要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は270,400千円でありました。これは主に、関係会社株式の取得123,460千円、有形固定資産の取得79,732千円、無形固定資産の取得49,009千円等の要因によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は79,636千円でありました。これは主に、長期借入金の返済57,492千円、配当金の支払い23,504千円等の支出要因があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間において、当社グループのプラットフォーム事業における研究開発活動の金額は、14,935千円であります。なお、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。